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福山市で労働問題に強いオンライン面談可能な弁護士一覧

広島の労働に関わる基本情報
平均残業代 残業代支給額
平均2万円/月
全国平均:1.7 万円
平均残業時間 月の残業時間
平均10.1時間/月
全国平均:9.2 時間
労基違反件数 労基違反件数
326件/年
全国:17594 件

広島県福山市で労働問題に強い弁護士 が8件見つかりました。

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弁護士を選ぶコツはありますか? Q

あります。地域・分野で絞り込み検索した上で、気になる事務所のページを確認し、経験・実績や注力分野が自分に合っている弁護士を選びましょう。また、良さそうな弁護士が見つかったら、実際に相談してみるのも重要です。
そうすることで「依頼先として信頼できそうか」「あなたと相性は良さそうか」「やり取りがスムーズか」「説明が分かりやすく納得できるか」など、掲載情報だけでは得られない「依頼の決め手になる判断材料」を手に入れることが出来ます。 A

複数の弁護士に相談できる? Q

相談できます。相談=依頼ではございません。相談したからといって必ず依頼しなければならいないということはございませんので、ご安心ください。無料相談などを活用し比較検討することで、より納得のいく提案を受けやすくなることに加え、あなたにピッタリな弁護士が見つかる可能性が高まります。 A

弁護士 伊藤 敦史(山下江法律事務所 福山支部)

住所
〒720-0067
広島県福山市西町2-10-1福山商工会議所ビル5階
最寄駅
JR福山駅より徒歩9分
営業時間
平日:09:00〜18:00
対応地域
全国
弁護士
伊藤 敦史
定休日
日曜 土曜 祝日

弁護士 渡辺 晃子(山下江法律事務所 福山支部)

住所
〒720-0067
広島県福山市西町2-10-1福山商工会議所ビル5階
最寄駅
JR福山駅より徒歩9分
営業時間
平日:09:00〜18:00
対応地域
全国
弁護士
渡辺 晃子
定休日
日曜 土曜 祝日
8件中 1~8件を表示

福山市で労働問題を弁護士に相談する前に知っておきたいこと

福山市で働く人が残業代の未払い、解雇、職場のハラスメントに直面したとき、どこに連絡すれば話が前に進むのかを先にまとめます。相談先は複数ありますが、会社に対して金銭の請求や交渉を代わりに進められるのは弁護士だけです。

福山市で働く人が最初に押さえる4点

弁護士に無料で電話相談できる枠が毎週ある
広島弁護士会の労働問題無料法律相談は毎週水曜15時〜19時に弁護士が電話で応じます(080-2936-9497・同じ案件で2回まで)。仕事のあとでも間に合います。
労働審判を福山で申し立てられる
労働審判は原則として地裁の本庁だけの手続ですが、広島地方裁判所福山支部は平成29年4月から労働審判を取り扱っています。広島市まで出向く必要がありません。
請求できる期間には期限がある
未払い賃金・残業代は3年で請求できなくなります。給与明細を確認した月から、毎月1か月分ずつ消えていきます。
弁護士に頼むと会社との交渉を任せられる
監督署や相談窓口は助言・指導までで、会社から金銭を取り立てることはしません。費用は回収額の2〜3割が目安で、着手金無料の事務所もあります。請求額の計算、内容証明、福山支部への労働審判の申立てまで任せるなら、このページの弁護士一覧から相談先を選んでください。

数字で見る広島県の労働相談【2025年度】

広島県では年間3万件を超える労働相談が公的窓口に寄せられ、その2割が「会社と争いになっている」段階の相談です。同じ悩みを持つ人は多く、相談すること自体は珍しくありません。2025年度に広島労働局管内の総合労働相談コーナーへ寄せられた相談の数字です。

項目 広島県 全国
総合労働相談件数 30,398件 1,198,010件
民事上の個別労働関係紛争の相談件数 6,069件 277,053件
労働局長による助言・指導の申出件数 227件 9,616件
紛争調整委員会によるあっせん申請件数 68件 4,486件

