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京都市で労働問題に強い営業時間中な弁護士一覧

京都の労働に関わる基本情報
平均残業代 残業代支給額
平均1.5万円/月
全国平均:1.7 万円
平均残業時間 月の残業時間
平均7.6時間/月
全国平均:9.2 時間
労基違反件数 労基違反件数
228件/年
全国:17594 件

京都府京都市で労働問題に強い弁護士 が18件見つかりました。

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更新日:
並び順について
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当サイトでは、有料登録弁護士を優先的に表示しています。また、以下の条件も加味して並び順を決定しています。

・検索時に指定された都道府県に所在するかや事件対応を行っている事務所かどうか
・当サイト経由の問合せ量の多寡

弁護士を選ぶコツはありますか? Q

あります。地域・分野で絞り込み検索した上で、気になる事務所のページを確認し、経験・実績や注力分野が自分に合っている弁護士を選びましょう。また、良さそうな弁護士が見つかったら、実際に相談してみるのも重要です。
そうすることで「依頼先として信頼できそうか」「あなたと相性は良さそうか」「やり取りがスムーズか」「説明が分かりやすく納得できるか」など、掲載情報だけでは得られない「依頼の決め手になる判断材料」を手に入れることが出来ます。 A

複数の弁護士に相談できる? Q

相談できます。相談=依頼ではございません。相談したからといって必ず依頼しなければならいないということはございませんので、ご安心ください。無料相談などを活用し比較検討することで、より納得のいく提案を受けやすくなることに加え、あなたにピッタリな弁護士が見つかる可能性が高まります。 A

相談前に準備すべきことは? Q

「トラブルの内容」をはじめ「トラブルが発生した経緯」や「登場人物」「聞きたいこと」を整理しておきましょう。
面談希望の場合は、候補日時を2~3つ用意しておくとスムーズに予約がとれます。また面談時に、相談内容をまとめたメモを持参するのもよいでしょう。 A

アディーレ法律事務所 京都支店

住所
〒600-8009
京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町101アーバンネット四条烏丸ビル5F
最寄駅
阪急「烏丸駅」,市営地下鉄「四条駅」22番・24番出口より直結
営業時間
平日:09:00〜22:00 土曜:09:00〜22:00 日曜:09:00〜22:00 祝日:09:00〜22:00
対応地域
福井県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
弁護士
大上 哲平【京都支店長】
定休日
18件中 1~18件を表示

京都府京都市の労働弁護士が回答した解決事例

並び順について
解決事例は、以下のルールに基づき表示させております。
・当サイトの有料登録弁護士の事例、無料登録弁護士の事例の順に優先的に表示
・地域及び相談内容がマッチする弁護士が回答した解決事例のみを表示

また、同じ優先度の事例については、無作為に並び順を決定し、且つ、定期的にその並び順を変更しております。
得られたメリット

労働者からの損害賠償額を減額することができました。

【年齢】50代【性別】男性
正社員
派遣/契約社員
アルバイト
取締/役員
業務委託契約
残業代の回収金額
---
退職代行の結果
---
会社との和解金
---
獲得損害賠償金
250万円
この事例を解決した事務所
富士パートナーズ法律事務所 弁護士:宮田 聖也
京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町500番地1中信御池ビル5階
得られたメリット

労働者に支払う金額を600万円減額できました。

【年齢】50代【性別】男性
正社員
派遣/契約社員
アルバイト
取締/役員
業務委託契約
残業代の回収金額
---
退職代行の結果
---
会社との和解金
---
獲得損害賠償金
250万円
この事例を解決した事務所
富士パートナーズ法律事務所 弁護士:宮田 聖也
京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町500番地1中信御池ビル5階
得られたメリット

労働者に残業代を払う必要がなくなりました。

【年齢】50代【性別】男性
正社員
派遣/契約社員
アルバイト
取締/役員
業務委託契約
残業代の回収金額
---
退職代行の結果
---
会社との和解金
---
獲得損害賠償金
60万円
この事例を解決した事務所
富士パートナーズ法律事務所 弁護士:宮田 聖也
京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町500番地1中信御池ビル5階
得られたメリット

