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宮城県でハラスメントに強い弁護士 が13件見つかりました。
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あります。地域・分野で絞り込み検索した上で、気になる事務所のページを確認し、経験・実績や注力分野が自分に合っている弁護士を選びましょう。また、良さそうな弁護士が見つかったら、実際に相談してみるのも重要です。
そうすることで「依頼先として信頼できそうか」「あなたと相性は良さそうか」「やり取りがスムーズか」「説明が分かりやすく納得できるか」など、掲載情報だけでは得られない「依頼の決め手になる判断材料」を手に入れることが出来ます。
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相談できます。相談=依頼ではございません。相談したからといって必ず依頼しなければならいないということはございませんので、ご安心ください。無料相談などを活用し比較検討することで、より納得のいく提案を受けやすくなることに加え、あなたにピッタリな弁護士が見つかる可能性が高まります。
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相談前に準備すべきことは?
「トラブルの内容」をはじめ「トラブルが発生した経緯」や「登場人物」「聞きたいこと」を整理しておきましょう。
面談希望の場合は、候補日時を2~3つ用意しておくとスムーズに予約がとれます。また面談時に、相談内容をまとめたメモを持参するのもよいでしょう。
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朝礼のたびに名指しで「給料泥棒」と言われる、飲み会の帰りに上司から体を触られた。会社の外に相談するとき、宮城県では、宮城労働局は会社に防止の措置を促す手続きを、宮城県労働委員会は話し合いの場を設け、仙台弁護士会は労働者の労働相談を無料で受けています。宮城県でパワハラやセクハラを弁護士に相談する前にしておくこと、慰謝料と労災の請求、仙台地方裁判所での手続きまでを、仙台市・石巻市・大崎市・登米市・気仙沼市の職場でも使える相談先と一緒に、急ぐ順にまとめます。
いまの状況別・最初にすること
「厳しく指導しただけ」という会社の説明が通るかどうかは、言動の中身で決まります。労働施策総合推進法は、次の3つをすべて満たす職場の言動をパワーハラスメントとし、会社に相談体制の整備などの措置を義務づけています(31条)。宮城県の労働相談Q&Aも、同じ3要素と6類型でパワハラを説明しています。
上司から部下への言動のほか、仕事の知識で上回る同僚や、集団で一人を相手にする部下からの言動も含まれ得ます。
ミスを指摘して改善を求めるのは業務の範囲内で、人格の否定や何時間も続く叱責は範囲を超えます。
同じ状況に置かれた平均的な労働者が、働くうえで見過ごせない支障を感じるかで判断されます。
出典:厚生労働省「あかるい職場応援団:パワーハラスメントの定義」、e-Gov法令検索「労働施策総合推進法」(31条・33条・36条・37条)、宮城県「労働相談Q&A パワーハラスメント(パワハラ)について」
厚生労働省の指針は、典型的なパワハラを6つの類型に分けています。どれに近いかを言葉にしてから宮城労働局や弁護士に伝えてください。
| 6類型 | 宮城の職場で起こり得る例 | 残しておく記録 |
|---|---|---|
| 身体的な攻撃 | 胸ぐらをつかむ、書類やペンを投げつける、背中を小突く | けがの写真、受診した日の診療明細、見ていた人の名前 |
| 精神的な攻撃 | 「給料泥棒」「辞めろ」と怒鳴る、全員が送り先に入ったメールで責める、休日の夜にも叱責のLINEを送る | 録音、メールやLINEの画面(送信時刻が写るように) |
| 人間関係からの切り離し | 一人だけ休憩室に入れない、朝礼や打合せの連絡を回さない、挨拶を返さないよう周りに言う | 外された会議の案内、チャットのグループ一覧、その日のメモ |
| 過大な要求 | 一人では回らない量の仕事を押しつける、達成できないノルマを課す、教えないまま任せて失敗を責める | 業務指示のメール、勤怠の記録、担当件数の推移 |
| 過小な要求 | 事務職に倉庫の片づけだけをさせる、仕事を与えずに席に座らせておく | 業務日報、担当を外される前と後の仕事の内容 |
| 個の侵害 | 交際相手や家族のことをしつこく聞く、通院や持病のことを本人の了解なく職場に広める | 発言の録音、話が広がった相手と日時 |