出典:厚生労働省「令和7年度個別労働紛争解決制度の施行状況」、広島労働局

「いじめ・嫌がらせ」が14年連続で最多

全国の民事上の個別労働関係紛争で最も多い相談内容は「いじめ・嫌がらせ」55,614件で、前年度から1.1%増えて14年連続の1位です。次いで「自己都合退職」「解雇」「労働条件の引下げ」が続きます。広島県の民事上の相談6,069件も同じ傾向で、パワハラや退職をめぐるもつれが相談の中心です。

広島県内では2025年度に、仕事が原因の精神障害で労災を請求した人が83人、支給が決まった人が18人います。脳・心臓疾患では請求31人、支給4人です。長時間労働やハラスメントで体調を崩した場合、労災保険とは別に会社へ損害賠償を請求できるケースがあります。

出典:厚生労働省「令和7年度 過労死等の労災補償状況」(別添 都道府県別表)

福山市は5人に1人が製造業で働く

令和2年国勢調査によると、福山市の労働力人口は21万9,856人、就業者は21万2,140人です。労働力率は62.0%で前回から2.6ポイント上がり、完全失業率は3.5%です。女性の労働力率は49.6%から53.5%へ上昇し、女性の労働力人口だけが1,854人増えました。

産業別では「製造業」が22.4%(4万7,555人)で最も多く、「卸売業、小売業」16.4%、「医療、福祉」14.0%と続きます。第2次産業が31.6%を占め、全国的にも製造業の比重が高い都市です。交替勤務や繁忙期の残業が多い職場では、割増賃金の計算違いや労災の相談が起きやすくなります。広島県の最低賃金は時間額1,085円なので、時給がこれを下回っていないか、休憩や残業の扱いが契約書どおりかを、まず給与明細で確かめてください。

出典:福山市「令和2年国勢調査 調査結果の概要」、厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」

福山市の勤務先は福山労働基準監督署が担当

労働基準監督署へ申告するときの窓口は、自分の住所ではなく勤務先の所在地で決まります。福山市内の会社なら福山署で、府中市・神石高原町の勤務先も同じ署です。尾道市は尾道署、三原市は三原署なので、勤務先の市が違う場合は注意してください。

名称 所在地・管轄 電話番号
福山労働基準監督署 〒720-8503 福山市旭町1-7
管轄:福山市、府中市、神石郡(神石高原町)
開庁は平日8:30〜17:15
084-923-0005(方面:労働条件・解雇・賃金)
084-923-0214(労災第1課・第2課)
084-916-3180(安全衛生課)
福山総合労働相談コーナー(福山労働基準監督署内) 〒720-8503 福山市旭町1-7
労働条件・募集採用・いじめ嫌がらせなど労働問題全般
084-916-3186

総合労働相談コーナーの利用は無料で予約も要りません。電話でも面談でも相談できます。非常勤の相談員が対応するため不在の日があるので、行く前に電話で在席を確かめると確実です。

出典:広島労働局「福山労働基準監督署」、広島労働局「労働に関する相談窓口のご案内」、厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」

監督署は労働基準法違反があれば会社に是正勧告を出しますが、未払い分を会社から取り立てて本人に渡す手続は行いません。動いてもらうにはタイムカードの写しや給与明細など違反を示す資料が必要です。「支払わせたい」「解雇を撤回させたい」という段階では、弁護士に交渉を任せる方が結果につながります。

福山市で無料で労働相談できる場所

福山市内には国・県・弁護士会・市の窓口が一通りそろっています。弁護士に無料で話したいなら、広島弁護士会が県内共通で開いている労働問題の無料電話相談が最も早く、平日の夜まで受け付けています。