高額の残業代を得られました。

【年齢】30代【性別】男性
正社員
派遣/契約社員
アルバイト
取締/役員
業務委託契約
残業代の回収金額
150万円
退職代行の結果
---
会社との和解金
---
獲得損害賠償金
150万円
この事例を解決した事務所
富士パートナーズ法律事務所 弁護士:宮田 聖也
京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町500番地1中信御池ビル5階
得られたメリット

解雇が無効となり、復職可能となった。また、50万円の解決金を受けました。

【年齢】40代【性別】女性
正社員
派遣/契約社員
アルバイト
取締/役員
業務委託契約
残業代の回収金額
---
退職代行の結果
---
会社との和解金
50万円
獲得損害賠償金
---
この事例を解決した事務所
富士パートナーズ法律事務所 弁護士:宮田 聖也
京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町500番地1中信御池ビル5階

京都市で労働問題を弁護士に相談する前に知っておきたいこと

京都市で働く人が残業代の未払い、解雇、職場のハラスメントに直面したとき、どこに連絡すれば話が前に進むのかを先にまとめます。相談先は複数ありますが、会社に対して金銭の請求や交渉を代わりに進められるのは弁護士だけです。

京都市で働く人が最初に押さえる4点

弁護士に平日夜、初回無料で相談できる
京都弁護士会の労働相談は毎週月曜・金曜の18:00〜20:30に京都駅前法律相談センターで実施され、労働者からの相談は初回無料です(予約075-231-2378)。
勤務先の区で管轄の労働基準監督署が変わる
京都市の11区は京都上・京都下・京都南の3署に分かれます。山科区が「京都下」の管轄になるなど地理感覚とずれる区もあるので、勤務先の区で確かめてください。
請求できる期間には期限がある
未払い賃金・残業代は3年で請求できなくなります。給与明細を確認した月から、毎月1か月分ずつ消えていきます。
弁護士に頼むと会社との交渉を任せられる
監督署や相談窓口は助言・指導までで、会社から金銭を取り立てることはしません。費用は回収額の2〜3割が目安で、着手金無料の事務所もあります。請求額の計算、内容証明、京都地方裁判所への労働審判の申立てまで任せるなら、このページの弁護士一覧から相談先を選んでください。

数字で見る京都府の労働相談【2025年度】

京都府では年間2万2千件を超える労働相談が公的窓口に寄せられ、その3割強が「会社と争いになっている」段階の相談です。同じ悩みを持つ人は多く、相談すること自体は珍しくありません。2025年度に京都労働局管内の総合労働相談コーナーへ寄せられた相談の数字です。

項目 京都府 全国
総合労働相談件数 22,482件 1,198,010件
民事上の個別労働関係紛争の相談件数 7,815件 277,053件
労働局長による助言・指導の申出件数 169件 9,616件
紛争調整委員会によるあっせん申請件数 97件 4,486件

出典:厚生労働省「令和7年度個別労働紛争解決制度の施行状況」京都労働局

「いじめ・嫌がらせ」が14年連続で最多

全国の民事上の個別労働関係紛争で最も多い相談内容は「いじめ・嫌がらせ」55,614件で、前年度から1.1%増えて14年連続の1位です。助言・指導の申出では「労働条件の引き下げ」1,220件、あっせん申請では「解雇」892件がそれぞれ最も多くなっています。京都府は総合労働相談のうち民事上の紛争が7,815件と3分の1を占め、全国平均より争いの段階まで進んだ相談の比率が高くなっています。

京都府内では2025年度に、仕事が原因の精神障害で労災を請求した人が140人、支給が決まった人が29人います。脳・心臓疾患では請求38人、支給9人です。長時間労働やハラスメントで体調を崩した場合、労災保険とは別に会社へ損害賠償を請求できるケースがあります。

出典:厚生労働省「令和7年度 過労死等の労災補償状況」(別添 都道府県別表)

