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函館市で労働問題に強い初回の面談相談無料な弁護士一覧

初回面談料0円

秘密厳守

北海道の労働に関わる基本情報
平均残業代 残業代支給額
平均1.5万円/月
全国平均:1.7 万円
平均残業時間 月の残業時間
平均8.7時間/月
全国平均:9.2 時間
労基違反件数 労基違反件数
724件/年
全国:17594 件

北海道函館市で労働問題に強い弁護士 が1件見つかりました。

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アディーレ法律事務所 函館支店

住所
〒040-0063
北海道函館市若松町14丁目ー10函館ツインタワー9階
最寄駅
JR「函館駅」より徒歩3分 函館市電「函館駅前駅」より徒歩2分
営業時間
平日:09:00〜22:00 土曜:09:00〜22:00 日曜:09:00〜22:00 祝日:09:00〜22:00
対応地域
北海道
弁護士
羽田 将輝【函館支店長】
定休日
1件中 1~1件を表示

函館市で労働問題を弁護士に相談する前に知っておきたいこと

函館市で働く人が残業代の未払い、解雇、職場のいじめ・嫌がらせに直面したとき、どこに連絡すれば話が前に進むのかを先にまとめます。相談先は複数ありますが、会社に対して金銭の請求や交渉を代わりに進められるのは弁護士だけです。

函館市で働く人が最初に押さえる4点

労働基準監督署は函館署が道南全域を管轄する
函館市の勤務先は函館労働基準監督署(新川町25-18 函館地方合同庁舎)の管轄です。北斗市・七飯町など渡島・檜山で働く人も同じ署に申告します。
函館弁護士会の労働相談は労働者側なら無料
函館法律相談センター(上新川町1-3)では、労働者からの労働問題の相談が無料です。毎週月・木の午後に加え、毎月第2・4水曜の夜間相談もあります。
請求できる期間には期限がある
未払い賃金・残業代は3年で請求できなくなります。給与明細を確認した月から、毎月1か月分ずつ消えていきます。
弁護士に頼むと会社との交渉を任せられる
監督署や相談窓口は助言・指導までで、会社から金銭を取り立てることはしません。費用は回収額の2〜3割が目安で、着手金無料の事務所もあります。請求額の計算、内容証明、函館地方裁判所への労働審判の申立てまで任せるなら、このページの弁護士一覧から相談先を選んでください。

数字で見る北海道の労働相談【2025年度】

北海道では年間3万5千件を超える労働相談が公的窓口に寄せられ、その3割が「会社と争いになっている」段階の相談です。同じ悩みを持つ人は多く、相談すること自体は珍しくありません。2025年度に道内18か所の総合労働相談コーナーへ寄せられた相談の数字です。

項目 北海道 前年度比 全国
総合労働相談件数 35,871件 +522件 1,198,010件
民事上の個別労働関係紛争の相談件数 11,416件 +997件 277,053件
労働局長による助言・指導の申出件数 195件 −9件 9,616件
紛争調整委員会によるあっせん申請件数 147件 +56件 4,486件

出典:北海道労働局「個別労働紛争解決制度の施行状況(令和7年度)」厚生労働省「令和7年度個別労働紛争解決制度の施行状況」

北海道は「いじめ・嫌がらせ」が15年連続で最多

北海道内の民事上の個別労働関係紛争11,416件の内訳は、「いじめ・嫌がらせ」2,655件(23.3%)が最も多く、平成23年度から15年連続の1位です。次いで「自己都合退職」2,374件(20.8%)、「解雇」1,587件(13.9%)、「労働条件引下げ」1,267件(11.1%)と続きます。あっせん申請が前年度から61.5%増えている点も特徴で、話し合いでは収まらず第三者を入れる段階まで進む事案が増えています。

助言・指導を申し出た労働者の就労形態は、正社員が49.2%、有期雇用労働者24.1%、短時間労働者17.9%、派遣労働者3.0%です。契約社員・パート・派遣の人も半数近くを占めており、雇用形態を理由に相談をためらう必要はありません。

函館市で働く人の規模と産業

令和2年国勢調査によると、函館市の労働力人口は114,775人、就業者は109,183人です。産業別では「医療、福祉」が全体の17.4%で最も多く、「卸売業、小売業」16.8%、「建設業」8.2%と続きます。女性は「医療、福祉」だけで26.5%を占め、男性は「卸売業、小売業」14.8%が最多です。完全失業率は4.9%で前回調査から改善しています。

