新型コロナウイルスの感染が世界に大きな影響を与え、日本の働き方も変わってきた昨今。
会社に出勤することが当たり前だったのが、リモートワークが中心になっている企業も増えてきました。
しかし、リモートワークになっても会社員にとって切り離せないのが“職場の人間関係”。特に職場の上司に対し、「この人とは合わない!」と不満を持っている人は少なくないでしょう。
そこで、この記事では上司と合わないときに考え直すべきことやストレスをなくす上手な働き方について紹介します。
職場の人間関係は転職する理由にも挙げられるほどです。上司との関係で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
【この記事で分かること】
✓よくある上司と合わない理由
✓上司と合わないときに何を考えればいいのか
✓ストレスを無くす上手な働き方
一刻も早く今の職場から逃げ出したい場合は…
仕事は人生の大部分を占め、職場での精神的苦痛は、うつ病にかかってしまうリスクを引き起こします。
いざという時会社は守ってくれません。自分の身は自分で守りましょう。
今の職場にどうしても耐えられない場合は、新しい職場を見つけることも解決策の一つです。
新しい職場を見つけていれば、お金の心配や、退職を言い出しにくい状況からも自ずと解放されます。
転職活動をまだ始めていない方は、まずは以下の『転職エージェント診断ツール』を利用して、ピッタリな転職エージェントを利用しながら、パワハラのない快適な職場への転職活動を始めていきましょう。
職場の上司と合わない!はよくあること
職場の上司と合わないと思っているのは何も自分だけではありません。
マイナビニュース男女会員500人に行った調査では、「この人、合わないなと思った上司はいますか?」という問いに対し、8割以上の人が「はい」と回答したことが分かりました。
少し意外かもしれませんが、相性の合う上司と仕事している人のほうが珍しいということです。
【引用】マイナビニュース|合わない上司との関係性、最終的にはどう対応した?
よくある職場の上司と合わない5つの理由
「職場の上司と合わない」と感じる理由として、よくある5つを紹介します。
中には人間同士の相性だけでは済まされないような理由もあるので、自分が当てはまるかどうかチェックしてみてください。
①感情的でパワハラをしてくる
パワハラという言葉が流行り、だいぶ淘汰されてきましたが、やはりまだパワハラをする上司は一定数存在します。
感情のコントロールができず、すぐに怒鳴ったりイライラした態度を取ったりと、部下のことを考えない上司に「合わない」と感じた人も多いでしょう。
中には、気に入らないことがあると無視する、外見をいじってくるなど、社会人というより人として問題がある上司が多いのも事実です。
②自分のやり方・考え方を押し付けてくる
自分のやり方や考え方が正しいと勘違いしている上司も数多くいます。考え方は人それぞれですし、仕事のやり方も1つではないはずです。
本当はいろいろな考え方ややり方を吸収したいと思っている人には「合わない」と感じるきっかけになっても不思議ではありません。
その上司が成果を出していて仕事も効率的なら話は別ですが、基本的に考え方ややり方を押し付けられて良い気になる人はいないでしょう。
➂スキルがないのに上から目線
会社によっては、スキルがなくても勤続年数や勤務態度などを理由に昇任することもあるでしょう。
そんなスキルのない上司に上から目線で指示されると、つい「イラッ」としてしまう人も多いはずです。
尊敬しているから言うことを聞くのであって、仕事のできない上司から物言われてもストレスが溜まるだけですよね。
➃コミュニケーションが取りづらい
コミュニケーションは仕事を円滑に進めるうえでもとても重要な要素のひとつです。
しかし、中には「話しかけづらい」「どう接していいのか分からない」「人の気持ちを考えられない」など上司のコミュニケーション能力の低さに悩まされている人も多いでしょう。
無口なだけならまだしも、絡みづらい上司に対して「合わないな」と感じた人もいるはずです。
職場の上司がコミュ障です。イライラします。話を切る上手い相槌の返し方を教えて下さい。
【引用】Yahoo!知恵袋
➄性格が合わない
パワハラなどは無くても、単純に性格が合わないと上司に対して苦手意識を持ってしまうことがあります。
上司は気遣いのつもりでも、性格が合わないと部下はおせっかいに感じたりありがた迷惑に思えたりするものです。
小さなことのように思えますが、毎日繰り返されると積もり積もってストレスになる可能性も十分考えられます。
上司と性格合わなくて、仕事内容もプレッシャー高い仕事をやめようか迷っています。たすけてください。
【引用】Yahoo!知恵袋
上司と合わないときに考え直すべき2つのこと
合わない上司がいるとイライラしたり腹が立ったりすることもあるでしょう。
性格が合わないなら仕方ありませんが、本当に上司だけの問題なのでしょうか?退職理由が「職場の上司と合わなかったから」という人は珍しくありません。
しかし、転職先で合わない上司がいないという保証はなく、また同じことを繰り返す可能性も十分考えられます。
まずは冷静になって、“なぜ上司と合わないのか”を、考え直してみてください。