京都市は働きながら学ぶ人が2万3千人

令和2年国勢調査によると、京都市の労働力人口は61万2,620人、就業者は58万5,240人、完全失業者は2万7,380人です。労働力率は61.3%で、女性は53.7%です。産業別では「卸売業、小売業」が17.0%で最も多く、「製造業」14.1%、「医療、福祉」13.9%と続きます。

京都市の特徴は学生の多さです。就業者のうち「通学のかたわら仕事」をしている人が2万3,502人いて、そのうち約36%(8,425人)が宿泊業・飲食サービス業で働いています。非労働力人口38万6,264人のうち通学者は18万735人で、約47%を占めます。シフトを断れない、テスト期間でも休ませてもらえない、閉店後の片付け分の給料が出ないといったアルバイトのトラブルが起きやすい環境です。京都府の最低賃金は時間額1,122円なので、時給がこれを下回っていないか、休憩や残業の扱いが契約書どおりかを、まず給与明細で確かめてください。

出典:京都市「令和2年国勢調査 就業状態等基本集計」厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」

京都市の勤務先は3つの監督署に分かれる

労働基準監督署へ申告するときの窓口は、自分の住所ではなく勤務先の所在地で決まります。京都市の11区は3つの署に分かれ、山科区が「京都下」の管轄になるなど署名と位置が一致しない区もあるので、勤務先の区から管轄署を確かめてください。

労働基準監督署 管轄する区
京都上 上京区、中京区、左京区、右京区、西京区、北区
京都下 下京区、東山区、山科区、南区
京都南 伏見区(宇治市・城陽市などと同じ管轄)
名称 所在地 電話番号
京都上労働基準監督署 〒604-8467 京都市中京区西ノ京大炊御門町19-19
JR嵯峨野線 円町駅から徒歩5分
075-462-5112(方面:労働条件・解雇・賃金/総合労働相談コーナー)
075-462-5125(労災課)
京都下労働基準監督署 〒600-8009 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町101 アーバンネット四条烏丸ビル5階
地下鉄四条駅・阪急烏丸駅から
075-254-3196(方面:労働条件・解雇・賃金/総合労働相談コーナー)
075-254-3198(労災課)
京都南労働基準監督署 〒612-8108 京都市伏見区奉行前町6
京阪 伏見桃山駅・近鉄 桃山御陵前駅から徒歩5分
075-601-8322(方面:労働条件・解雇・賃金/総合労働相談コーナー)
075-601-8324(労災課)
京都労働局 総合労働相談コーナー 〒604-0846 京都市中京区両替町通御池上ル金吹町451
地下鉄 烏丸御池駅から
075-241-3221

総合労働相談コーナーの受付は9:00〜17:00で、利用は無料・予約不要です。京都労働局と京都上・京都下のコーナーには女性の相談員がいます。

出典:厚生労働省「労働基準監督署管轄一覧(京都府)」京都労働局「総合労働相談コーナー」厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」

監督署は労働基準法違反があれば会社に是正勧告を出しますが、未払い分を会社から取り立てて本人に渡す手続は行いません。動いてもらうにはタイムカードの写しや給与明細など違反を示す資料が必要です。「支払わせたい」「解雇を撤回させたい」という段階では、弁護士に交渉を任せる方が結果につながります。

