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公開日:2018.7.11 更新日:2022.7.8 弁護士監修記事

仕事辞めたい11の理由とは?辞めるか悩んだ際の対処法

毎日働いていると、「仕事辞めたい」と思う理由はいくらでも出てくることと思います。

 

  • 思い切って辞めるべきか
  • それとも、我慢して続けるべきか・・・

 

モヤモヤと悩み続けている方もいるでしょう。それぞれ個人の考え方や、会社の状況もありますので、一概に「仕事を辞めたい理由はこれだ」という結論は出せませんが、前半部分は仕事辞めたいと思う理由について記載しますので、 参考にしてください。

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仕事辞めたいと思う11の理由

1:人間関係が上手くいかない

仕事辞めたいと思う方の多くが人間関係で悩んでいます。ただ、今までもそうですし、これからもそうで、人間一人では生きていけません。どうしても気が合わない人もいます。仕事となると、気が合わないからと言って簡単に苦手な人を避けることは出来ません。
 

上司との人間関係

人間関係の悩みの対象となる人物は特に上司・先輩ではないでしょうか。職場の雰囲気(人間関係)は、入社してからでないとなかなか把握しづらいものです。
 
「しょっちゅう怒られる」「考えが合わない」「こんな人になりたくない」と思うことも多いでしょう。それでも組織として会社で働くには、ある程度の考え方のズレは妥協しなくてはなりません。これは、どの会社に行っても当てはまることでしょう。
 

2:上司のパワハラ・セクハラ

人間関係での問題でも、働き方を変えるだけでどうこうできる程もない、パワハラやセクハラが理由で「仕事辞めたい」と思う方もいるでしょう。仕事を辞めることを考える前に、パワハラ・セクハラを無くすための対策をとってみてください。

このようなハラスメント問題は、言わば職場内の“癌”ですので、それさえ取り除けば、案外仕事も前向きに取り組めるかと思います。

 

3:同僚との仕事に対する意識の差

職場での人間関係で悩む対象が同僚になることもあるでしょう。「自分だけ置いて行かれている」と劣等感を感じたり、「いつも不満ばかり言って慣れ合いばかりしている」と意識の違いに憤りを感じていたりするでしょう。
 

4:日々の業務が苦痛

仕事辞めたい理由に、日々の業務が苦痛に感じられている方もいるでしょう。ただ、そもそも現在の仕事を選んだのはあなたですし、人体に影響の出るような業務内容や働かせ方は、法律でも禁止されています。
 

5:毎日が単調な仕事内容

労働となると、日々の業務がルーティンワークになりがちです。理由は、新しい仕事をどんどんやるよりも、同じ作業を積み重ねていくことが生産性も安定度も高いからです。特に、会社が大きくなればなるほどそのことは顕著になります。
 

6:会社・職場に行くことが辛い

たいした理由ではないかもしれませんが「満員電車に乗って職場に行くことがストレス」「朝起きるのが辛い」と思い、それが積み重なり、他の理由も合わさり「仕事辞めたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。
 

7:労働環境が過酷

ちょっと習慣や考え方を変えるだけではどうしようも出来ないような、過酷な労働環境もあります。毎日終電近くまで残業をしたり、休みがほとんど無いような会社です。
 

8:給料が低い

給料が低いと感じ、「生活がいっぱいいっぱいのままは嫌」「このままじゃ結婚できない」そう思い「仕事辞めたい」と思われている方もいるでしょう。正規の賃金が支払われているかを知りましょう。
 

9:会社の方針が自分と合わない

会社の方針が合わずに仕事辞めたいと思う方もいるでしょう。お客さんを食い物にしていたり、体育会気質だったり、経営者を崇拝するような風潮だったり、入社後違和感を覚えた人もいるでしょう。
 

10:結婚・妊娠をきっかけに

仕事を辞めたいと考えるきっかけに結婚・妊娠がある方もいるでしょう。男性の場合、所帯ができることをきっかけに、待遇が良い会社を求める人もいるでしょう。女性の場合、家事や子育てを理由に、仕事量の少ないパートに移りたいと考える人もいるでしょう。
 

11:新卒だけど思った以上に仕事が辛い

新卒の方で、仕事辞めたいと思う方は多いものです。3年以内の新卒の離職率は約30%、3人に1人は辞めていることになります。お金を払っている学生とお金を貰っている社会人の差なので色々とギャップを感じることも多いでしょう。ただ、安易には辞めないで下さい。
 

 

仕事を辞める前にやってみるおすすめの対策

上司との人間関係に悩んでいるなら自分のために働く

自分の為・お客さんの為に働くようにしましょう。仕事で「怒られてばっかり」と思う心理の裏側には「怒られたくない」心理があり、「あの人と合わない」の裏には「認められたい」と思う心理があります。

 