人手不足が続く医療・福祉や、シフト制が多い小売・宿泊の職場でも、労働基準法の労働時間・賃金のルールと最低賃金(北海道は2025年10月4日から時間額1,075円)は正社員と同じように適用されます。時給が1,075円を下回っていないか、休憩や残業の扱いが契約書どおりかを、まず給与明細で確かめてください。

出典:函館市「函館市の人口(令和2年国勢調査結果)」厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」

函館市の勤務先は函館労働基準監督署の管轄になる

労働基準監督署へ申告するときの窓口は、自分の住所ではなく勤務先の所在地で決まります。函館市内の会社なら函館労働基準監督署です。道南は函館署1つが広く管轄しているため、函館市外の勤務先でも窓口が変わらないケースが多くあります。

名称 所在地 電話番号
函館労働基準監督署 〒040-0032 函館市新川町25-18 函館地方合同庁舎 0138-87-7605(方面:労働条件・解雇・賃金)
0138-87-7607(労災課)
0138-87-7600(総合労働相談コーナー)
労働基準監督署 管轄区域
函館 函館市、北斗市、松前郡、上磯郡、亀田郡、茅部郡、山越郡、瀬棚郡、檜山郡、爾志郡、久遠郡、奥尻郡、二海郡

総合労働相談コーナーの受付は平日9:00〜16:30(土日祝・年末年始は閉庁)。相談は無料・秘密厳守で、匿名でも受け付けています。

出典:厚生労働省「労働基準監督署管轄一覧(北海道)」北海道労働局「函館労働基準監督署」

監督署は労働基準法違反があれば会社に是正勧告を出しますが、未払い分を会社から取り立てて本人に渡す手続は行いません。動いてもらうにはタイムカードの写しや給与明細など違反を示す資料が必要です。「支払わせたい」「解雇を撤回させたい」という段階では、弁護士に交渉を任せる方が結果につながります。

函館市で無料で労働相談できる場所

函館市内には国・道・弁護士会・法テラスの窓口がそろっています。特に函館弁護士会は労働者からの労働問題の相談を無料にしているので、「まず弁護士に話したい」人は最初からここを使えます。

窓口 できること・受付 電話番号
函館弁護士会 函館法律相談センター(上新川町1-3 函館弁護士会館) 弁護士による相談。労働者からの労働問題は無料。毎週月・木 13:00〜16:00、第2・4水曜 17:30〜19:30(夜間相談)。予約制(受付は平日10:00〜16:00) 0138-41-0232
函館総合労働相談コーナー(函館労働基準監督署内) 労働問題全般をワンストップで相談。平日 9:00〜16:30 0138-87-7600
労働条件相談ほっとライン(厚生労働省委託) 残業代不払い・過重労働・パワハラなど。平日 17:00〜22:00、土日祝 9:00〜21:00。無料 0120-811-610
北海道 ハラスメント・労働相談コール ハラスメントを含む労働問題全般。月〜金 17:00〜20:00、土 13:00〜16:00。無料・携帯可 0120-81-6105
北海道 中小企業労働相談所(美原4-6-16 渡島総合振興局内) 労働問題全般の相談。北海道労働委員会のあっせん(無料)の案内も受けられる 0138-47-9457
法テラス函館(若松町6-7 ステーションプラザ函館5階) 収入・資産が基準以下の人向けの無料法律相談と弁護士費用の立替。平日 9:00〜17:00 0570-078390

出典:函館弁護士会「函館法律相談センター」函館市「労働相談機関のご紹介」北海道「労働相談全般」法テラス「法テラス函館」

平日夜間・土日・当日に相談したい場合

公的窓口の受付は平日の日中が中心ですが、函館は夜間の選択肢が比較的そろっています。電話なら労働条件相談ほっとライン(平日17:00〜22:00、土日祝9:00〜21:00)北海道のハラスメント・労働相談コール(平日17:00〜20:00、土曜13:00〜16:00)、対面なら函館弁護士会の夜間相談(第2・4水曜17:30〜19:30)が使えます。

