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神戸市で労働問題に強いLINE予約可能な弁護士一覧

兵庫の労働に関わる基本情報
平均残業代 残業代支給額
平均1.8万円/月
全国平均:1.7 万円
平均残業時間 月の残業時間
平均8.7時間/月
全国平均:9.2 時間
労基違反件数 労基違反件数
1442件/年
全国:17594 件

兵庫県神戸市で労働問題に強い弁護士 が18件見つかりました。

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弁護士を選ぶコツはありますか? Q

あります。地域・分野で絞り込み検索した上で、気になる事務所のページを確認し、経験・実績や注力分野が自分に合っている弁護士を選びましょう。また、良さそうな弁護士が見つかったら、実際に相談してみるのも重要です。
そうすることで「依頼先として信頼できそうか」「あなたと相性は良さそうか」「やり取りがスムーズか」「説明が分かりやすく納得できるか」など、掲載情報だけでは得られない「依頼の決め手になる判断材料」を手に入れることが出来ます。 A

複数の弁護士に相談できる? Q

相談できます。相談=依頼ではございません。相談したからといって必ず依頼しなければならいないということはございませんので、ご安心ください。無料相談などを活用し比較検討することで、より納得のいく提案を受けやすくなることに加え、あなたにピッタリな弁護士が見つかる可能性が高まります。 A

相談前に準備すべきことは? Q

「トラブルの内容」をはじめ「トラブルが発生した経緯」や「登場人物」「聞きたいこと」を整理しておきましょう。
面談希望の場合は、候補日時を2~3つ用意しておくとスムーズに予約がとれます。また面談時に、相談内容をまとめたメモを持参するのもよいでしょう。 A

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神戸市で労働問題を弁護士に相談する前に知っておきたいこと

神戸市で働く人が残業代の未払い、解雇、職場のハラスメントに直面したとき、どこに連絡すれば話が前に進むのかを先にまとめます。相談先は複数ありますが、会社に対して金銭の請求や交渉を代わりに進められるのは弁護士だけです。

神戸市で働く人が最初に押さえる4点

東灘区で働く人だけ市外の西宮署が管轄
神戸市は神戸東・神戸西・西宮の3署に分かれ、東灘区の勤務先は市外の西宮労働基準監督署が担当します。申告先は勤務先の区で決まるので、区を確かめてから電話してください。
神戸市の相談は無料で社労士と弁護士の両方に聞ける
神戸市役所の市民相談室では、社会保険労務士による労働問題の相談が第1・3木曜13時〜16時に無料、弁護士による法律相談も無料です(いずれも予約制)。
請求できる期間には期限がある
未払い賃金・残業代は3年で請求できなくなります。給与明細を確認した月から、毎月1か月分ずつ消えていきます。
弁護士に頼むと会社との交渉を任せられる
監督署や相談窓口は助言・指導までで、会社から金銭を取り立てることはしません。費用は回収額の2〜3割が目安で、着手金無料の事務所もあります。請求額の計算、内容証明、神戸地方裁判所への労働審判の申立てまで任せるなら、このページの弁護士一覧から相談先を選んでください。

数字で見る兵庫県の労働相談【2025年度】

兵庫県では年間4万2千件を超える労働相談が公的窓口に寄せられ、その2割強が「会社と争いになっている」段階の相談です。同じ悩みを持つ人は多く、相談すること自体は珍しくありません。2025年度に兵庫労働局管内の総合労働相談コーナーへ寄せられた相談の数字です。

項目 兵庫県 全国
総合労働相談件数 42,107件 1,198,010件
民事上の個別労働関係紛争の相談件数 10,391件 277,053件
労働局長による助言・指導の申出件数 558件 9,616件
紛争調整委員会によるあっせん申請件数 180件 4,486件