窓口 できること・受付 電話番号
広島弁護士会 労働問題無料法律相談(電話) 解雇・賃金未払い・セクハラ・パワハラ・仕事中のけがについて弁護士が無料で電話相談。毎週水曜15:00〜19:00。同じ案件で2回まで 080-2936-9497
広島県 労働相談コーナーふくやま(三吉町1-1-1 広島県福山庁舎第3庁舎4階) 賃金・労働時間・解雇・退職など労働問題全般を専門の相談員が電話・面接で対応。費用は無料・秘密厳守。月〜金9:00〜12:00・13:00〜16:00。弁護士による特別労働相談は偶数月第3水曜13:00〜15:00(予約制) 0120-570-237
広島県 東部地域県民相談室(三吉町1-1-1 広島県福山庁舎第3庁舎3階) 弁護士による相談を毎週火曜13:00〜15:00(1人30分・定員4人)に実施。相談料無料(1案件につき1回)。電話予約のうえ来所 084-931-5522
福山市 法律相談(東桜町3-5 市役所ほか) 広島弁護士会福山地区会の弁護士による相談。1人20分・相談無料・予約必須。市役所は概ね毎週水曜9:00〜12:00(定員18人)。福山市民が対象 084-928-1188
労働条件相談ほっとライン(厚生労働省委託) 残業代不払い・過重労働・パワハラなど。平日17:00〜22:00、土日9:00〜21:00。無料 0120-811-610
法テラス広島(広島市中区八丁堀2-31 広島鴻池ビル1階) 収入・資産が基準以下の人向けの無料法律相談と弁護士費用の立替。平日9:00〜17:00。福山市内の契約弁護士の事務所で相談を受けられる 0570-078352

出典:広島弁護士会「労働問題無料法律相談」、広島県「労働相談コーナー」、福山市「弁護士による法律相談」、福山市「法律相談」、法テラス「法テラス広島」

平日夜間・土日・当日に相談したい場合

福山は弁護士に夜まで相談できる点が強みです。仕事帰りなら広島弁護士会の無料電話相談(毎週水曜15:00〜19:00)、土日なら労働条件相談ほっとライン(土日9:00〜21:00)が使えます。県や市の窓口は平日の日中だけなので、日程が合わないときはこの2つから始めてください。

解雇を言い渡された当日や休日にすぐ動きたいときは、民間の法律事務所の受付を使ってください。福山市内・広島県内対応の事務所には、夜間・土日祝の面談、電話・メール・LINE・オンライン面談、24時間受付のWeb予約フォームに対応しているところがあり、初回相談無料の事務所もあります。このページの一覧で「休日相談」「オンライン面談」「初回相談無料」の表示を確認し、当日または翌営業日に話せる事務所から連絡してください。

ハラスメント専門の窓口と多言語対応

セクハラや、妊娠・出産・育児休業を理由とする不利益な取扱い(マタハラ)は、広島労働局の雇用環境・均等室(082-221-9296)が専門に扱います。費用は無料で予約も要らず、平日8:30〜17:15に電話でも面談でも相談できます。個室での相談を希望する場合は事前に伝えてください。

外国人労働者には福山労働基準監督署内に外国人労働者労働条件相談コーナー(084-923-0005)があり、中国語は毎週木曜9:00〜12:00・13:00〜16:30、ベトナム語は毎週水曜に対応します。ハローワーク福山の外国人雇用サービスコーナー(084-923-8609)では、スペイン語・ポルトガル語・英語・中国語・ベトナム語の通訳が曜日別につきます。

出典:広島労働局「労働に関する相談窓口のご案内」、広島労働局「外国人の方の相談窓口」

窓口ごとに「できること」が違う

監督署・県・市の相談窓口は、法律の説明と助言、会社への指導やあっせんの場づくりまでが役割です。会社が応じなければそこで止まります。広島弁護士会の無料電話相談・県民相談室・市の法律相談・法テラスは弁護士が直接話を聞く窓口で、そのまま依頼につなげられます。「まず状況を整理したい」なら電話相談、「会社に請求したい」なら弁護士が話を聞く窓口へ進んでください。

