管理監督者を辞めたい
現在管理監督者の役職なのですが、会社に居る時間が12時間以上です。残業時間は月でだいたい決まってます。それ以上つけられない。体の不調も見られ上司に管理監督者を降りたいと申しでたら、上司からは管理監督者を降りたいなら会社を辞めるしかないと言われた。本当に会社を辞めなくてはいけない?それ以外の選択はないのか?
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
残業代が支給されない労基法上の管理監督者は、経営者と一体的な立場にあって、自分自身が労働時間に...
世の中の管理職の多くは、名ばかり管理職であり、管理監督者には該当しません。
12時間以上の勤務を余儀なくされているようなお立場であれば、そもそも管理監督者には該当しない可能性が高いと思います。
そして、管理監督者ではないとすると、36協定の対象となりますので、会社は、原則として月間45時間以上の時間外労働を命令することはできないはずです。
労基法上の管理監督者に該当せず、12時間以上の勤務をなさっている場合は、かなり多額の未払い残業代が発生している可能性がありますし、月間100時間程度の残業をなさっているとなると体や精神の不調について労災認定がなされる可能性があります。
会社に改善を要求する際に使える事情が多々あるかと思いますので、弁護士にご相談なさってはいかがでしょうか。
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みーくんさん よほどのことだとお察しいたします。確かに、労働者側から役職を一方的に降りること...
よほどのことだとお察しいたします。確かに、労働者側から役職を一方的に降りることは原則できません。その意味では会社のいっていることは間違ってはいません。そこで、その代わりに、病欠、休職を申し出られたら如何でしょうか? 会社には安全配慮義務がありますから、病気の労働者をそのまま勤務させ続けていることは安全配慮義務違反です。ただ、人事考課などで低い査定となるでしょうが・・・ また、管理監督者とは具体的にどのような職務・地位ですか? 会社が勝手に管理監督者と決めても、労働基準法の管理監督者ではない可能性が高いです。その場合には、残業代もきちんととれます。以上について、労働法についてかなり詳しい弁護士を探し、相談に行かれて、今後の対応を考えるべきです。弁護士回答の続きを読む
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