出典:厚生労働省「令和7年度個別労働紛争解決制度の施行状況」兵庫労働局

「いじめ・嫌がらせ」が14年連続で最多

全国の民事上の個別労働関係紛争で最も多い相談内容は「いじめ・嫌がらせ」55,614件で、前年度から1.1%増えて14年連続の1位です。次いで「自己都合退職」「解雇」「労働条件の引下げ」が続きます。兵庫県の民事上の相談10,391件も同じ傾向で、パワハラや退職をめぐるもつれが相談の中心です。

兵庫県内では2025年度に、仕事が原因の精神障害で労災を請求した人が222人、支給が決まった人が29人います。脳・心臓疾患では請求52人、支給6人です。長時間労働やハラスメントで体調を崩した場合、労災保険とは別に会社へ損害賠償を請求できるケースがあります。

出典:厚生労働省「令和7年度 過労死等の労災補償状況」(別添 都道府県別表)

神戸市で働く人の規模と産業

令和2年国勢調査によると、神戸市の労働力人口は76万317人、労働力率は60.2%です。女性は51.8%で、35〜39歳の労働力率が75%まで上がり、いわゆるM字カーブは解消に向かっています。産業別では「卸売業、小売業」が17.0%で最も多く、「医療、福祉」15.4%、「製造業」13.9%と続きます。2015年と比べて最も伸びたのが医療・福祉、最も減ったのが卸売業・小売業です。

区によって働き方の傾向は大きく違い、労働力率は中央区の67.7%が最も高く、須磨区の56.5%が最も低いという11ポイント超の開きがあります。港湾都市らしく運輸業・郵便業も6.9%を占めます。兵庫県の最低賃金は時間額1,116円なので、時給がこれを下回っていないか、休憩や残業の扱いが契約書どおりかを、まず給与明細で確かめてください。

出典:神戸市「2020年国勢調査 就業状態等基本集計」厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」

神戸市の勤務先は3つの監督署に分かれる

労働基準監督署へ申告するときの窓口は、自分の住所ではなく勤務先の所在地で決まります。神戸市の9区は3つの署に分かれ、東灘区だけは市外の西宮署が担当するので、勤務先の区から管轄署を確かめてください。

労働基準監督署 管轄する区
神戸東 灘区、中央区
神戸西 兵庫区、北区、長田区、須磨区、垂水区、西区
西宮 東灘区(西宮市・芦屋市・宝塚市と同じ管轄)
名称 所在地 電話番号
神戸東労働基準監督署 〒650-0024 神戸市中央区海岸通29 神戸地方合同庁舎3階 078-389-5340(方面:労働条件・解雇・賃金)
078-332-5353(労災課)
078-389-5345(総合労働相談コーナー)
神戸西労働基準監督署 〒652-0802 神戸市兵庫区水木通10-1-5 078-570-0090(方面:労働条件・解雇・賃金)
078-576-1831(労災課)
078-570-0085(総合労働相談コーナー)
西宮労働基準監督署 〒662-0942 西宮市浜町7-35 西宮地方合同庁舎 0798-24-8595
兵庫労働局 総合労働相談コーナー 〒650-0044 神戸市中央区東川崎町1-1-3 神戸クリスタルタワー15階 078-367-0850

総合労働相談コーナーの利用は無料・予約不要で、受付は平日9:00〜17:00です。どの署に行けばよいか分からないときは、神戸駅前の兵庫労働局のコーナーで確認できます。

出典:厚生労働省「労働基準監督署管轄一覧(兵庫県)」兵庫労働局「神戸東労働基準監督署」兵庫労働局「神戸西労働基準監督署」厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」

監督署は労働基準法違反があれば会社に是正勧告を出しますが、未払い分を会社から取り立てて本人に渡す手続は行いません。動いてもらうにはタイムカードの写しや給与明細など違反を示す資料が必要です。「支払わせたい」「解雇を撤回させたい」という段階では、弁護士に交渉を任せる方が結果につながります。