京都市で無料で労働相談できる場所

京都は平日の夜や土曜に相談できる窓口がそろっています。弁護士に無料で話したいなら、京都弁護士会が月曜・金曜の夜に開いている労働相談から始めるのが早いです。

窓口 できること・受付 電話番号
京都弁護士会 労働相談(京都駅前法律相談センター・山崎メディカルビル6階) 労働者からの労働問題の相談。初回無料(2回目以降は1回5,500円)。毎週月曜・金曜18:00〜20:30。予約受付は平日9:15〜12:00・13:00〜16:30 075-231-2378
京都府 特別労働相談(京都テルサ内 京都府労働相談所) 弁護士による労働相談で無料。法律解釈・判例・訴訟手続の助言。毎月第3木曜13:00〜16:00・1組30分・要予約。原則として事前に一般労働相談を受けることが条件 0120-786-604
京都府 労働相談所(南区新町通九条下ル 京都テルサ西館3階) 賃金・労働時間・休暇・ハラスメントなど。月〜金9:00〜13:00・14:00〜17:00(来所は予約必須)。社会保険労務士による相談は平日17:00〜20:00と土曜9:00〜17:00(予約必須)。WEB相談・メール相談もあり 0120-786-604
労働条件相談ほっとライン(厚生労働省委託) 残業代不払い・過重労働・パワハラなど。平日17:00〜22:00、土日祝9:00〜21:00。無料 0120-811-610
京都府労働委員会(あっせん) 個別労働関係紛争のあっせん。上京区の京都府庁西別館4階。受付は平日8:30〜17:15 075-414-5733
法テラス京都(中京区御池通東洞院西入る笹屋町435 京都御池第一生命ビル3階) 収入・資産が基準以下の人向けの無料法律相談と弁護士費用の立替。平日9:00〜17:00。地下鉄烏丸御池駅3番出口から徒歩1分 0570-078332

出典:京都弁護士会「労働問題に関する相談」京都府「特別労働相談」京都府「労働相談窓口」法テラス「法テラス京都」

平日夜間・土曜・当日に相談したい場合

京都は仕事を休まずに相談できる選択肢が多い都市です。弁護士に会って話したいなら京都弁護士会の月曜・金曜18:00〜20:30(初回無料)、社会保険労務士に整理してもらうなら京都府労働相談所の平日17:00〜20:00と土曜9:00〜17:00が使えます。日曜や祝日なら労働条件相談ほっとライン(土日祝9:00〜21:00)が無料です。

解雇を言い渡された当日や休日にすぐ動きたいときは、民間の法律事務所の受付を使ってください。京都市内の事務所には、夜間・土日祝の面談、電話・メール・LINE・オンライン面談、24時間受付のWeb予約フォームに対応しているところがあり、初回相談無料の事務所もあります。このページの一覧で「休日相談」「オンライン面談」「初回相談無料」の表示を確認し、当日または翌営業日に話せる事務所から連絡してください。

学生アルバイトのトラブルの相談先

学生のアルバイトに特化した窓口が京都には2つあります。京都府労働相談所には「学生トラブル相談窓口」が置かれ、アルバイトや就職活動中のトラブルを電話・来所・WEB・メールで相談できます(0120-786-604)。京都市わかもの就職支援センター(下京区東塩小路町939 キャンパスプラザ京都6階・075-746-5086)も、アルバイトに関する困りごとの相談を受け付けています。

アルバイトでも労働基準法は正社員と同じように適用されます。シフトの強要、退職を認めない扱い、閉店後の片付け分の賃金の不払い、ノルマ達成のための自腹購入は、いずれも違法になるケースがあります。金額が小さくても、時給が最低賃金1,122円を下回っていれば差額を請求できます。

出典:京都府「労働相談窓口」京都市「ブラックバイトについて相談したい」

女性が相談しやすい窓口と多言語対応

同性に聞いてほしい内容なら、総合労働相談コーナーのうち京都労働局・京都上・京都下には女性の相談員がいます(京都南には配置されていません)。伏見区の勤務先を担当する京都南署には女性相談員の配置がないので、女性の相談員に聞いてほしい場合は京都労働局のコーナー(075-241-3221・中京区両替町通御池上ル)を使ってください。受付は9:00〜17:00で無料・予約不要です。

外国人労働者には京都労働局の外国人労働者相談コーナー(075-241-3214)があり、相談無料・秘密厳守で予約も不要です。英語は火曜・木曜と第2・第4水曜、ベトナム語は水曜で、いずれも9:00〜16:30(12:00〜13:00を除く)に対応します。解雇・契約の打ち切り・未払い賃金・サービス残業・有給休暇・労災の相談ができます。