出典:厚生労働省「あかるい職場応援団:パワーハラスメントの定義」、宮城県「労働相談Q&A パワーハラスメント(パワハラ)について」
性的な言動によるセクハラは男女雇用機会均等法11条、妊娠・出産をめぐる嫌がらせは同法15条、育児休業や介護休業の利用への嫌がらせは育児・介護休業法25条で、会社に防止の措置が義務づけられています。2026年10月1日からは就職活動中の学生などへのセクハラ対策も義務になりました(均等法13条)。どのハラスメントも、宮城労働局の雇用環境・均等室が相談を受けます。
出典:e-Gov法令検索「男女雇用機会均等法」(11条・13条・15条)、e-Gov法令検索「育児・介護休業法」(25条)、宮城労働局「女性活躍推進法及びハラスメント関連法の改正について」、宮城労働局「ハラスメント・虐待の防止」
慰謝料を求めるにも労災を申請するにも、第三者が読んで出来事を追える記録が土台になります。宮城県の労働相談Q&Aも、まず「いつ、誰に、どのような嫌がらせを受けたのか」を整理して記録するよう案内しています。社内の窓口に申し出ると、チャットの履歴が消されたり、関係者が口裏を合わせたりすることがあるので、申し出る前に次の資料を私用のスマートフォンや自宅のパソコンへ移してください。
社内で申し出る前に自宅へ持ち帰る記録
厚生労働省の実態調査では、パワハラを受けた人がその後に取った行動で最も多いのは「何もしなかった」です。記録を集めるのもつらいなら、先に仙台弁護士会の無料の労働相談に電話して、何から残せばよいかを聞いてください。
出典:宮城県「労働相談Q&A 職場のハラスメントについて」、厚生労働省「職場のハラスメントに関する実態調査(令和5年度)」、仙台弁護士会「労働と生活保護に関する無料法律相談」
宮城労働局では、パワハラ防止法(労働施策総合推進法)に当たるパワハラと、それ以外のいじめ・嫌がらせを別の枠で受け付けています。同法のパワハラの相談は、民事上の労働トラブルの「いじめ・嫌がらせ」には数えられていません。
| 宮城労働局(令和7年度) | 件数 | 占める割合 | 順位 |
|---|---|---|---|
| その他の労働条件 | 1,557件 | 19.7% | 1位 |
| いじめ・嫌がらせ | 1,324件 | 16.7% | 2位 |
| 自己都合退職 | 1,047件 | 13.2% | 3位 |
| 民事上の個別労働紛争の相談(延べ) | 7,923件 | 100% | — |
出典:宮城労働局「『令和7年度個別労働紛争解決制度の施行状況』を公表します」、厚生労働省「『令和7年度個別労働紛争解決制度の施行状況』を公表します」
パワハラ防止法の相談とは別枠で数えて、なお1,324件が「いじめ・嫌がらせ」として寄せられ、民事上の相談では「その他の労働条件」に次ぐ2番目です。宮城労働局の助言・指導の事例には、新しく入ってきた後輩社員から「なんでそんなやり方してんの、馬鹿じゃないの」と何度も言われ、責任者や本社に訴えても取り合ってもらえずに体調を崩した正社員の例があります。労働局が会社に安全配慮義務(労働契約法5条)を説明すると、会社は本人と責任者から事情を聞き、シフトを調整して2人の勤務がなるべく重ならないようにし、本人は出勤できるようになっています。相手が上司でなくても、会社に対応を求めてください。
宮城労働局の紛争調整委員会へのあっせん申請では、いじめ・嫌がらせが平成28年度から令和4年度まで毎年、申請内容の上位2位以内に入り、令和7年度も73件の申請のうち7件を占めています。宮城県労働委員会のあっせんでも、令和7年に「職場の人間関係(パワハラ等)」を求める事項に含む申請が4件あり、過去5年で最も多くなっています。
令和7年度に宮城の労働基準監督署へ出された精神障害の労災請求は80件で、東北6県で最も多く、うち44件を女性が占めます。決定が出た64件のうち支給決定は15件で、認定率は23.4%と全国の28.2%を下回り、49件は認められていません。請求するなら、受けた言動を6類型で整理してください。
出典:宮城労働局「『令和7年度個別労働紛争解決制度の施行状況』を公表します」、宮城県労働委員会「宮城県労働委員会年報(令和7年)」、厚生労働省「令和7年度 過労死等の労災補償状況」、厚生労働省「令和7年度 過労死等の労災補償状況」別添資料(精神障害の都道府県別・出来事別)
厚生労働省の実態調査では、会社がパワハラを把握したあとの対応として「特に何もしなかった」が53.2%で最も多くなっています。会社が動かないとき、宮城で使える手続きは、相手が上司か同僚か、求めるのが職場の改善かお金かで変わります。