相談前に用意しておくもの

手元にあるものだけで構いません

  • 雇用契約書・労働条件通知書・就業規則の写し(残業や退職金のルールが書いてあります)
  • 直近1年分の給与明細と、タイムカード・シフト表・退勤時刻が分かるメールやアプリの記録
  • 解雇通知書・退職勧奨のメール・LINEのやり取り(口頭で言われた内容は日時とともにメモしておきます)
  • ハラスメントの録音・日記・診断書(体調不良で受診した場合)

福山市で弁護士への相談が多い労働トラブル

公的窓口に寄せられる相談の上位と、弁護士が代理して解決を図る場面をつなげて整理します。

職場のいじめ・嫌がらせ(パワハラ・セクハラ)

全国で14年連続最多の相談内容です。事業主にはパワーハラスメント防止のための措置義務があり、放置した会社には損害賠償を請求できるケースがあります。弁護士は録音・メール・診断書から立証できる事実を整理し、会社への是正要求や慰謝料請求を進めます。

交替勤務・繁忙期の残業代の未払い

福山市は就業者の22.4%が製造業で、交替勤務や繁忙期の残業がある職場が多くあります。深夜割増が付いていない、始業前の朝礼や着替えが労働時間に入っていない、固定残業代を超えた分が払われていないというケースが対象です。弁護士は勤務記録から未払い額を算出し、遅延利息や付加金を含めて請求します。時給換算で最低賃金1,085円を下回る場合は差額も請求できます。

労災(機械によるけが・過労によるうつ病)

2025年度に広島県内で精神障害を理由に労災を請求した人は83人、支給が決まった人は18人です。製造現場では機械や運搬作業によるけがも起きます。労災保険の給付は監督署への請求で受けられますが、会社に安全配慮義務違反があれば、保険でカバーされない慰謝料や逸失利益を会社に別途請求できます。弁護士は労災申請の書類作成と、会社への損害賠償請求の両方を進めます。

不当解雇・雇い止め

客観的に合理的な理由がなく社会通念上相当と認められない解雇は不当解雇として無効です。即日解雇なら30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)の支払いも求められます。弁護士は解雇理由証明書を会社に請求させ、地位確認と解雇後の賃金(バックペイ)の請求、または金銭による解決のどちらを目指すかを一緒に決めます。

退職をめぐるトラブル(退職を認めない・退職強要)

退職届を受け取ってもらえない、損害賠償をちらつかせて引き止められる、逆に退職を強要される場合は、弁護士が代理人として会社に通知し、離職票や未払い賃金の受け取りまで対応します。民間の退職代行サービスと違い、弁護士は退職の意思表示だけでなく有給休暇の消化や未払い分の請求交渉まで一括で進められます。

労働条件の引き下げ・賃金カット

就業規則の変更で一方的に給与や手当を下げられた場合、変更の合理性が争点になります。弁護士は変更前後の規則と給与明細を比べ、差額の請求可否を判断します。有給休暇を取らせない、申請すると減給するといった扱いも同じく労働条件の問題として相談できます。

制度の参考:e-Gov法令検索「労働施策総合推進法」(第30条の2)、e-Gov法令検索「労働契約法」(第10条・第16条)、e-Gov法令検索「労働基準法」(第20条・第22条・第32条・第37条・第39条・第114条)

弁護士に依頼するとできること

依頼した日から、会社とのやり取りの窓口はすべて弁護士に替わります。あなたがやることは、手元の資料を渡すことと、「未払い分を払わせたい」「解雇を撤回させたい」といった希望を伝えることの2つです。金額の計算、書面の作成、会社との交渉、裁判所での手続は、次の流れで弁護士が代わりに進めます。福山市の場合、交渉がまとまらなければ広島地方裁判所福山支部で労働審判を申し立てられます。