解雇を言い渡された当日や休日にすぐ動きたいときは、民間の法律事務所の受付を使ってください。函館市内・道内対応の事務所には、夜間・土日祝の面談、電話・メール・LINE・オンライン面談、24時間受付のWeb予約フォームに対応しているところがあり、初回相談無料の事務所もあります。このページの一覧で「休日相談」「オンライン面談」「初回相談無料」の表示を確認し、当日または翌営業日に話せる事務所から連絡してください。

窓口ごとに「できること」が違う

監督署・道の窓口は、法律の説明と助言、会社への指導やあっせんの場づくりまでが役割です。会社が応じなければそこで止まります。函館弁護士会の無料相談と法テラスは弁護士が直接話を聞く窓口で、そのまま依頼につなげられます。「まず状況を整理したい」なら電話相談、「会社に請求したい」なら弁護士が話を聞く窓口へ進んでください。

相談前に用意しておくもの

手元にあるものだけで構いません

  • 雇用契約書・労働条件通知書・就業規則の写し(残業や退職金のルールが書いてあります)
  • 直近1年分の給与明細と、タイムカード・シフト表・退勤時刻が分かるメールやアプリの記録
  • 解雇通知書・退職勧奨のメール・LINEのやり取り(口頭で言われた内容は日時とともにメモしておきます)
  • ハラスメントの録音・日記・診断書(体調不良で受診した場合)

函館市で弁護士への相談が多い労働トラブル

北海道労働局の相談内訳の上位と、弁護士が代理して解決を図る場面をつなげて整理します。

職場のいじめ・嫌がらせ(パワハラ・セクハラ)

北海道で15年連続最多の相談内容です。事業主にはパワーハラスメント防止のための措置義務があり、放置した会社には損害賠償を請求できるケースがあります。弁護士は録音・メール・診断書から立証できる事実を整理し、会社への是正要求や慰謝料請求を進めます。

退職をめぐるトラブル(退職を認めない・退職強要)

「自己都合退職」の相談は北海道で2番目に多い内容です。退職届を受け取ってもらえない、損害賠償をちらつかせて引き止められる、逆に退職を強要される場合は、弁護士が代理人として会社に通知し、離職票や未払い賃金の受け取りまで対応します。民間の退職代行サービスと違い、弁護士は退職の意思表示だけでなく有給休暇の消化や未払い分の請求交渉まで一括で進められます。

不当解雇・雇い止め

客観的に合理的な理由がなく社会通念上相当と認められない解雇は不当解雇として無効です。即日解雇なら30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)の支払いも求められます。弁護士は解雇理由証明書を会社に請求させ、地位確認と解雇後の賃金(バックペイ)の請求、または金銭による解決のどちらを目指すかを一緒に決めます。

労働条件の引き下げ・賃金カット

就業規則の変更で一方的に給与や手当を下げられた場合、変更の合理性が争点になります。弁護士は変更前後の規則と給与明細を比べ、差額の請求可否を判断します。有給休暇を取らせない、申請すると減給するといった扱いも同じく労働条件の問題として相談できます。

労災(過労によるうつ病・脳や心臓の病気・仕事中のけが)

2025年度に北海道内で精神障害を理由に労災を請求した人は149人、支給が決まった人は38人です。脳・心臓疾患では請求36人、支給9人です。労災保険の給付は監督署への請求で受けられますが、会社に安全配慮義務違反があれば、保険でカバーされない慰謝料や逸失利益を会社に別途請求できます。弁護士は労災申請の書類作成と、会社への損害賠償請求の両方を進めます。

残業代の未払い・最低賃金割れ

固定残業代やシフト制で残業代が計算されていないケース、時給換算で最低賃金1,075円を下回るケースが対象です。弁護士は勤務記録から未払い額を算出し、遅延利息や付加金を含めて請求します。

出典:厚生労働省「令和7年度 過労死等の労災補償状況」(別添 都道府県別表)

制度の参考:e-Gov法令検索「労働施策総合推進法」(第30条の2)e-Gov法令検索「労働契約法」(第10条・第16条)e-Gov法令検索「労働基準法」(第20条・第22条・第37条・第39条・第114条)