| 手続き | 向いている場面 | 押さえておくこと |
|---|---|---|
| 宮城労働局の紛争解決の援助・調停(雇用環境・均等室 022-299-8844) | 上司からのパワハラ、セクハラ、マタハラ。援助は労働局長が会社に措置を促し、調停は紛争調整委員会が解決案を示す(パワハラは労働施策総合推進法36条・37条、セクハラ・マタハラは男女雇用機会均等法) | 無料。申し立てたことを理由とする不利益な扱いは禁止されている |
| 宮城労働局長の助言・指導、紛争調整委員会のあっせん(総合労働相談コーナー) | 同僚や後輩からのいじめ・嫌がらせ。あっせんは令和7年度、手続きを終えた69件のうち23件が合意 | 県内7か所のコーナーのどこでも申し込める。会社に出席を強制する力はない |
| 宮城県労働委員会のあっせん(調整班 022-211-3787) | 謝罪や解決金を話し合いで決めたいとき。公益・労働者・使用者の委員3人が担当し、原則1回で終わる | 無料。宮城労働局のあっせんが進んでいる紛争は扱わない |
| 弁護士による交渉・労働審判・訴訟 | 加害者と会社に慰謝料や休業中の損害を求めるとき。会社が話し合いを拒むとき | 費用がかかる。仙台弁護士会の労働相談は無料で受けられる |
出典:厚生労働省「職場のハラスメントに関する実態調査(令和5年度)」、e-Gov法令検索「労働施策総合推進法」(31条・33条・36条・37条)、宮城労働局「ハラスメント・虐待の防止」、宮城労働局「『令和7年度個別労働紛争解決制度の施行状況』を公表します」、宮城労働局「窓口案内(相談内容から探す)」、宮城県労働委員会「個別労使紛争のあっせん」、宮城県労働委員会「Q&A個別労使紛争のあっせん(個人の労働者向け)」
宮城県労働委員会が令和7年に扱った、パワハラが関わる4件の結果は分かれています。上司のパワハラ発言について説明と謝罪を求めた申請は、会社が「職場の責任者として謝罪する」と応じて1回の話し合いで解決し、解雇とパワハラの慰謝料を求めた申請も1回で解決しています。一方、退職のときに債権債務がないと確認する合意書を交わしていた事案と、会社が「社内調査でハラスメントの事実はなかった」と回答していた事案は、会社が支払いを拒んで打ち切られました。会社がすでに社内調査で否定しているなら、話し合いの手続きを飛ばして弁護士に労働審判を任せてください。
ハラスメントを相談したことや、社内調査で事実を話したことを理由とする解雇・降格・配置転換などの不利益な扱いは、労働施策総合推進法31条2項で禁じられています。相談したあとに担当を外された、評価を下げられたといった変化があれば、その日付と内容も記録に加えてください。
出典:宮城県労働委員会「宮城県労働委員会年報(令和7年)」、e-Gov法令検索「労働施策総合推進法」(31条・33条・36条・37条)
宮城県にはカスタマーハラスメントを対象にした条例はなく、会社に対策を義務づけているのは国の改正労働施策総合推進法です。2026年10月1日から、会社の規模を問わず、カスハラから従業員を守る雇用管理上の措置が義務になりました(33条)。宮城県の労働相談Q&Aは、会社に求められる取り組みを次のように挙げています。
2026年10月1日から会社に求められる主な措置
勤め先が方針も相談先も用意しないまま客の対応を一人に任せているなら、宮城労働局か県内の総合労働相談コーナーに相談し、会社に措置を促す援助や調停は雇用環境・均等室(022-299-8844)に申し込んでください。会社と話し合って配置や担当を変えてほしいときは、宮城県労働委員会のあっせんも使えます。客の言動でうつ病などを発症した場合も労災の対象になり得るので、仙台や石巻の店舗、大崎や名取の介護施設で被害が続いているなら、会社への損害賠償も含めて弁護士に相談しましょう。
出典:宮城県「労働相談Q&A カスタマーハラスメント(カスハラ)について」、e-Gov法令検索「労働施策総合推進法」(31条・33条・36条・37条)、宮城労働局「女性活躍推進法及びハラスメント関連法の改正について」、厚生労働省「職場におけるハラスメントの防止のために」
加害者本人には不法行為(民法709条)の責任を、勤め先には使用者責任(民法715条)と安全配慮義務(労働契約法5条)違反の責任を問えるので、加害者と会社の両方に請求できます。訴えを受けた会社が取り合わないうちに体調を崩した経過も、安全配慮義務の違反を裏付ける材料になります。
| 請求できるもの | 中身 | 根拠・宮城での目安 |
|---|---|---|