証拠の整理と請求額の算定

「いくら請求できるか」を弁護士が計算します。給与明細と勤務記録から未払い額を算出し、解雇やハラスメントでは時系列と立証できる事実を整理します。タイムカードが手元になくても、会社への開示請求を弁護士が行って集めます。

内容証明の送付と交渉

弁護士名で請求書を送り、以降の会社からの連絡はすべて弁護士が受けます。あなたが上司や社長と直接話す場面はなくなります。多くの事案はこの段階で支払いや解決金の合意に至ります。

労働審判(広島地方裁判所福山支部)

申立書の作成から期日への同席・主張の代弁まで弁護士が行います。労働審判は原則3回以内の期日で審理を終える手続で、全国の統計では65.5%の事件が申立てから3か月以内に終了しています。福山支部(福山市三吉町1-7-1)は平成29年4月から労働審判を取り扱っていて、勤務先や自分が働いていた事業所が福山市・府中市・神石郡・尾道市・三原市などにあれば福山支部へ申し立てられます。JR福山駅から徒歩約20分、三吉町バス停からすぐです。

訴訟

労働審判に異議が出た場合や、事実関係の争いが大きい場合は訴訟に移行します。主張・証拠の提出から判決・和解まで弁護士が代理し、あなたは要所の判断(和解に応じるかなど)だけを行います。

出典:広島地方裁判所「福山支部における労働審判事件の取扱い」、広島地方裁判所福山支部「所在地」、裁判所「労働審判手続」、e-Gov法令検索「労働審判法」(第15条)

請求できる期間には期限がある

労働問題の請求権には時効があります。特に賃金は「支払日ごと」に3年で消えるため、相談を1か月遅らせると1か月分が請求できなくなります。

請求の種類 期限
未払い賃金・残業代 各支払日から3年(当分の間)
退職金 支払日から5年
ハラスメント等の損害賠償(不法行為) 損害と加害者を知った時から3年(生命・身体の侵害は5年)
解雇無効の主張 法定の期限なし。時間が経つほど不利になるため早期に

出典:e-Gov法令検索「労働基準法」(第115条・附則第143条)、e-Gov法令検索「民法」(第724条・第724条の2)

時効は弁護士が内容証明で請求すると6か月間完成が猶予され、労働審判や訴訟を申し立てると進行が止まります。「もう遅いかもしれない」と思う時期でも、まず給与明細の一番古い月を確認して相談してください。

福山市で労働問題に強い弁護士の選び方

福山市の法律事務所は福山駅周辺と三吉町の裁判所周辺に集まっています。広島市の事務所に依頼する人もいます。選び方は「労働者側の実績で2〜3か所に絞る → 無料相談で同じ話をする → 見通しと費用に即答できた事務所に依頼する」の3ステップで進めてください。

労働者側の実績がある事務所だけ残す

このページの一覧から、残業代請求・解雇・ハラスメントなど自分と同じ種類のトラブルの解決事例を載せている事務所を2〜3か所選びます。労働者側の代理を明示していない事務所と、使用者側専門の事務所は方針が合わないので外します。福山支部での労働審判に対応できるかもここで見ておきます(広島市の事務所なら出張費の扱いも確認します)。

無料相談で同じ内容を話す

広島弁護士会の無料電話相談(毎週水曜15:00〜19:00)と初回相談無料の事務所を組み合わせ、残した2〜3か所に同じ資料を見せて同じ説明をします。同じ事実を話しても見立ては事務所ごとに変わるので、比べると自分の事案の相場観がつかめます。セクハラなど話しにくい内容なら、予約の電話で女性弁護士の対応を頼めるかどうかも比較材料にします。

見通しと費用に即答できた事務所に依頼する

聞くことは「見通し(勝てる可能性・回収見込み・期間)はどうか」「費用の総額は着手金・報酬金・実費に分けるといくらか」の2つです。どちらにも具体的な数字で答えた事務所が、あなたと同じ案件を扱い慣れている事務所です。