神戸市で無料で労働相談できる場所

神戸市内は市・県・国・弁護士会・法テラスの窓口がそろっています。まず費用をかけずに専門家へ話したいなら、社会保険労務士と弁護士のどちらにも無料で相談できる神戸市役所の市民相談室から始めるのが早いです。

窓口 できること・受付 電話番号
神戸市 市民相談室 労働問題相談(中央区加納町6-5-1 神戸市役所) 社会保険労務士による相談。リストラ・サービス残業・未払い賃金など労働条件の相談を無料で受け付け。第1・3木曜13:00〜16:00・1人20分程度・予約制。市内在住在勤在学の人が対象 078-321-0033
神戸市 市民相談室 法律相談(同上) 弁護士による法律相談も無料。平日13:30〜16:00(予約制)に加え、第1・3日曜または土曜13:00〜16:00の休日枠もあり(インターネット予約) 078-321-0033
兵庫県 労政福祉課 労働相談担当 労働相談の一次窓口。内容に応じて専門機関を案内。平日9:00〜17:00 078-362-3358
労働条件相談ほっとライン(厚生労働省委託) 残業代不払い・過重労働・パワハラなど。平日17:00〜22:00、土日祝9:00〜21:00。無料で、英語・中国語・ベトナム語など14言語に対応 0120-811-610
兵庫県弁護士会 労働相談(法テラス兵庫と共催) 収入などの基準を満たせば弁護士に無料で相談できる。受付は法テラス兵庫が行い、相談は担当弁護士の事務所で実施。当日相談は原則不可 050-3383-5440
法テラス兵庫(中央区東川崎町1-1-3 神戸クリスタルタワー13階) 収入・資産が基準以下の人向けの無料法律相談と弁護士費用の立替。平日9:00〜17:00。JR神戸駅から徒歩5分 0570-078334

出典:神戸市「市役所(市民相談室)での相談(無料)」兵庫県「県内の労働相談窓口について」兵庫県弁護士会「雇用主との労働問題でお困りの方へ」法テラス「法テラス兵庫」

平日夜間・土日・当日に相談したい場合

神戸の公的窓口は平日の日中が中心です。夜間や土日に話したいなら、労働条件相談ほっとライン(平日17:00〜22:00、土日祝9:00〜21:00)が最も使いやすく、神戸市の法律相談にも第1・3の日曜または土曜13:00〜16:00の休日枠があります。

解雇を言い渡された当日や休日にすぐ動きたいときは、民間の法律事務所の受付を使ってください。兵庫県弁護士会の無料相談は原則として当日の相談に応じられませんが、神戸市内の事務所には、夜間・土日祝の面談、電話・メール・LINE・オンライン面談、24時間受付のWeb予約フォームに対応しているところがあり、初回相談無料の事務所もあります。このページの一覧で「休日相談」「オンライン面談」「初回相談無料」の表示を確認し、当日または翌営業日に話せる事務所から連絡してください。

女性が相談しやすい窓口と多言語対応

セクハラやマタハラのように同性に聞いてほしい内容なら、兵庫県立男女共同参画センター「イーブン」(078-360-8550・神戸クリスタルタワー7階)で女性のためのなやみ相談を受けられます。平日9:00〜19:00に加え土曜9:00〜17:00も開いています。外国人労働者向けには、兵庫労働局の外国人労働者相談コーナー(078-371-5310・中国語・原則火水9:30〜17:00)と、神戸国際コミュニティセンター(078-742-8705・11言語・平日)があります。

出典:兵庫労働局「外国人労働者の方の相談窓口」神戸市「外国人市民のための相談窓口」

窓口ごとに「できること」が違う

監督署・県・市の相談窓口は、法律の説明と助言、会社への指導やあっせんの場づくりまでが役割です。会社が応じなければそこで止まります。神戸市の法律相談・兵庫県弁護士会・法テラスは弁護士が直接話を聞く窓口で、そのまま依頼につなげられます。「まず状況を整理したい」なら電話相談、「会社に請求したい」なら弁護士が話を聞く窓口へ進んでください。