| 慰謝料 | 精神的な苦痛への賠償。続いた期間、回数、人前かどうか、心身への影響、会社の対応で増減する | 民法709条(加害者)・715条(会社) |
| 治療費・通院の交通費 | 精神科・心療内科の診察代、薬代、通院の交通費 | 労災が認められた分は労災保険が負担する |
| 休業損害 | 休んで減った収入のうち労災で埋まらない部分 | 宮城の平均的な所定内給与は月31万3,700円で、3か月休んだ場合の給与は約94万円 |
| 退職に追い込まれたときの損害 | ハラスメントが原因で辞めざるを得なかったときの、一定期間分の賃金相当額 | 宮城県労働委員会では、解雇とパワハラの慰謝料を求めた申請が1回の話し合いで解決している |
出典:e-Gov法令検索「民法」(709条・715条・724条・724条の2)、e-Gov法令検索「労働契約法」(5条)、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査(都道府県別にみた賃金)」、宮城県労働委員会「宮城県労働委員会年報(令和7年)」
慰謝料は事案ごとの差が大きく、相場の数字だけで見通せる請求ではありません。金額では休職・退職で減った収入が慰謝料を上回ることも多いため、給与明細と欠勤日の記録も集めてください。時効で請求できなくなるまでの期間は、損害と加害者を知った時から3年、生命や身体を害された場合は5年で、行為の時から20年が上限です(民法724条・724条の2)。辞めるときに会社から「今後お互いに請求しない」という一文の入った退職合意書を示されたら、署名する前に塩竈や多賀城、名取からも通える仙台の事務所で中身を見てもらいましょう。
パワハラやセクハラの後にうつ病・適応障害と診断された場合、業務による病気として労災保険から給付を受けられる可能性があります。精神障害の認定基準は令和5年9月に改められ、パワハラの6類型ごとの具体例と、客や取引先からの著しい迷惑行為が、心理的な負荷を評価する出来事として示されました。
認定を分けるのは、何が起きたかの示し方です。全国の令和7年度の決定では、「上司等からパワハラを受けた」と判断された403件のうち222件が支給された一方、「上司とのトラブルがあった」と扱われた1,061件で支給は36件にとどまります。宮城で決定が出た64件のうち49件が認められていないことを踏まえ、録音とメモで、いつ、誰から、どの類型の言動を何回受けたかを一つずつ示してください。
請求には医師の診断が要ります。初診で、職場で何をされたかを具体的に伝えてください。
仙台市・塩竈市・名取市・多賀城市・岩沼市などは仙台署、石巻市・東松島市と気仙沼市・南三陸町は石巻署、大崎市と大和町など黒川郡は古川署、白石市・角田市・大河原町などは大河原署、登米市と栗原市は瀬峰署の担当です。会社が証明に応じなくても、その事情を書き添えれば請求できます。
日付、相手、言動の中身、目撃者を一覧にし、録音やメールを添えて提出します。
決定を知った日の翌日から3か月以内に、宮城労働局の労働者災害補償保険審査官へ審査請求を出してください。
出典:厚生労働省「心理的負荷による精神障害の認定基準を改正しました」、厚生労働省「令和7年度 過労死等の労災補償状況」別添資料(精神障害の都道府県別・出来事別)、宮城労働局「労働基準監督署のご案内」、厚生労働省「労災保険給付の概要」
労災保険の受給の手続きは、宮城労働局 労災補償課(022-299-8843・平日8時30分〜17時15分)か最寄りの労働基準監督署で相談できます。労災と認められると治療費の自己負担がなくなり、休業4日目からは休業補償給付と特別支給金を合わせて給与の約8割を受け取れます。労災保険は慰謝料を補償しないため、加害者と会社への賠償請求も同時に進めてください。
出典:宮城労働局「労災保険の給付を受ける」、宮城労働局「窓口案内(相談内容から探す)」、厚生労働省「労災保険給付の概要」
仙台弁護士会には497人の弁護士が所属し(2026年10月1日現在)、9割を超える弁護士が仙台地裁本庁の管内に事務所を置いています。パワハラやセクハラの事件を依頼すると、加害者や会社と向き合う役目と書類づくりの大半を代理人が引き取ります。
会社や加害者とのやり取りを引き受ける
代理人に就いた通知を送れば、連絡の相手は弁護士に変わります。加害者と席や勤務時間を離す、担当や勤務地を変えるといった要望も、代理人の名前で会社に伝えます。
社内調査の結論を検証する
会社の回答が「ハラスメントの事実はない」なら、聞き取りの相手と内容の記録を開示するよう求めます。宮城県労働委員会では社内調査の否定を理由に会社が話し合いを拒んだ例もあり、その先の労働審判で争う材料を代理人が組み立てます。