北海道労働局に寄せられる労働トラブルの典型例

北海道労働局が案内している相談事例に、弁護士に依頼したときに進むことを並べて整理しました。同じ状況なら、あなたのケースも同じ進め方ができます。

種類 相談の例 弁護士に頼むと進むこと
不当解雇・雇止め 社長から急に解雇され納得できないので和解金を求めたい/契約更新前に納得できない理由で雇止めされ、復職を求めたい/業績悪化で整理解雇され、退職金の上乗せを求めたい 解雇理由証明書の取得、解雇予告手当・解雇無効の主張、解決金の交渉・労働審判
配転・引下げ 一方的に異動を命じられ賃金も減額されたので、差額を求めたい 配転命令・減額の有効性の検討、差額賃金の請求
退職 執拗な退職勧奨で退職せざるを得なくなったので和解金を求めたい/後任を見つけないと辞めさせないと言われたが退職したい 退職の意思表示を代理で通知、退職強要への損害賠償請求
いじめ・嫌がらせ 同僚からの暴言・嫌がらせでやむなく退職したので、会社に慰謝料を求めたい 証拠の整理、会社の安全配慮義務違反を根拠にした慰謝料請求

助言・指導とあっせんは匿名不可・無料で、会社が話し合いに応じない場合はそこで終了します。会社に主張を伝えていない段階は「紛争」に当たらず、あっせんの対象になりません。

出典:北海道労働局「個別労働紛争解決制度の施行状況(令和7年度)」資料2・資料3

いずれも「会社に金銭や復職を求めたい」段階の相談です。この段階では、会社が応じなければ終わる行政の助言・あっせんより、代理人として請求・交渉できる弁護士に切り替えると解決までの道筋が具体的になります。

弁護士に依頼するとできること

依頼した日から、会社とのやり取りの窓口はすべて弁護士に替わります。あなたがやることは、手元の資料を渡すことと、「未払い分を払わせたい」「解雇を撤回させたい」といった希望を伝えることの2つです。金額の計算、書面の作成、会社との交渉、裁判所での手続は、次の流れで弁護士が代わりに進めます。函館市の場合、交渉がまとまらなければ函館地方裁判所で労働審判を申し立てる流れが一般的です。

証拠の整理と請求額の算定

「いくら請求できるか」を弁護士が計算します。給与明細と勤務記録から未払い額を算出し、解雇やハラスメントでは時系列と立証できる事実を整理します。タイムカードが手元になくても、会社への開示請求を弁護士が行って集めます。

内容証明の送付と交渉

弁護士名で請求書を送り、以降の会社からの連絡はすべて弁護士が受けます。あなたが上司や社長と直接話す場面はなくなります。多くの事案はこの段階で支払いや解決金の合意に至ります。

労働審判(函館地方裁判所)

申立書の作成から期日への同席・主張の代弁まで弁護士が行います。労働審判は原則3回以内の期日で審理を終える手続で、全国の統計では65.5%の事件が申立てから3か月以内に終了しています。函館市の場合は函館地方裁判所(函館市上新川町1-8)で取り扱われ、申立ては本庁1階の受付(0138-38-2340)で受け付けています。

訴訟

労働審判に異議が出た場合や、事実関係の争いが大きい場合は訴訟に移行します。主張・証拠の提出から判決・和解まで弁護士が代理し、あなたは要所の判断(和解に応じるかなど)だけを行います。

出典:裁判所「労働審判手続」函館地方裁判所「窓口案内」e-Gov法令検索「労働審判法」(第15条)

請求できる期間には期限がある

労働問題の請求権には時効があります。特に賃金は「支払日ごと」に3年で消えるため、相談を1か月遅らせると1か月分が請求できなくなります。

請求の種類 期限
未払い賃金・残業代 各支払日から3年(当分の間)
退職金 支払日から5年
ハラスメント等の損害賠償(不法行為) 損害と加害者を知った時から3年(生命・身体の侵害は5年)
解雇無効の主張 法定の期限なし。時間が経つほど不利になるため早期に

出典:e-Gov法令検索「労働基準法」(第115条・附則第143条)e-Gov法令検索「民法」(第724条・第724条の2)

時効は弁護士が内容証明で請求すると6か月間完成が猶予され、労働審判や訴訟を申し立てると進行が止まります。「もう遅いかもしれない」と思う時期でも、まず給与明細の一番古い月を確認して相談してください。

函館市で労働問題に強い弁護士の選び方

函館市の法律事務所は札幌ほど数が多くないぶん、絞り込みは難しくありません。選び方は「労働者側の実績で2〜3か所に絞る → 無料相談で同じ話をする → 見通しと費用に即答できた事務所に依頼する」の3ステップです。