相談前に用意しておくもの

手元にあるものだけで構いません

  • 雇用契約書・労働条件通知書・就業規則の写し(残業や退職金のルールが書いてあります)
  • 直近1年分の給与明細と、タイムカード・シフト表・退勤時刻が分かるメールやアプリの記録
  • 解雇通知書・退職勧奨のメール・LINEのやり取り(口頭で言われた内容は日時とともにメモしておきます)
  • ハラスメントの録音・日記・診断書(体調不良で受診した場合)

神戸市で弁護士への相談が多い労働トラブル

公的窓口に寄せられる相談の上位と、弁護士が代理して解決を図る場面をつなげて整理します。

職場のいじめ・嫌がらせ(パワハラ・セクハラ)

全国で14年連続最多の相談内容です。事業主にはパワーハラスメント防止のための措置義務があり、放置した会社には損害賠償を請求できるケースがあります。弁護士は録音・メール・診断書から立証できる事実を整理し、会社への是正要求や慰謝料請求を進めます。

不当解雇・雇い止め

客観的に合理的な理由がなく社会通念上相当と認められない解雇は不当解雇として無効です。即日解雇なら30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)の支払いも求められます。弁護士は解雇理由証明書を会社に請求させ、地位確認と解雇後の賃金(バックペイ)の請求、または金銭による解決のどちらを目指すかを一緒に決めます。

退職をめぐるトラブル(退職を認めない・退職強要)

退職届を受け取ってもらえない、損害賠償をちらつかせて引き止められる、逆に退職を強要される場合は、弁護士が代理人として会社に通知し、離職票や未払い賃金の受け取りまで対応します。民間の退職代行サービスと違い、弁護士は退職の意思表示だけでなく有給休暇の消化や未払い分の請求交渉まで一括で進められます。

残業代の未払い・最低賃金割れ

固定残業代やシフト制で残業代が計算されていないケース、時給換算で最低賃金1,116円を下回るケースが対象です。弁護士は勤務記録から未払い額を算出し、遅延利息や付加金を含めて請求します。

医療・介護の職場での長時間労働とシフトトラブル

神戸市は医療・福祉が就業者の15.4%を占め、2015年から最も伸びた産業です。夜勤明けの残業が記録されない、休憩が取れないのに休憩時間として控除される、退職を申し出ると人手不足を理由に引き止められるといった相談が多く、弁護士は勤務記録から実労働時間を割り出して請求します。

労働条件の引き下げ・賃金カット

就業規則の変更で一方的に給与や手当を下げられた場合、変更の合理性が争点になります。弁護士は変更前後の規則と給与明細を比べ、差額の請求可否を判断します。有給休暇を取らせない、申請すると減給するといった扱いも同じく労働条件の問題として相談できます。

労災(過労によるうつ病・脳や心臓の病気・仕事中のけが)

2025年度に兵庫県内で精神障害を理由に労災を請求した人は222人、支給が決まった人は29人です。労災保険の給付は監督署への請求で受けられますが、会社に安全配慮義務違反があれば、保険でカバーされない慰謝料や逸失利益を会社に別途請求できます。弁護士は労災申請の書類作成と、会社への損害賠償請求の両方を進めます。

制度の参考:e-Gov法令検索「労働施策総合推進法」(第30条の2)e-Gov法令検索「労働契約法」(第10条・第16条)e-Gov法令検索「労働基準法」(第20条・第22条・第34条・第37条・第39条・第114条)

弁護士に依頼するとできること

依頼した日から、会社とのやり取りの窓口はすべて弁護士に替わります。あなたがやることは、手元の資料を渡すことと、「未払い分を払わせたい」「解雇を撤回させたい」といった希望を伝えることの2つです。金額の計算、書面の作成、会社との交渉、裁判所での手続は、次の流れで弁護士が代わりに進めます。神戸市の場合、交渉がまとまらなければ神戸地方裁判所で労働審判を申し立てる流れが一般的です。