口コミサイトの評判やランキングは、掲載の順番が広告費で決まることもあり、自分の事案に合うかまでは分かりません。実際に話して見通しを聞いた事務所を選ぶ方が確実です。

弁護士費用の相場と回収額の目安

弁護士費用は事務所ごとの自由設定ですが、目安になる公的なデータはあります。結論から言うと、未払い残業代や解決金として100万円を回収するケースなら、費用を差し引いても手元に70〜80万円程度が残る計算になる事務所が多く、福山では相談だけなら弁護士会の無料電話相談から始められます。

相談料・着手金・報酬金の目安

費用の種類 目安 根拠・補足
法律相談料 1時間1万円、または30分5,000円。初回無料の事務所も多い 日弁連アンケートで「1万円」56%・「5,000円」36%。広島弁護士会の労働問題無料電話相談と福山市の法律相談は無料、法律相談センター福山は30分5,500円
着手金(解雇事件) 20万〜30万円 月給30万円の人が懲戒解雇の無効を争い復職した例。労働審判ならこれより低い傾向
報酬金(解雇事件) 30万〜50万円 同上の例。復職や解決金の獲得が「成功」に当たる
着手金・報酬金(残業代など金銭請求) 着手金は回収見込み額の約8%、報酬金は回収額の約16%(300万円以下の場合)が一つの基準。着手金無料・報酬金のみの事務所もある 2004年まで日弁連が定めていた旧報酬基準を参考にする事務所が多い。料金表は事務所ごとに必ず確認
裁判所への手数料(労働審判) 請求額100万円で5,000円、300万円で10,000円(訴訟はその2倍) ほかに郵便料が数千円かかる。労働審判から訴訟に移行した場合は差額を追納

出典:日本弁護士連合会「市民のための弁護士報酬ガイド(2008年度アンケート結果版)」、裁判所「手数料額早見表」、広島弁護士会「法律相談センター」

残業代100万円を回収した場合の手取り試算

月3万円の未払い残業代が3年分(36か月)あれば、請求額は108万円です。着手金8%・報酬金16%の基準で計算すると、費用は約26万円(着手金約8.6万円+報酬金約17.3万円)で、手元に約82万円が残ります。着手金無料・報酬金20〜25%型の事務所なら、初期費用ゼロで着手し、回収後に約22〜27万円を精算する形になります。どちらのタイプでも、相談を1か月遅らせるごとに時効で3万円分が消えるため、費用より先に「いつ動くか」が手取りを左右します。

見積もりで確認する4点

  • 着手金の有無と金額(交渉→労働審判→訴訟と段階が進むごとに追加があるか)
  • 報酬金の計算方法(回収額の何%か、解雇撤回など金銭以外の成果の場合はいくらか)
  • 実費の範囲(内容証明の郵送料、裁判所への手数料、交通費)
  • 途中で解決した場合や回収できなかった場合の費用、分割払い・後払い(回収額からの精算)に対応しているか

法テラスを使える人の条件と立替の目安

手取り月収と貯金が次の基準以下なら、法テラスで無料相談(同じ問題で3回まで)と弁護士費用の立替を利用できます。福山市内の契約弁護士の事務所で相談を受けられるので、広島市まで行く必要はありません。立替金は月5,000〜10,000円程度の分割で返済し、会社から金銭を回収できたときは原則そこから一括精算します。

家族人数 手取り月収の基準 現金・預貯金の基準
単身 182,000円以下 180万円以下
2人家族 251,000円以下 250万円以下
3人家族 272,000円以下 270万円以下
4人家族 299,000円以下 300万円以下

家賃・住宅ローンを負担している場合は一定額を月収基準に加算できます。訴額100万円の金銭請求訴訟を弁護士に依頼した場合の立替標準額は、実費23,000円+着手金132,000円です。

出典:法テラス「民事法律扶助のしおり」、法テラス「無料法律相談・弁護士等費用の立替」

基準に当たるかどうかは法テラス広島(0570-078352)に電話すればその場で確認できます。当たらない場合でも、広島弁護士会の無料電話相談と着手金無料の事務所を組み合わせれば、初期費用をかけずに請求を始められます。

福山市の労働問題と弁護士に関するよくある質問

会社に知られずに相談できますか?