請求額を計算して書面で送る
慰謝料・治療費・休業損害の合計を出し、加害者と会社に内容証明郵便で請求します。宮城の平均的な給与なら、3か月休んだ分だけで約94万円になります。
労災申請と賠償請求を並行させる
監督署に出す申立書の書き方から、認められなかったときの審査請求まで任せられます。認定率23.4%の宮城だからこそ、出来事の整理から任せてください。
出典:日本弁護士連合会「弁護士会別会員数」(2026年10月1日現在)、仙台弁護士会「仙台弁護士会について」、宮城県労働委員会「宮城県労働委員会年報(令和7年)」、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査(都道府県別にみた賃金)」、厚生労働省「令和7年度 過労死等の労災補償状況」別添資料(精神障害の都道府県別・出来事別)
記録をそろえ、書面で請求し、会社の出方に応じて裁判所の手続きへ進むのが基本の順番です。宮城県内で労働審判を申し立てられるのは、仙台市青葉区片平の仙台地方裁判所の本庁だけです。
録音、メモ、診断書を持って弁護士と会い、誰に請求するか、見込める金額、働き続けながら進めるか退職してから進めるかを決めます。
事実と請求額を書いた書面を加害者と会社に送ります。この段階で、会社が加害者を異動させたり謝罪を申し出たりする例もあります。
裁判官と、労使それぞれの実務に詳しい審判員2人の計3人が、原則3回以内の期日で解決を図ります。全国では平均96.7日で終わり、65.6%が調停の成立で決着しています。
言った・言わないの争いが激しい事案や、審判に異議が出た事案は訴訟で決着をつけます。訴訟は本庁のほか、大河原・古川・登米・石巻・気仙沼の各支部にも起こせます。
| 裁判所 | 扱う手続き・所在地 | 対象 |
|---|---|---|
| 仙台地方裁判所 本庁 | 労働審判、労働関係の民事訴訟、民事保全(仙台市青葉区片平1-6-1) 民事訟廷事務室 事件係 022-745-6056 |
県内のすべての労働審判 |
| 仙台地方裁判所 大河原・古川・登米・石巻・気仙沼の各支部 | 民事訴訟と民事保全は扱うが、労働審判は扱わない | 白石市・大崎市・栗原市・登米市・石巻市・気仙沼市などに勤めていた人も、労働審判は仙台市青葉区片平の本庁へ申し立てる |
出典:裁判所「労働審判手続」、裁判所「仙台地方裁判所及び管内の支部 申立書提出先一覧」、仙台地方裁判所「窓口案内」
令和7年に仙台地方裁判所が受け付けた労働審判は76件で、本庁でしか扱わないため、これが宮城県内の労働審判のすべてです。古川・石巻・気仙沼の支部では労働審判を受け付けないので、大崎市や気仙沼市の職場の事案でも期日は仙台で開かれます。登米や気仙沼から通う負担を減らしたいなら、代理人を立てて、本人が出るのを事情を聞かれる期日に絞ってください。
本社が東京にある会社でも、宮城県内の事業所で働いていたなら仙台地裁に申し立てられます(労働審判法2条)。反対に、宮城に住んでいても勤務先が東京の事業所で、会社の本店も東京なら、申立先は原則として東京地裁です。
出典:e-Gov法令検索「労働審判法」(2条)、裁判所「労働審判手続」、最高裁判所「裁判の迅速化に係る検証に関する報告書(第11回)」、最高裁判所「司法統計年報(民事・行政編)」、裁判所「仙台地方裁判所及び管内の支部 申立書提出先一覧」、仙台地方裁判所「管内の裁判所の所在地」、仙台地方裁判所「窓口案内」
仙台弁護士会は「労働と生活保護に関する無料法律相談」として、雇用形態を問わず労働者の労働相談を無料で受けています。収入の条件や初回だけという限定はなく、依頼するときの費用も相談者の経済的な事情に配慮する決まりがあるので、見通しは無料で聞けます。
| 費用の種類 | 目安 | 根拠・補足 |
|---|---|---|
| 法律相談料 | 労働者の労働問題の相談は無料(仙台弁護士会「労働と生活保護に関する無料法律相談」) | 一般の法律相談は原則30分5,500円。仙台では月・木曜の夜間と土曜、古川は土曜、石巻は日曜にも相談枠がある。日弁連アンケートでは相談料「1万円」56%・「5,000円」36% |
| 着手金 | 依頼時に20万〜30万円、または請求額のおよそ8%。着手金0円で受ける事務所もある | 日弁連アンケートの労働事件の設例では20万円が45%・30万円が31%。慰謝料の請求は、着手金を取らず回収額から報酬を払う契約にもできる |