証拠の整理と請求額の算定

「いくら請求できるか」を弁護士が計算します。給与明細と勤務記録から未払い額を算出し、解雇やハラスメントでは時系列と立証できる事実を整理します。タイムカードが手元になくても、会社への開示請求を弁護士が行って集めます。

内容証明の送付と交渉

弁護士名で請求書を送り、以降の会社からの連絡はすべて弁護士が受けます。あなたが上司や社長と直接話す場面はなくなります。多くの事案はこの段階で支払いや解決金の合意に至ります。

労働審判(神戸地方裁判所)

申立書の作成から期日への同席・主張の代弁まで弁護士が行います。労働審判は申立てから40日以内に第1回期日が指定され、原則3回以内の期日で審理を終える手続です。全国の統計では65.5%の事件が申立てから3か月以内に終了しています。兵庫県内で労働審判を扱うのは神戸地方裁判所の本庁(神戸市中央区橘通2-2-1)だけで、尼崎支部や姫路支部では申し立てできません。神戸駅から北へ徒歩7分です。

訴訟

労働審判に異議が出た場合や、事実関係の争いが大きい場合は訴訟に移行します。主張・証拠の提出から判決・和解まで弁護士が代理し、あなたは要所の判断(和解に応じるかなど)だけを行います。

出典:裁判所「労働審判手続」神戸地方裁判所「所在地」e-Gov法令検索「労働審判法」(第15条)

請求できる期間には期限がある

労働問題の請求権には時効があります。特に賃金は「支払日ごと」に3年で消えるため、相談を1か月遅らせると1か月分が請求できなくなります。

請求の種類 期限
未払い賃金・残業代 各支払日から3年(当分の間)
退職金 支払日から5年
ハラスメント等の損害賠償(不法行為) 損害と加害者を知った時から3年(生命・身体の侵害は5年)
解雇無効の主張 法定の期限なし。時間が経つほど不利になるため早期に

出典:e-Gov法令検索「労働基準法」(第115条・附則第143条)e-Gov法令検索「民法」(第724条・第724条の2)

時効は弁護士が内容証明で請求すると6か月間完成が猶予され、労働審判や訴訟を申し立てると進行が止まります。「もう遅いかもしれない」と思う時期でも、まず給与明細の一番古い月を確認して相談してください。

神戸市で労働問題に強い弁護士の選び方

神戸市の法律事務所は中央区の三宮・元町と裁判所周辺に集まっています。選び方は「労働者側の実績で2〜3か所に絞る → 無料相談で同じ話をする → 見通しと費用に即答できた事務所に依頼する」の3ステップで進めてください。

労働者側の実績がある事務所だけ残す

このページの一覧から、残業代請求・解雇・ハラスメントなど自分と同じ種類のトラブルの解決事例を載せている事務所を2〜3か所選びます。労働者側の代理を明示していない事務所と、使用者側専門の事務所は方針が合わないので外します。神戸地裁での労働審判・訴訟まで対応できるかもここで見ておきます。

無料相談で同じ内容を話す

初回相談無料の事務所を使い、残した2〜3か所に同じ資料を見せて同じ説明をします。同じ事実を話しても見立ては事務所ごとに変わるので、比べると自分の事案の相場観がつかめます。セクハラなど話しにくい内容なら、予約の電話で女性弁護士の対応を頼めるかどうかも比較材料にします。

見通しと費用に即答できた事務所に依頼する

聞くことは「見通し(勝てる可能性・回収見込み・期間)はどうか」「費用の総額は着手金・報酬金・実費に分けるといくらか」の2つです。どちらにも具体的な数字で答えた事務所が、あなたと同じ案件を扱い慣れている事務所です。