つまり、上司の顔色ばかり見て仕事をしています。だからつまらなくなり、挙げ句の果てには「仕事辞めたい」と思うのです。
 

もっと、お客さんがなにを思っていて、どうして欲しいのかを考えて仕事をしてみましょう。やっていることが大幅にズレていたり、会社がお客さんから奪い取るような商売をしてない限り、いずれ上司も評価してくれるでしょう。

 

また、「将来こんな人達になりたくない」と職場に尊敬できる人がいないと感じるのであれば、自分のステップアップのために働いて下さい。仕事をきっちりこなし、残りは自分の趣味やスキルアップの時間に使いましょう。

 

このような方は、ある程度の段階で「転職」という言葉が出てくると思うので、慎重に考えた上で転職も検討していいでしょう。

 

同僚との能力差に悩んでいるなら周りとの比較をやめる

仕事の結果を上司・会社からの評価や順位に重きを置いているので、終わりのない競争社会に嫌気が差しているのだと思います。同じく、自分やお客さんの為に働く意識を持ちましょう。

 

理想としては、和気あいあいとしながらもお互いに高め合える関係です。自分やお客さんの為に働けば、社内に共感してくる人も出てくるでしょう。それで孤立するようであれば、転職を考えても良いでしょう。その頃には、自分のスキルが上がっていたり、働く本質が分かってきているはずです。

 

仕事が終わらないなら期限を決めてみる

その仕事をいつまでやるのかの期限を決めましょう。終わりの見えないことを延々とやっていると退屈にもなりますし、辞めたいと思うようにもなります。

 

年単位・月単位で期限を設け、それまでに別の仕事が与えてもらえるような動きをします。「◯◯を成し遂げたら転職をする」と目標を決めるのも良いかもしれません。

 

会社に行きたくないなら固定化した習慣を変える

会社員として働く以上職場に向かうことは避けられません。少し日々の習慣を変えるだけで、職場に行く辛い気持ちを緩和できるかもしれません。仕事が終わると帰って寝るだけ、起きたらすぐに準備して・・・といったリズムが出来上がっていませんか?

 

例えば、少し早起きして何かやりたいことをする時間を作ってみましょう。起きてすぐに「会社に行かなきゃ」と思うから、起きるのが辛くなります。

 

早起きして近くのカフェで本を読みながらコーヒーを飲んでも良いかもしれません。仕事終わりに、習い事やジムに通ってみても良いでしょう。日々のリズムを変えていきましょう。

 

職場環境が悪いならどうすれば改善できるか考える

まずは、労働環境の改善をどうにか出来ないかを考えましょう。基本的に無理な働き方をさせることは法律でも制限されています。

 

転職も検討する

転職は通常、同じ業種や職種を考えると思います。しかし、業界内での利益率もそこまで大きな違いは無く、むやみに転職をしても同じ悩みが出てくることもあるので注意が必要です。

また、職場によっては「資格手当」「歩合」などで、給料が上乗せされることがあります。どういう働きをすれば給料UPするかを考えてみるのかもいいかもしれません。

 

妥協するか辞めるか

簡単に会社の方針を変えることは出来ませんので、会社に考えを合わせるか、辞めてしまうかも検討しましょう。会社は、従業員を養うために利益を求め、従業員は会社の方針に沿うことが一般です。
 
まずは、会社の方針に近づけないかを考えてみてください。もしかしたら自身の視野が広がるかもしれません。それでも納得行かないようでしたら、転職を検討しても良いでしょう。
 

我慢し続けろとは言いませんが、どうして辞めたいのか?どうしたいのか?をしっかり考えて下さい。安易に転職しても同じような悩みが出てくることがほとんどです。

 

 

労働環境が酷いようなら仕事は辞めてしまおう

これまでは、仕事辞めたいと思う人は、「辞めたほうが良いよ」とも「もう少し頑張れ」とも言えない曖昧な返答でした。結論を言うと「答えは自分の中にあるので考え出してみましょう」です。
 
ただ、ブラック企業とも呼ばれる、粗悪な労働環境の企業もあります。そのような会社は、辞めてしまったほうが良いと考えます。40~50代になってもブラック企業で働き続けますか?ブラック企業に40~50代の人もそこまでいないと思います。
 
言い方は悪いですが、いたとしても、そのような人たちのようになりたくないと思います。いずれ年齢とともに自らギブアップするか、年をとると使えないと言ってクビを切られるか、会社自体が無くなってしまうでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。仕事辞めたいと思うことは、一時的なこともあるので、安易に辞めるようなことは控えましょう。ただ、何度も仕事辞めたい気持ちが出るようであれば、自身の考えをまとめて下さい。
 
仕事辞めたいと悩むことは、ある意味仕事に対して真面目に考えているからです。きっと最善の方法が見つかると思います。

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性別
年齢
直近年収
この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
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編集部

本記事はベンナビ労働問題(旧:労働問題弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ労働問題(旧:労働問題弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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