出典:京都労働局「総合労働相談コーナー」京都労働局「外国人労働者相談コーナー」

窓口ごとに「できること」が違う

監督署・府・市の相談窓口は、法律の説明と助言、会社への指導やあっせんの場づくりまでが役割です。会社が応じなければそこで止まります。京都弁護士会の労働相談・京都府の特別労働相談・法テラスは弁護士が直接話を聞く窓口で、そのまま依頼につなげられます。「まず状況を整理したい」なら電話相談、「会社に請求したい」なら弁護士が話を聞く窓口へ進んでください。

相談前に用意しておくもの

手元にあるものだけで構いません

  • 雇用契約書・労働条件通知書・就業規則の写し(残業や退職金のルールが書いてあります)
  • 直近1年分の給与明細と、タイムカード・シフト表・退勤時刻が分かるメールやアプリの記録
  • 解雇通知書・退職勧奨のメール・LINEのやり取り(口頭で言われた内容は日時とともにメモしておきます)
  • ハラスメントの録音・日記・診断書(体調不良で受診した場合)

京都市で弁護士への相談が多い労働トラブル

公的窓口に寄せられる相談の上位と、弁護士が代理して解決を図る場面をつなげて整理します。

職場のいじめ・嫌がらせ(パワハラ・セクハラ)

全国で14年連続最多の相談内容です。事業主にはパワーハラスメント防止のための措置義務があり、放置した会社には損害賠償を請求できるケースがあります。弁護士は録音・メール・診断書から立証できる事実を整理し、会社への是正要求や慰謝料請求を進めます。

飲食・宿泊のシフト制職場での残業代の未払い

京都市は宿泊業・飲食サービス業が就業者の8.2%を占め、働く学生の36%がこの業種です。開店前の準備や閉店後の片付けが労働時間に入っていない、深夜割増が付いていない、固定残業代を超えた分が払われていないケースが対象です。弁護士は勤務記録から未払い額を算出し、遅延利息や付加金を含めて請求します。時給換算で最低賃金1,122円を下回る場合は差額も請求できます。

不当解雇・雇い止め

全国のあっせん申請で最も多い類型です。客観的に合理的な理由がなく社会通念上相当と認められない解雇は不当解雇として無効で、即日解雇なら30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)の支払いも求められます。弁護士は解雇理由証明書を会社に請求させ、地位確認と解雇後の賃金(バックペイ)の請求、または金銭による解決のどちらを目指すかを一緒に決めます。

退職をめぐるトラブル(退職を認めない・退職強要)

退職届を受け取ってもらえない、損害賠償をちらつかせて引き止められる、逆に退職を強要される場合は、弁護士が代理人として会社に通知し、離職票や未払い賃金の受け取りまで対応します。民間の退職代行サービスと違い、弁護士は退職の意思表示だけでなく有給休暇の消化や未払い分の請求交渉まで一括で進められます。

労働条件の引き下げ・賃金カット

全国の助言・指導の申出で最も多い相談内容です。就業規則の変更で一方的に給与や手当を下げられた場合、変更の合理性が争点になります。弁護士は変更前後の規則と給与明細を比べ、差額の請求可否を判断します。有給休暇を取らせない、申請すると減給するといった扱いも同じく労働条件の問題として相談できます。

労災(過労によるうつ病・脳や心臓の病気・仕事中のけが)

2025年度に京都府内で精神障害を理由に労災を請求した人は140人、支給が決まった人は29人です。労災保険の給付は監督署への請求で受けられますが、会社に安全配慮義務違反があれば、保険でカバーされない慰謝料や逸失利益を会社に別途請求できます。弁護士は労災申請の書類作成と、会社への損害賠償請求の両方を進めます。

制度の参考:e-Gov法令検索「労働施策総合推進法」(第30条の2)e-Gov法令検索「労働契約法」(第10条・第16条)e-Gov法令検索「労働基準法」(第20条・第22条・第32条・第37条・第39条・第114条)

弁護士に依頼するとできること

依頼した日から、会社とのやり取りの窓口はすべて弁護士に替わります。あなたがやることは、手元の資料を渡すことと、「未払い分を払わせたい」「解雇を撤回させたい」といった希望を伝えることの2つです。金額の計算、書面の作成、会社との交渉、裁判所での手続は、次の流れで弁護士が代わりに進めます。京都市の場合、交渉がまとまらなければ京都地方裁判所で労働審判を申し立てる流れが一般的です。