労働者側の実績がある事務所だけ残す

このページの一覧から、残業代請求・解雇・ハラスメントなど自分と同じ種類のトラブルの解決実績を載せている事務所を2〜3か所選びます。労働者側の代理を明示していない事務所と、使用者側専門の事務所は方針が合わないので外します。函館地裁での労働審判・訴訟まで対応できるかもここで見ておきます(札幌など市外の事務所なら、オンライン面談の可否と出張費の扱いで判断します)。

無料相談で同じ内容を話す

初回相談無料の事務所か函館弁護士会の無料枠を使い、残した2〜3か所に同じ資料を見せて同じ説明をします。セクハラなど話しにくい内容なら、予約の電話で女性弁護士の対応を頼めるかどうかも比較材料にします。

見通しと費用に即答できた事務所に依頼する

聞くことは「見通し(勝てる可能性・回収見込み・期間)はどうか」「費用の総額は着手金・報酬金・実費に分けるといくらか」の2つです。どちらにも具体的な数字で答えた事務所が、あなたと同じ案件を扱い慣れている事務所です。

弁護士費用の相場と回収額の目安

弁護士費用は事務所ごとの自由設定ですが、目安になる公的なデータはあります。結論から言うと、未払い残業代や解決金として100万円を回収するケースなら、費用を差し引いても手元に70〜80万円程度が残る計算になる事務所が多く、函館では相談だけなら弁護士会の無料枠から始められます。

相談料・着手金・報酬金の目安

費用の種類 目安 根拠・補足
法律相談料 1時間1万円、または30分5,000円。初回無料の事務所も多い 日弁連アンケートで「1万円」56%・「5,000円」36%。函館弁護士会の労働相談(労働者側)と法テラス(資力基準あり)は無料
着手金(解雇事件) 20万〜30万円 月給30万円の人が懲戒解雇の無効を争い復職した例。労働審判ならこれより低い傾向
報酬金(解雇事件) 30万〜50万円 同上の例。復職や解決金の獲得が「成功」に当たる
着手金・報酬金(残業代など金銭請求) 着手金は回収見込み額の約8%、報酬金は回収額の約16%(300万円以下の場合)が一つの基準。着手金無料・報酬金のみの事務所もある 2004年まで日弁連が定めていた旧報酬基準を参考にする事務所が多い。料金表は事務所ごとに必ず確認
裁判所への手数料(労働審判) 請求額100万円で5,000円、300万円で10,000円(訴訟はその2倍) ほかに郵便料が数千円かかる。労働審判から訴訟に移行した場合は差額を追納

出典:日本弁護士連合会「市民のための弁護士報酬ガイド(2008年度アンケート結果版)」裁判所「手数料額早見表」

残業代100万円を回収した場合の手取り試算

月3万円の未払い残業代が3年分(36か月)あれば、請求額は108万円です。着手金8%・報酬金16%の基準で計算すると、費用は約26万円(着手金約8.6万円+報酬金約17.3万円)で、手元に約82万円が残ります。着手金無料・報酬金20〜25%型の事務所なら、初期費用ゼロで着手し、回収後に約22〜27万円を精算する形になります。どちらのタイプでも、相談を1か月遅らせるごとに時効で3万円分が消えるため、費用より先に「いつ動くか」が手取りを左右します。

見積もりで確認する4点

  • 着手金の有無と金額(交渉→労働審判→訴訟と段階が進むごとに追加があるか)
  • 報酬金の計算方法(回収額の何%か、解雇撤回など金銭以外の成果の場合はいくらか)
  • 実費の範囲(内容証明の郵送料、裁判所への手数料、交通費)
  • 途中で解決した場合や回収できなかった場合の費用、分割払い・後払い(回収額からの精算)に対応しているか

法テラスを使える人の条件と立替の目安

手取り月収と貯金が次の基準以下なら、法テラス函館で無料相談(同じ問題で3回まで)と弁護士費用の立替を利用できます。立替金は月5,000〜10,000円程度の分割で返済し、会社から金銭を回収できたときは原則そこから一括精算します。

家族人数 手取り月収の基準 現金・預貯金の基準
単身 182,000円以下 180万円以下
2人家族 251,000円以下 250万円以下
3人家族 272,000円以下 270万円以下
4人家族 299,000円以下 300万円以下

家賃・住宅ローンを負担している場合は一定額を月収基準に加算できます。訴額100万円の金銭請求訴訟を弁護士に依頼した場合の立替標準額は、実費23,000円+着手金132,000円です。

出典:法テラス「民事法律扶助のしおり」法テラス「無料法律相談・弁護士等費用の立替」

基準に当たるかどうかは法テラス函館(0570-078390)に電話すればその場で確認できます。当たらない場合でも、函館弁護士会の無料労働相談と着手金無料の事務所を組み合わせれば、初期費用をかけずに請求を始められます。

函館市の労働問題と弁護士に関するよくある質問

会社に知られずに相談できますか?