| 報酬金 | 解決時に30万〜50万円、または受け取った額の16〜25% | 同じ設例では30万円が36%・50万円が31%。加害者の異動や謝罪だけで決着したときの報酬も契約書に書いてもらう |
| 裁判所への手数料 | 労働審判は請求100万円で5,000円、300万円で10,000円 | 金額を算定できない請求は160万円とみなして6,500円。50万円なら2,500円、200万円なら7,500円 |
| 裁判所への予納郵便切手 | 労働審判は4,000円分 | 仙台地方裁判所は本庁・支部とも同じ一覧で、内訳は500円4枚・100円15枚・50円5枚・20円8枚・10円9枚。相手方の人数にかかわらず一律で、郵送費用を現金・電子納付する場合も4,000円 |
出典:日本弁護士連合会「市民のための弁護士報酬ガイド(2008年度アンケート結果版)」、裁判所「手数料額早見表(労働審判用)」、仙台地方裁判所「仙台地方裁判所本庁・管内支部 郵便切手及び予納金一覧」、仙台弁護士会「労働と生活保護に関する無料法律相談」、仙台弁護士会「法律相談のご案内」
労働審判で加害者と会社から合わせて100万円を受け取ったと仮定します。着手金20万円と報酬金16%(16万円)の組み方なら、裁判所の手数料5,000円と、仙台地裁に納める予納郵便切手4,000円を引いて、手元に残るのは約63万円です。着手金なしで報酬金25%の完全成功報酬型なら約74万円が残ります。受け取る額が300万円まで増えると順位が入れ替わり、前者は約231万円、後者は約224万円です。見込める額が小さいほど着手金のない組み方が有利になるので、仙台や石巻の事務所に見積りを頼むときは両方の型で出してもらいましょう。
費用をすぐに用意できない人は法テラスの立替制度を使えます。収入と資産が基準内なら、1つの問題につき3回まで相談料がかからず、着手金などを立て替えてもらって月々返していけます。
宮城県で生活保護の一級地にあたるのは仙台市だけで、仙台市に住む人の収入基準は次の枠で判断されます。
| 家族人数 | 手取り月収の基準(仙台市) | 現金・預貯金の基準 |
|---|---|---|
| 単身 | 200,200円以下 | 180万円以下 |
| 2人家族 | 276,100円以下 | 250万円以下 |
| 3人家族 | 299,200円以下 | 270万円以下 |
| 4人家族 | 328,900円以下 | 300万円以下 |
仙台市は生活保護の一級地にあたるため、収入基準はこの枠で見ます。石巻市や大崎市、名取市、塩竈市、登米市、栗原市など県内のほかの市町村に住む人の基準は単身182,000円・2人251,000円・3人272,000円・4人299,000円です。家賃や住宅ローンを負担している場合は単身41,000円・2人53,000円・3人66,000円・4人以上71,000円まで加算できます。宮城県内の窓口は法テラス宮城(0570-078369)の1か所です。
出典:法テラス「民事法律扶助のしおり」(2026年3月現在)、厚生労働省「級地一覧」、法テラス「法テラス宮城」
仙台弁護士会は仙台のほか、古川・石巻・気仙沼・登米・県南(大河原町)にも法律相談センターを置いています。パワハラやセクハラを任せる事務所を選ぶときは、最初の相談で次の5点を聞いて絞り込んでください。
宮城でハラスメントの事件を任せる事務所の条件
最初の相談には、録音、出来事のメモ、診断書の3つを持参してください。ベンナビ労働問題では、初回の無料相談に応じる宮城の事務所、土曜・日曜に相談できる事務所、オンライン面談ができる事務所を条件で絞り込めます。登米や気仙沼など仙台から離れた地域で働いている人は、オンラインの条件から探しましょう。
相談料や着手金の有無、休日やオンラインへの対応は事務所ごとに違います。仙台市・石巻市・大崎市・名取市・登米市のどこで働いていても、条件に合う宮城県の事務所を探せます。
出典:仙台弁護士会「法律相談のご案内」、仙台弁護士会「仙台弁護士会について」
社内では言い出せない、まず第三者に話を聞いてほしいという段階から使える相談先です。宮城県の窓口は電話の受付が平日17時までなので、夜と週末は国のほっとラインと仙台弁護士会の夜間・土日の枠を組み合わせてください。
| 窓口 | できること・受付 | 電話番号 |
|---|---|---|
| 宮城労働局 雇用環境・均等室(仙台市宮城野区鉄砲町1 仙台第4合同庁舎) | パワハラ・セクハラ・マタハラなど職場のハラスメントの相談。会社の防止措置についての相談、紛争解決の援助や調停の申込み、10月から義務になったカスハラ対策の問い合わせもここで受ける | 022-299-8844 |
