問題社員の扱い方
地方民間企業の役員です。
立場により意見がさまざまですが、労働者保護の観点で動いていらっしゃる方の率直な意見をお聞かせくださればと思い相談いたします。
当社は設立約40年、従業員30名弱の小さな建設会社です。これまで健全経営を維持しているため会社の余力は十分にあり、経営不振や能力不足を理由とした解雇はありません。
しかし今回、従業員(女性・経理事務・勤続年数5年)の解雇を検討しており、その理由が勤務態度や能力に関するものであるため非常に頭を悩ませています。主な問題としては以下の通りです。
①勤務時間内の私語が多い
②与えられた業務外の業務への介入
③事務員としての適正に欠く
④会社の経営に関する誹謗中傷
⑤同僚に対する誹謗中傷
⑥無申告での残業や休日出勤(手当は適正に支給)
⑦ほか一般常識の欠如
これらにつきましては本人に対し注意しましたが、素直に受け入れないだけでなく反論を展開するなどし、改善の見込みはないと思われます。あまりにも目に余るため「辞めた方がいいんじゃないか」と既に伝えてあります。
継続雇用に関して会社体力に問題はなくとも、周囲への影響があまりにも大きく、今年度採用した新入社員から早くも『我慢できない』『辞めたい』との声が挙がっており、深刻な問題となっております。
ほかの従業員の雇用を安定的に維持するためにも当該従業員の解雇は致し方ないと考えますが、いかがでしょうか。よろしければご意見をお聞かせください。
宜しくお願いいたします。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
本件は勤務態度、職務能力、適格性、協調性、業務指示違反を理由とする解雇ですから、普通解雇といえ...
弊所では、使用者側のご相談は有料でご対応しています。
クラウンズ法律事務所https://www.crownslawoffice.com
弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。
この質問に関連する法律相談
自分は今年9月で60才定年退職予定でしたが、業務引き継ぎのためと上司に頼まれ12月までの約束で再雇用され退職しました。当社の再雇用制度は1年契約しかなく、取り敢えず1年契約書にサインし、12月に退職願を出して受理されました。
退職金は退職の際に受領しま...
従業員が9人ほどの有限会社で厚生年金未加入で国民年金を自分で払いに行っています。清掃サービスの会社らしく、サービス業とのことですが休みは週1おまけに手には生傷が絶えません。
ご助言いただきたく投稿させて頂きます。
2.3ヶ月前に即日解雇になり、
解雇手当や振込み予定だった給与も払っていただけない等
トラブルの真っ最中の状態になっております。(別途労基を通し対応中)
その会社から当時社用車として使用していた車の...
部下が取引業者に暴行をしました。すぐに制止をして、業者に怪我は無く、責任者としてお詫び、部下には厳重注意をして、業者にも許して貰い解決をしました。数ヶ月後同じ部下が同じ業者に品番を間違えたら殺すと発言してしました。業者からは許せないと言われ、上司、人事報...
現在、公立病院で働いている者です
夫の転勤により年末に退職予定で、上司および人事の承認は得ています
交代勤務であるため、職場の勤務状況を判断して、年末も働くことが可能ということは伝えてあります
ただ、それより前に計画的に有休は消化していきたいと思っ...
こんにちは、おうです。
会社が加入している退職金機構の運営不況で来年年始に加入している会社の社員に一人ずつ50万円ほどが請求されることがあり、それを避けるためには全員をいったん退職し、再度入社すれば、新しい退職金機構に加入すれば、50万円を支払う必...
労働問題に関する法律ガイドを見る
就職活動で年間休日をちゃんと確認しないと後悔するかも……その理由とは!?
2018.10.5狙っている企業の年間休日を知ることはとても大切です。年間休日数から、『会社がどのくらい忙しいか』や『休日を取ることに対してどのくらい肝要か』など、会社の内情を予想することができるからです。同業他社に比べて年間休日が多い会社は狙い目かもしれません。続きを読む
無断欠勤で解雇になる基準|許される日数と休んだ際の対処法について
無断欠勤は社会人としてあるまじき行為ですが、法律上では即クビになるほどの重罪行為として扱われていません。この記事では無断欠勤と解雇の関連性についてご紹介します。続きを読む
深夜残業とは22:00〜翌5:00の深夜帯の時間帯に残業をすることです。残業時間は原則として労働基準法で1.25倍以上の割増賃金が発生すると規定され、深夜時間の労働時間も1・25倍以上の割増賃金が発生します。続きを読む
アルコールハラスメント(アルハラ)の事例と勇気を持って防ぐ為の方法
アルコールハラスメントをする人はどういった人なのか、アルコールハラスメントを受けやすい人はどんな特徴をもっているのか。 さらに、アルコールハラスメントを受けた際にはどういった対応をしていくべきなのかなどについて、今回はこの記事で解説していきたいと思います。続きを読む
みなし残業制度とは|定義や違法となるケース・未払い残業代の請求方法
みなし残業制度が適用されている会社でも、適正額が支払われていない場合は、会社に対して未払い分を請求することができます。この記事では、みなし残業制度の定義や違法となるケース、未払い残業代の請求方法などを解説します。続きを読む
フレックスタイム制とは、変形労働時間制の一種で出退勤時間を労働者の判断に委ねる労働時間制度です。会社側で導入の際に、労働時間を調整することができるフレキシブルタイムや従業員が揃って働くコアタイムを定めることによって労働者に範囲内での裁量が与えられます。続きを読む