できます。弁護士には守秘義務があり、相談した事実を会社に伝えることはありません。総合労働相談コーナーや函館弁護士会の相談も同様です。会社に連絡が入るのは、依頼後に弁護士名で請求書を送る段階からで、そのタイミングは本人と相談して決めます。

勤務先が函館市外(北斗市・七飯町など)でも函館市の弁護士に頼めますか?

頼めます。弁護士の対応範囲に地域の制限はありません。労働基準監督署の管轄は会社の所在地で決まりますが、北斗市・七飯町を含む渡島・檜山の大半は函館署の管轄です。労働審判の申立先も会社の所在地か自分が働いていた事業所の所在地を管轄する地裁で、道南の事件は函館地裁になるケースが多いです。

函館弁護士会の無料相談と事務所の初回無料相談はどちらがよいですか?

どちらも弁護士に無料で話せる点は同じです。函館法律相談センターは相談日が決まっている(月・木の午後、第2・4水曜の夜間)ので、日程が合えばまず使ってください。急ぎの場合や、依頼を前提に費用や進め方まで比べたい場合は、このページの一覧から初回相談無料の事務所へ直接連絡する方が早く進みます。

証拠が手元にありません。それでも相談できますか?

できます。給与明細や雇用契約書がなくても、出退勤の記録が残るスマートフォンのアプリ、業務メールの送信時刻、同僚の証言など、集め直せる証拠は少なくありません。会社に対してはタイムカードや賃金台帳の開示を求めることもできます。何を集めれば請求が成り立つかは、初回相談で弁護士が手元の状況を聞いてその場で挙げてくれます。

退職した後でも残業代を請求できますか?

できます。退職後でも各支払日から3年以内の分は請求できます。在職中に言いにくかった人が退職後にまとめて請求するケースは多く、会社との接点がなくなった分、交渉は弁護士に任せやすくなります。

労働基準監督署に申告すれば会社は支払ってくれますか?

必ず支払われるとは限りません。監督署は違反があれば是正勧告を出しますが、支払いを強制する権限はなく、金額の計算や取り立ての代理もしません。勧告で会社が任意に支払えば解決しますが、応じない場合は弁護士による請求・労働審判が必要になります。

パート・アルバイト・派遣でも弁護士に依頼する意味はありますか?

あります。北海道労働局に助言・指導を申し出た人の約半数は正社員以外の労働者です。有期契約でも雇い止めには法律上の制限があり、時給が最低賃金1,075円を下回る場合は差額を請求できます。請求額が小さいと感じても、初回無料相談で見込み額と費用を出してもらえば、「依頼して手元にいくら残るか」の数字で判断できます。

労働組合の活動を理由に解雇や不利益な扱いを受けました。どこに相談できますか?

労働組合への加入や正当な組合活動を理由とする解雇・配転・嫌がらせは、労働組合法第7条が禁止する「不当労働行為」です。不利益を受けた労働者・労働組合は、行為があった日から1年以内に北海道労働委員会へ救済を申し立てられます。解雇の撤回や賃金の支払いを会社に個別に請求したい場合は弁護士が代理できるので、救済申立てと弁護士による請求のどちらで進めるかを含めて初回相談で方針を決められます。

労働審判はどのくらいの期間で終わりますか?

原則3回以内の期日で審理を終える手続で、全国統計では申立てから3か月以内に終わる事件が65.5%です。函館市の場合は函館地方裁判所で行われます。訴訟に比べて短期間で解決する手続なので、在職中に決着をつけたい人にも選ばれています。

函館市で弁護士を探す 自分のトラブルに対応できる事務所を比べて選んでください

取扱い分野、初回相談料、対応時間、オンライン面談の可否、対応エリアは事務所ごとに異なります。掲載情報を複数見比べて、いまの状況に合う相談先を検討してください。

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