証拠の整理と請求額の算定

「いくら請求できるか」を弁護士が計算します。給与明細と勤務記録から未払い額を算出し、解雇やハラスメントでは時系列と立証できる事実を整理します。タイムカードが手元になくても、会社への開示請求を弁護士が行って集めます。

内容証明の送付と交渉

弁護士名で請求書を送り、以降の会社からの連絡はすべて弁護士が受けます。あなたが上司や社長と直接話す場面はなくなります。多くの事案はこの段階で支払いや解決金の合意に至ります。

労働審判(京都地方裁判所)

申立書の作成から期日への同席・主張の代弁まで弁護士が行います。労働審判は原則3回以内の期日で審理を終える手続で、全国の統計では65.5%の事件が申立てから3か月以内に終了し、平均審理期間は82.6日です。京都府内で労働審判を扱うのは京都地方裁判所の本庁(京都市中京区菊屋町)だけで、園部・宮津・舞鶴・福知山の各支部では申し立てできません。市バス「裁判所前」から徒歩約1分、地下鉄丸太町駅から徒歩約7分です。

訴訟

労働審判に異議が出た場合や、事実関係の争いが大きい場合は訴訟に移行します。主張・証拠の提出から判決・和解まで弁護士が代理し、あなたは要所の判断(和解に応じるかなど)だけを行います。

出典:裁判所「労働審判手続」京都地方裁判所「所在地」京都地方裁判所「窓口案内」e-Gov法令検索「労働審判法」(第15条)

請求できる期間には期限がある

労働問題の請求権には時効があります。特に賃金は「支払日ごと」に3年で消えるため、相談を1か月遅らせると1か月分が請求できなくなります。

請求の種類 期限
未払い賃金・残業代 各支払日から3年(当分の間)
退職金 支払日から5年
ハラスメント等の損害賠償(不法行為) 損害と加害者を知った時から3年(生命・身体の侵害は5年)
解雇無効の主張 法定の期限なし。時間が経つほど不利になるため早期に

出典:e-Gov法令検索「労働基準法」(第115条・附則第143条)e-Gov法令検索「民法」(第724条・第724条の2)

時効は弁護士が内容証明で請求すると6か月間完成が猶予され、労働審判や訴訟を申し立てると進行が止まります。「もう遅いかもしれない」と思う時期でも、まず給与明細の一番古い月を確認して相談してください。

京都市で労働問題に強い弁護士の選び方

京都市の法律事務所は中京区の烏丸御池・四条烏丸と京都駅周辺、裁判所のある丸太町周辺に集まっています。選び方は「労働者側の実績で2〜3か所に絞る → 無料相談で同じ話をする → 見通しと費用に即答できた事務所に依頼する」の3ステップで進めてください。

労働者側の実績がある事務所だけ残す

このページの一覧から、残業代請求・解雇・ハラスメントなど自分と同じ種類のトラブルの解決事例を載せている事務所を2〜3か所選びます。労働者側の代理を明示していない事務所と、使用者側専門の事務所は方針が合わないので外します。京都地裁での労働審判・訴訟まで対応できるかもここで見ておきます。

無料相談で同じ内容を話す

京都弁護士会の労働相談(月曜・金曜の夜・初回無料)と初回相談無料の事務所を組み合わせ、残した2〜3か所に同じ資料を見せて同じ説明をします。同じ事実を話しても見立ては事務所ごとに変わるので、比べると自分の事案の相場観がつかめます。セクハラなど話しにくい内容なら、予約の電話で女性弁護士の対応を頼めるかどうかも比較材料にします。

見通しと費用に即答できた事務所に依頼する

聞くことは「見通し(勝てる可能性・回収見込み・期間)はどうか」「費用の総額は着手金・報酬金・実費に分けるといくらか」の2つです。どちらにも具体的な数字で答えた事務所が、あなたと同じ案件を扱い慣れている事務所です。