口コミサイトの評判やランキングは、掲載の順番が広告費で決まることもあり、自分の事案に合うかまでは分かりません。実際に話して見通しを聞いた事務所を選ぶ方が確実です。

弁護士費用の相場と回収額の目安

弁護士費用は事務所ごとの自由設定ですが、目安になる公的なデータはあります。結論から言うと、未払い残業代や解決金として100万円を回収するケースなら、費用を差し引いても手元に70〜80万円程度が残る計算になる事務所が多く、神戸では相談だけなら市の無料枠から始められます。

相談料・着手金・報酬金の目安

費用の種類 目安 根拠・補足
法律相談料 1時間1万円、または30分5,000円。初回無料の事務所も多い 日弁連アンケートで「1万円」56%・「5,000円」36%。神戸市の市民相談室(法律相談・労働問題相談)と法テラス(資力基準あり)は無料
着手金(解雇事件) 20万〜30万円 月給30万円の人が懲戒解雇の無効を争い復職した例。労働審判ならこれより低い傾向
報酬金(解雇事件) 30万〜50万円 同上の例。復職や解決金の獲得が「成功」に当たる
着手金・報酬金(残業代など金銭請求) 着手金は回収見込み額の約8%、報酬金は回収額の約16%(300万円以下の場合)が一つの基準。着手金無料・報酬金のみの事務所もある 2004年まで日弁連が定めていた旧報酬基準を参考にする事務所が多い。料金表は事務所ごとに必ず確認
裁判所への手数料(労働審判) 請求額100万円で5,000円、300万円で10,000円(訴訟はその2倍) ほかに郵便料が数千円かかる。労働審判から訴訟に移行した場合は差額を追納

出典:日本弁護士連合会「市民のための弁護士報酬ガイド(2008年度アンケート結果版)」裁判所「手数料額早見表」

残業代100万円を回収した場合の手取り試算

月3万円の未払い残業代が3年分(36か月)あれば、請求額は108万円です。着手金8%・報酬金16%の基準で計算すると、費用は約26万円(着手金約8.6万円+報酬金約17.3万円)で、手元に約82万円が残ります。着手金無料・報酬金20〜25%型の事務所なら、初期費用ゼロで着手し、回収後に約22〜27万円を精算する形になります。どちらのタイプでも、相談を1か月遅らせるごとに時効で3万円分が消えるため、費用より先に「いつ動くか」が手取りを左右します。

見積もりで確認する4点

  • 着手金の有無と金額(交渉→労働審判→訴訟と段階が進むごとに追加があるか)
  • 報酬金の計算方法(回収額の何%か、解雇撤回など金銭以外の成果の場合はいくらか)
  • 実費の範囲(内容証明の郵送料、裁判所への手数料、交通費)
  • 途中で解決した場合や回収できなかった場合の費用、分割払い・後払い(回収額からの精算)に対応しているか

法テラスを使える人の条件と立替の目安

手取り月収と貯金が次の基準以下なら、法テラス兵庫で無料相談(同じ問題で3回まで)と弁護士費用の立替を利用できます。兵庫県弁護士会の労働相談もこの基準を前提にした制度なので、当てはまる人は弁護士に無料で相談できます。立替金は月5,000〜10,000円程度の分割で返済し、会社から金銭を回収できたときは原則そこから一括精算します。

家族人数 手取り月収の基準 現金・預貯金の基準
単身 182,000円以下 180万円以下
2人家族 251,000円以下 250万円以下
3人家族 272,000円以下 270万円以下
4人家族 299,000円以下 300万円以下

家賃・住宅ローンを負担している場合は一定額を月収基準に加算できます。訴額100万円の金銭請求訴訟を弁護士に依頼した場合の立替標準額は、実費23,000円+着手金132,000円です。

出典:法テラス「民事法律扶助のしおり」法テラス「無料法律相談・弁護士等費用の立替」

基準に当たるかどうかは法テラス兵庫(0570-078334)に電話すればその場で確認できます。当たらない場合でも、神戸市の無料相談と着手金無料の事務所を組み合わせれば、初期費用をかけずに請求を始められます。

神戸市の労働問題と弁護士に関するよくある質問

会社に知られずに相談できますか?