| 宮城労働局 労災補償課 | うつ病・適応障害などの労災保険の給付の手続きの相談。平日8:30〜17:15。勤め先を受け持つ監督署のほか、最寄りの監督署でも相談できる | 022-299-8843 |
| 宮城県労働相談窓口(仙台市青葉区本町3-8-1 宮城県庁17階 宮城県労働委員会事務局) | 賃金・労働時間などの労働条件、解雇、退職など労働問題全般の相談を受け、制度の説明や適切な相談先の案内をする。平日8:30〜17:00(祝日・年末年始を除く)。面談は事前の電話予約がおすすめ。電子申請でも相談でき、受付時間外も送れる(回答まで2週間程度かかることがある)。無料・秘密厳守。県に監督権限はないため、会社への調査・指導はしない | 022-214-1450(専用ダイヤル) |
| 宮城県労働委員会(宮城県庁17階) | 公益・労働者・使用者の委員3人が間に入る無料のあっせん。解雇・賃金の引下げ・残業代の不払いなどが対象で、申請から開催まで40日程度、原則1回で終わる。県内で働く(働いていた)人ならパート・アルバイトも申請できる。募集・採用に関する紛争は対象外。書面のほか電子申請も可 | 022-211-3787(審査調整課 調整班) |
| 宮城労働局 総合労働相談コーナー(県内7か所) | 宮城労働局(仙台市宮城野区鉄砲町1 仙台第4合同庁舎)と、仙台・石巻・古川・大河原・瀬峰の労働基準監督署、気仙沼駅前プラザ2階に設置。平日9:00〜16:30(古川は9:30〜17:00、大河原は9:15〜16:45、気仙沼は9:00〜16:00)。管轄はなく最寄りのコーナーで相談できる。労働局長の助言・指導や、紛争調整委員会のあっせんの申請もここで受ける | 022-299-8834(宮城労働局) |
| 労働条件相談ほっとライン(厚生労働省) | 県・労働局の窓口が閉まっている平日17:00〜22:00と土日祝9:00〜21:00に電話で受ける国の無料相談 | 0120-811-610 |
| 仙台弁護士会 労働と生活保護に関する無料法律相談 | 解雇・雇止めに限らず賃金・労働時間・パワハラ・セクハラなどすべての労働相談を無料で受け、労働事件を扱う登録弁護士を紹介する。正社員・非正規を問わずすべての労働者が対象。弁護士に依頼するときの費用も相談者の経済事情に配慮する決まりがある。まず仙台弁護士会館(仙台市青葉区一番町2-9-18)内の法律相談センターへ | 022-223-2383 |
| 仙台弁護士会 法律相談センター(仙台・古川・石巻・気仙沼・登米・県南) | 一般の法律相談は原則30分5,500円・事前予約制。仙台は平日のほか月・木曜の夜間18:00〜20:00と土曜9:30〜12:30、古川は土曜10:30〜15:30、石巻は日曜10:30〜16:30にも相談できる。気仙沼(月・水)・登米(水・金)・県南=大河原町(火・木)は平日のみ。予約は平日9:00〜17:00 | 022-223-2383(予約・各センター共通) |
| 法テラス宮城(仙台市青葉区一番町3-6-1 一番町平和ビル6階) | 収入・資産が基準以下の人向けの無料法律相談と費用立替。相談は面談か電話で、予約制(WEB予約も可)。相談内容の例に労働問題も挙がっている。仙台弁護士会の法律相談センターや法テラスと契約する弁護士の事務所でも、この制度で無料相談を受けられる。受付は平日9:00〜17:00 | 0570-078369 |
出典:宮城県「宮城県労働相談窓口のご案内」、宮城県労働委員会「個別労使紛争のあっせん」、宮城県労働委員会「Q&A個別労使紛争のあっせん(個人の労働者向け)」、宮城労働局「窓口案内(相談内容から探す)」、厚生労働省「労働条件相談『ほっとライン』」、仙台弁護士会「労働と生活保護に関する無料法律相談」、仙台弁護士会「法律相談のご案内」、仙台弁護士会「夜間法律相談実施中」、仙台弁護士会「土曜・日曜法律相談実施中」、法テラス「法テラス宮城」
宮城県労働相談窓口は、制度の説明や相談先の案内をする窓口で、ある行為がパワハラに当たるかどうかの判断や、会社への調査・指導はしません。会社に措置を促してほしいときは宮城労働局の雇用環境・均等室へ、話し合いの場がほしいときは同じ県労働委員会事務局の調整班が受け持つあっせんへ、慰謝料を求めるときは弁護士へと、求める結果に合わせて相談先を選んでください。
出典:宮城県「宮城県労働相談窓口のご案内」、宮城労働局「ハラスメント・虐待の防止」、宮城労働局「窓口案内(相談内容から探す)」、宮城労働局「労災保険の給付を受ける」、厚生労働省「労働条件相談『ほっとライン』」