口コミサイトの評判やランキングは、掲載の順番が広告費で決まることもあり、自分の事案に合うかまでは分かりません。実際に話して見通しを聞いた事務所を選ぶ方が確実です。

弁護士費用の相場と回収額の目安

弁護士費用は事務所ごとの自由設定ですが、目安になる公的なデータはあります。結論から言うと、未払い残業代や解決金として100万円を回収するケースなら、費用を差し引いても手元に70〜80万円程度が残る計算になる事務所が多く、京都では相談だけなら弁護士会の初回無料枠から始められます。

相談料・着手金・報酬金の目安

費用の種類 目安 根拠・補足
法律相談料 1時間1万円、または30分5,000円。初回無料の事務所も多い 日弁連アンケートで「1万円」56%・「5,000円」36%。京都弁護士会の労働相談は初回無料(2回目以降5,500円)、京都府の特別労働相談は無料。法テラスは資力基準を満たせば無料
着手金(解雇事件) 20万〜30万円 月給30万円の人が懲戒解雇の無効を争い復職した例。労働審判ならこれより低い傾向
報酬金(解雇事件) 30万〜50万円 同上の例。復職や解決金の獲得が「成功」に当たる
着手金・報酬金(残業代など金銭請求) 着手金は回収見込み額の約8%、報酬金は回収額の約16%(300万円以下の場合)が一つの基準。着手金無料・報酬金のみの事務所もある 2004年まで日弁連が定めていた旧報酬基準を参考にする事務所が多い。料金表は事務所ごとに必ず確認
裁判所への手数料(労働審判) 請求額100万円で5,000円、300万円で10,000円(訴訟はその2倍) ほかに郵便料が数千円かかる。労働審判から訴訟に移行した場合は差額を追納

出典:日本弁護士連合会「市民のための弁護士報酬ガイド(2008年度アンケート結果版)」裁判所「手数料額早見表」京都弁護士会「法律相談センター」

残業代100万円を回収した場合の手取り試算

月3万円の未払い残業代が3年分(36か月)あれば、請求額は108万円です。着手金8%・報酬金16%の基準で計算すると、費用は約26万円(着手金約8.6万円+報酬金約17.3万円)で、手元に約82万円が残ります。着手金無料・報酬金20〜25%型の事務所なら、初期費用ゼロで着手し、回収後に約22〜27万円を精算する形になります。どちらのタイプでも、相談を1か月遅らせるごとに時効で3万円分が消えるため、費用より先に「いつ動くか」が手取りを左右します。

見積もりで確認する4点

  • 着手金の有無と金額(交渉→労働審判→訴訟と段階が進むごとに追加があるか)
  • 報酬金の計算方法(回収額の何%か、解雇撤回など金銭以外の成果の場合はいくらか)
  • 実費の範囲(内容証明の郵送料、裁判所への手数料、交通費)
  • 途中で解決した場合や回収できなかった場合の費用、分割払い・後払い(回収額からの精算)に対応しているか

法テラスを使える人の条件と立替の目安

手取り月収と貯金が次の基準以下なら、法テラス京都で無料相談(同じ問題で3回まで)と弁護士費用の立替を利用できます。京都駅前法律相談センターは法テラスの指定相談場所なので、資力基準に当てはまれば同じ場所で無料相談を受けられます。立替金は月5,000〜10,000円程度の分割で返済し、会社から金銭を回収できたときは原則そこから一括精算します。

家族人数 手取り月収の基準 現金・預貯金の基準
単身 182,000円以下 180万円以下
2人家族 251,000円以下 250万円以下
3人家族 272,000円以下 270万円以下
4人家族 299,000円以下 300万円以下

家賃・住宅ローンを負担している場合は一定額を月収基準に加算できます。訴額100万円の金銭請求訴訟を弁護士に依頼した場合の立替標準額は、実費23,000円+着手金132,000円です。

出典:法テラス「民事法律扶助のしおり」法テラス「無料法律相談・弁護士等費用の立替」

基準に当たるかどうかは法テラス京都(0570-078332)に電話すればその場で確認できます。当たらない場合でも、京都弁護士会の初回無料相談と着手金無料の事務所を組み合わせれば、初期費用をかけずに請求を始められます。

京都市の労働問題と弁護士に関するよくある質問

会社に知られずに相談できますか?