できます。弁護士には守秘義務があり、相談した事実を会社に伝えることはありません。総合労働相談コーナーや神戸市の市民相談室も同様です。会社に連絡が入るのは、依頼後に弁護士名で請求書を送る段階からで、そのタイミングは本人と相談して決めます。

東灘区で働いていますが、相談先はどこになりますか?

労働基準監督署への申告は市外の西宮労働基準監督署(0798-24-8595)が窓口です。一方で神戸市の市民相談室は市内在住在勤の人が使えますし、労働審判の申立先は神戸地方裁判所の本庁になります。弁護士に依頼する場合は地域の制限がないので、神戸市内の事務所でも西宮の事務所でも選べます。

神戸で労働問題の無料相談はどこでできますか?

神戸市役所の市民相談室が、社会保険労務士による労働問題の相談(第1・3木曜13時〜16時)と弁護士による法律相談の両方を無料で行っています(078-321-0033・予約制)。収入などの基準を満たせば、兵庫県弁護士会と法テラス兵庫が共催する労働相談も無料で、予約は法テラス兵庫(050-3383-5440)が受け付けます。夜間や土日なら労働条件相談ほっとライン(0120-811-610)が無料です。

証拠が手元にありません。それでも相談できますか?

できます。給与明細や雇用契約書がなくても、出退勤の記録が残るスマートフォンのアプリ、業務メールの送信時刻、同僚の証言など、集め直せる証拠は少なくありません。会社に対してはタイムカードや賃金台帳の開示を求めることもできます。何を集めれば請求が成り立つかは、初回相談で弁護士が手元の状況を聞いてその場で挙げてくれます。

退職した後でも残業代を請求できますか?

できます。退職後でも各支払日から3年以内の分は請求できます。在職中に言いにくかった人が退職後にまとめて請求するケースは多く、会社との接点がなくなった分、交渉は弁護士に任せやすくなります。

労働基準監督署に申告すれば会社は支払ってくれますか?

必ず支払われるとは限りません。監督署は違反があれば是正勧告を出しますが、支払いを強制する権限はなく、金額の計算や取り立ての代理もしません。勧告で会社が任意に支払えば解決しますが、応じない場合は弁護士による請求・労働審判が必要になります。

社労士と弁護士では何が違いますか?

社会保険労務士は労働・社会保険の手続や労務管理の相談を扱いますが、会社との交渉や裁判所の手続を本人に代わって行えるのは弁護士だけです。神戸市の労働問題相談は社労士が対応するので状況の整理に向いています。未払い分を請求したい、解雇を撤回させたいという段階なら弁護士に依頼してください。

パート・アルバイト・派遣でも弁護士に依頼する意味はありますか?

あります。有期契約でも雇い止めには法律上の制限があり、時給が最低賃金1,116円を下回る場合は差額を請求できます。請求額が小さいと感じても、初回無料相談で見込み額と費用を出してもらえば、「依頼して手元にいくら残るか」の数字で判断できます。

労働審判はどのくらいの期間で終わりますか?

原則3回以内の期日で審理を終える手続で、全国統計では申立てから3か月以内に終わる事件が65.5%です。神戸市の場合は神戸地方裁判所の本庁で行われます。訴訟に比べて短期間で解決する手続なので、在職中に決着をつけたい人にも選ばれています。

神戸市で弁護士を探す 自分のトラブルに対応できる事務所を比べて選んでください

取扱い分野、初回相談料、対応時間、オンライン面談の可否、対応エリアは事務所ごとに異なります。掲載情報を複数見比べて、いまの状況に合う相談先を検討してください。

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