ありません。カスハラ対策を会社に義務づけているのは国の改正労働施策総合推進法で、2026年10月1日から、規模を問わずすべての会社にカスハラを防ぐ措置が義務づけられています。勤め先が対策を取らないときは、宮城労働局 雇用環境・均等室(022-299-8844)に相談してください。
電話と面談は平日8時30分から17時までで、夜間と土日の電話枠はありません(022-214-1450)。電子申請の相談フォームなら時間外や休日にも送れますが、回答まで2週間程度かかることがあります。その日のうちに話したいなら、平日22時・土日祝21時まで受け付ける国の労働条件相談ほっとライン(0120-811-610)に電話しましょう。
判断はしてもらえません。県の窓口は制度の説明と相談先の案内をする場です。当てはまるかを見立ててほしいなら、仙台弁護士会の無料の労働相談か、宮城労働局の総合労働相談コーナーに記録を持って相談してください。
話し合えます。令和7年には「職場の人間関係(パワハラ等)」を求める事項に含む申請が4件あり、上司の発言への説明と謝罪を求めた申請などが1回の話し合いで解決しています。宮城県内で働いている人や働いていた人なら、パートやアルバイトでも無料で申請できます。調整班(022-211-3787)に電話で相談してから申請してください。
相談できます。宮城労働局は令和7年度、パワハラ防止法の相談とは別に「いじめ・嫌がらせ」の相談を1,324件受けています。後輩社員の暴言に悩む人の申出を受けて、労働局長が会社に安全配慮義務を説明し、シフトの調整につながった事例もあります。県内7か所の総合労働相談コーナーに電話してください。
労働者の労働相談は無料です。仙台弁護士会は「労働と生活保護に関する無料法律相談」として、パワハラやセクハラを含むすべての労働相談を受け、労働事件を扱う弁護士を紹介しています。まず仙台弁護士会館(仙台市青葉区一番町)の法律相談センター(022-223-2383)に問い合わせてください。夜間や土日の相談枠は一般の法律相談(30分5,500円)として案内されているので、料金は予約のときに聞きましょう。
あります。仙台弁護士会は、仙台法律相談センターで毎週土曜の9時30分から12時30分、古川法律相談センターで土曜の10時30分から15時30分、石巻法律相談センターで毎週日曜の10時30分から16時30分に相談を受けています。仙台では月曜と木曜の18時から20時の夜間相談もあり、予約は平日に022-223-2383で受け付けています。
はい。宮城県内で労働審判を扱うのは仙台地方裁判所の本庁(仙台市青葉区片平)だけで、大河原・古川・登米・石巻・気仙沼の5つの支部では受け付けていません。訴訟なら各支部にも起こせます。仙台へ出向く回数を減らしたいなら代理人を立て、本人が出るのを事情を聞かれる期日に絞ってください。
宮城県内の事業所で働いていたなら申し立てられます。労働審判法2条により、最後に勤務した事業所の所在地を受け持つ地方裁判所も申立先になります。仙台の支店や名取・多賀城の工場、石巻の営業所に勤めていた人は、仙台地裁本庁を申立先にできます。
請求先は、勤め先の事業所を管轄する労働基準監督署です。県内は仙台・石巻・古川・大河原・瀬峰の5署で、登米市と栗原市は瀬峰署、大和町など黒川郡は古川署、気仙沼市と南三陸町は石巻署の担当です。宮城では令和7年度に精神障害の労災請求が80件あり、決定64件のうち15件が支給決定されています。
仙台市に住む単身者なら手取り月収20万200円以下が目安です。宮城県で生活保護の一級地にあたるのは仙台市だけなので、石巻市や大崎市、名取市など県内のほかの市町村に住む人は18万2,000円以下になります。預貯金は単身で180万円以下が基準で、窓口は法テラス宮城(0570-078369)です。
相談したことを理由とする配置転換や降格などの不利益な扱いは、労働施策総合推進法31条2項で禁じられています。相談した日と異動を告げられた日、会社が示した理由を書き留め、辞令や面談の記録を保存してください。異動を取り消させたい、慰謝料も求めたいという場合は、その記録を弁護士に見せましょう。
署名する前に弁護士に見せてください。宮城県労働委員会のあっせんでは、パワハラで再就職が難しくなったとして賠償を求めた人に対し、会社が退職時の合意書を理由に支払いを拒み、打ち切りになった例があります。合意書を持ち帰り、仙台弁護士会の無料の労働相談で中身を見てもらいましょう。
できます。ただし時効があり、損害と加害者を知った時から3年、心や体の健康を害された場合は5年で、行為の時から20年が上限です。手元に残っている録音やメモ、診断書、給与明細をまとめて相談しましょう。
参考資料・更新情報