できます。弁護士には守秘義務があり、相談した事実を会社に伝えることはありません。総合労働相談コーナーや京都府労働相談所も秘密厳守です。会社に連絡が入るのは、依頼後に弁護士名で請求書を送る段階からで、そのタイミングは本人と相談して決めます。

京都で労働問題の無料相談はどこでできますか?

弁護士に無料で話すなら、京都弁護士会の労働相談(075-231-2378)が毎週月曜・金曜18:00〜20:30に京都駅前法律相談センターで実施していて、労働者は初回無料です。京都府の特別労働相談(0120-786-604・毎月第3木曜13:00〜16:00)も弁護士が無料で対応します(要予約・原則として事前に一般労働相談を受けることが条件)。夜間や土日なら労働条件相談ほっとライン(0120-811-610)が無料です。

山科区で働いていますが、どの労働基準監督署に行けばよいですか?

京都下労働基準監督署です。署名から下京区周辺だけを管轄していると思われがちですが、京都下署は下京区・東山区・山科区・南区の4区を担当します。所在地は下京区四条通室町東入のアーバンネット四条烏丸ビル5階で、電話は075-254-3196です。

アルバイトでも残業代や給料を請求できますか?

できます。労働基準法はアルバイトにも正社員と同じように適用されます。閉店後の片付けの時間、開店前の準備、制服への着替えは会社の指示で行うものなら労働時間に当たり、賃金の対象です。時給が最低賃金1,122円を下回っていれば差額も請求できます。学生なら京都府労働相談所の学生トラブル相談窓口や京都市わかもの就職支援センターでも相談できますが、会社に請求したい段階なら弁護士に依頼してください。

証拠が手元にありません。それでも相談できますか?

できます。給与明細や雇用契約書がなくても、出退勤の記録が残るスマートフォンのアプリ、業務メールの送信時刻、同僚の証言など、集め直せる証拠は少なくありません。会社に対してはタイムカードや賃金台帳の開示を求めることもできます。何を集めれば請求が成り立つかは、初回相談で弁護士が手元の状況を聞いてその場で挙げてくれます。

退職した後でも残業代を請求できますか?

できます。退職後でも各支払日から3年以内の分は請求できます。在職中に言いにくかった人が退職後にまとめて請求するケースは多く、会社との接点がなくなった分、交渉は弁護士に任せやすくなります。

労働基準監督署に申告すれば会社は支払ってくれますか?

必ず支払われるとは限りません。監督署は違反があれば是正勧告を出しますが、支払いを強制する権限はなく、金額の計算や取り立ての代理もしません。勧告で会社が任意に支払えば解決しますが、応じない場合は弁護士による請求・労働審判が必要になります。

社労士と弁護士では何が違いますか?

社会保険労務士は労働・社会保険の手続や労務管理の相談を扱いますが、会社との交渉や裁判所の手続を本人に代わって行えるのは弁護士だけです。京都府労働相談所の夜間・土曜の枠は社労士が対応するので状況の整理に向いています。未払い分を請求したい、解雇を撤回させたいという段階なら弁護士に依頼してください。

労働審判はどのくらいの期間で終わりますか?

原則3回以内の期日で審理を終える手続で、全国統計では申立てから3か月以内に終わる事件が65.5%、平均審理期間は82.6日です。京都市の場合は京都地方裁判所の本庁で行われます。訴訟に比べて短期間で解決する手続なので、在職中に決着をつけたい人にも選ばれています。

京都市で弁護士を探す 自分のトラブルに対応できる事務所を比べて選んでください

取扱い分野、初回相談料、対応時間、オンライン面談の可否、対応エリアは事務所ごとに異なります。掲載情報を複数見比べて、いまの状況に合う相談先を検討してください。

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