できます。弁護士には守秘義務があり、相談した事実を会社に伝えることはありません。総合労働相談コーナーや広島県の労働相談コーナーも秘密厳守です。会社に連絡が入るのは、依頼後に弁護士名で請求書を送る段階からで、そのタイミングは本人と相談して決めます。

労働審判は広島市まで行かないといけませんか?

福山市の事件なら広島地方裁判所福山支部で申し立てられます。労働審判を扱う裁判所は原則として地裁の本庁だけですが、福山支部は平成29年4月から取り扱いを始めた例外の一つです。勤務先や自分が働いていた事業所が福山市・府中市・神石郡・尾道市・三原市などにあれば福山支部が管轄になります。

福山で労働問題の無料相談はどこでできますか?

弁護士に無料で話すなら、広島弁護士会の労働問題無料法律相談(080-2936-9497)が毎週水曜15時〜19時に電話で受け付けていて、同じ案件で2回まで使えます。対面なら広島県の東部地域県民相談室(毎週火曜13時〜15時・無料・予約制)と福山市の法律相談(毎週水曜午前・無料・予約制)があります。県の労働相談コーナーふくやま(0120-570-237)も費用無料です。

証拠が手元にありません。それでも相談できますか?

できます。給与明細や雇用契約書がなくても、出退勤の記録が残るスマートフォンのアプリ、業務メールの送信時刻、同僚の証言など、集め直せる証拠は少なくありません。会社に対してはタイムカードや賃金台帳の開示を求めることもできます。何を集めれば請求が成り立つかは、初回相談で弁護士が手元の状況を聞いてその場で挙げてくれます。

退職した後でも残業代を請求できますか?

できます。退職後でも各支払日から3年以内の分は請求できます。在職中に言いにくかった人が退職後にまとめて請求するケースは多く、会社との接点がなくなった分、交渉は弁護士に任せやすくなります。

労働基準監督署に申告すれば会社は支払ってくれますか?

必ず支払われるとは限りません。監督署は違反があれば是正勧告を出しますが、支払いを強制する権限はなく、金額の計算や取り立ての代理もしません。勧告で会社が任意に支払えば解決しますが、応じない場合は弁護士による請求・労働審判が必要になります。

社労士と弁護士では何が違いますか?

社会保険労務士は労働・社会保険の手続や労務管理の相談を扱いますが、会社との交渉や裁判所の手続を本人に代わって行えるのは弁護士だけです。福山市役所の社会保険労務相談(奇数月第3木曜13時〜16時)は社労士が対応するので状況の整理に向いています。未払い分を請求したい、解雇を撤回させたいという段階なら弁護士に依頼してください。

パート・アルバイト・派遣でも弁護士に依頼する意味はありますか?

あります。有期契約でも雇い止めには法律上の制限があり、時給が最低賃金1,085円を下回る場合は差額を請求できます。請求額が小さいと感じても、初回無料相談で見込み額と費用を出してもらえば、「依頼して手元にいくら残るか」の数字で判断できます。

労働審判はどのくらいの期間で終わりますか?

原則3回以内の期日で審理を終える手続で、全国統計では申立てから3か月以内に終わる事件が65.5%です。福山市の場合は広島地方裁判所福山支部で行われます。訴訟に比べて短期間で解決する手続なので、在職中に決着をつけたい人にも選ばれています。

福山市で弁護士を探す 自分のトラブルに対応できる事務所を比べて選んでください

取扱い分野、初回相談料、対応時間、オンライン面談の可否、対応エリアは事務所ごとに異なります。掲載情報を複数見比べて、いまの状況に合う相談先を検討してください。

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