本当に自分に非がないか考える
まずは、合わない理由が本当に上司だけの問題なのか考えましょう。
もしかしたら、自分の態度や働き方に原因があるかもしれません。「この人と合わないな」と苦手意識を持っていると、自然と顔や態度に出てしまうものです。
その態度を見て、上司は「こいつ、態度悪いな」と思ってしまうこともあるでしょう。
また、最近ではゆとり世代やさとり世代と昭和を生き抜いた人たちとの考え方の違いが注目させるようになってきました。
考え方が違えば仕事への向き合い方も当然変わってきます。そうしたズレが「合わない」の原因になっているのかもしれません。
上司の言動の背景を考える
「なぜ、あんなことを言ったのか」「なぜ、あんな行動を取ったのか」など、上司の立場になって、言動の背景を考えましょう。上司と部下では立場も求められていることも違います。
一度上司の立場になって考えることで、「なぜ?」と思っていた上司の言動も理解できるようになるかもしれません。
また、その背景に自分の態度や行動があったのなら、明日から少し意識して変えてみましょう。
合わない理由を上司だけのせいにするのではなく、自分から歩み寄る姿勢はとても大事なことです。
上司と合わないときの「上手な働き方」
嫌いな人や合わない人のことを無理に考えたくないという方も多いでしょう。
そんな方は、無理に関わるのではなく、上司との接し方を変えてストレスのないよう上手に働くことをおすすめします。
それでは、ストレスを溜めない上手な働き方をお伝えします。
仕事と割り切って付き合う
まずは、仕事と割り切って付き合う方法です。
よく考えると、上司は家族でもなければ友達でもなく、ただの仕事上の関係でしかないのです。
「この上司とは仕事の関係だから」と割り切れば、大抵のことは気にならなくなってきます。お笑いが好きな方は、オフィスに入る前に「ショートコント 社会人」と言い聞かせて入るにも良いでしょう。
職場には他にも上司や先輩はいるはずです。困ったときは、合わない上司以外の人に頼ってみるのも上手な働き方のひとつです。
あまり深入りせず距離をおく
続いては、あまり深入りせずに距離をおく方法です。ストレスが溜まるのであれば、無理にコミュニケーションを取る必要はありません。
言われたことには丁寧に返事して、時には席を外すなどしながら表面上で付き合うようにしましょう。
しかし、ここで覚えておきたいのは“相手は上司”だということです。仕事に支障のない程度に、上手く距離を置くのがポイントになります。
上司との関係がストレスで鬱になることも…。
職場の上司との関係がストレスで「仕事に行きたくない…。」「吐き気がする」と悩んでいる方も多いでしょう。
中には、ストレスの限界を超え、適応障害やうつ病になってしまう人も少なくありません。
しかし、適応障害やうつ病になってからでは遅く、そうなっては職場にも迷惑が掛かってしまいます。そのため、ストレスが溜まり過ぎる前に対処するようにしましょう。
職場のストレスはプライベートで発散しよう
一番手早く、すぐに出来るのがプライベートで発散する方法です。
趣味があれば趣味に没頭する、カラオケで大声を出す、自然の中に行って癒されるなど、自分なりの発散方法を見つけておくと、気持ち的にもラクになるはずです。
部署異動したいと申し出よう
職場にもよりますが、可能なら異動願いを出しましょう。
もし出しづらいのであれば、直属の上司よりも役職の高い人や職場にいる他の上司に相談すると、上手く異動を斡旋してくれることもあります。
周りの人を上手く巻き込んで対処するようにしましょう。
それでもダメなら転職エージェントに相談!
ここまで「上司と合わない」と感じた時の考え方や働き方などお伝えしてきましたが、それでもダメなら転職エージェントに相談してみてください。
転職エージェントは、職場での状況や悩みなどを聞いたうえで適切なキャリアプランを提案してくれるので、職場に相談相手がいないという方にもうってつけです。
参考:【2022年2月】転職エージェントランキング
まとめ
理由はさまざまですが、職場の上司と合わないということはよくあることです。
「なぜ、上司と合わないのか」自分なりに考えてみることも大事ですが、それが逆にストレスになってしまうならそこまで深く考える必要はありません。
仕事の関係と割り切って、仕事に支障が出ない程度に距離をおくようにしましょう。
上司との関係は、退職や転職を考える理由のひとつでもあります。職場で解決できないのなら、第三者である転職エージェントに相談してみることで新しい道が開けるかもしれません。
一刻も早く今の職場から逃げ出したい場合は…
仕事は人生の大部分を占め、職場での精神的苦痛は、うつ病にかかってしまうリスクを引き起こします。
いざという時会社は守ってくれません。自分の身は自分で守りましょう。
今の職場にどうしても耐えられない場合は、新しい職場を見つけることも解決策の一つです。
新しい職場を見つけていれば、お金の心配や、退職を言い出しにくい状況からも自ずと解放されます。
転職活動をまだ始めていない方は、まずは以下の『転職エージェント診断ツール』を利用して、ピッタリな転職エージェントを利用しながら、パワハラのない快適な職場への転職活動を始めていきましょう。