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【残業代請求】タイムカードがなくても請求額90%の残業代を回収できた事例
【相談前】
私は、パン屋に勤務して、毎日明け方前から夕方まで長時間労働を続けていましたが残業代は全く支払ってもらえていませんでした。パン職人を目指しこのような悪質な労働環境にも我慢していましたが、3年以上の勤務で体力も限界となり、働き続けることに疑問を感じ退職することにしました。 その後、インターネットなどで飲食業界がこのような悪質な労働環境が多く、残業代が支払われていないということを知り、これを改善できないかと考えて、弁護士さんに相談しました。
【相談後】
残業時間を示す証拠はないと思っていましたが、弁護士壇一也先生に相談をしたところ、グーグルマップのタイムラインという機能があることを知りました。そこで、私のスマホを確認したところ、私も偶然そのタイムラインの機能をオンにしていたため、私が何時に勤務先の店舗に着いて、何時に勤務先店舗を離れたかが記録されていました。 そのタイムラインの記録をもとに弁護士さんに残業代を計算してもらったところ、340万円近くの残業代を請求できることがわかりました。 それをもとに労働審判で残業代を請求したところ、300万円を勤務先が支払ってもらえる結果となりました。
【弁護士からのコメント】
長時間労働をしているにもかかわらず、タイムカードや日報などの労働時間を把握する資料がないため、残業代を請求できないケースも珍しくはありません。 ただ、労働時間を把握する資料は、タイムカードや日報に限られるわけではありません。労働時間を「推測できる」資料があれば、それも証拠となり得ます。 今回は、グーグルマップのタイムラインの記録が残っていたため、それが有力な証拠となり、残業代を回収することができました。 このようにタイムカードがない場合であっても、残業代を請求できる事例はありますので、まずは弁護士に相談してみてください。