【50万円獲得】社長からのハラスメントに対する慰謝料請求に成功した事例

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相談前

相談者様は、勤めていた会社の社長から、勤務時間外の飲み会に行かなかったことで「クビだ」と言われ、その日を境に「馬鹿だ」「クソガキ」などの暴言をメッセージで送られるようになりました。相談者様はこうした社長の対応に悩んでいたものの、会社に借金をしていたことなどの金銭的な理由から、社長の暴言に耐えていました。しかし、ついにこうした社長からの悪質なハラスメントが原因で通院を余儀なくされる状態になってしまったため、社長からのパワーハラスメントをどう対処するべきかについて、ご相談をいただきました。

相談後

当事務所の担当弁護士が、会社に対して相談者様の代理弁護士として就任したこと、社長の言動がハラスメント行為に該当しているため、損害賠償の支払いを求めること等を通知しました。これを受けた会社は、社長の言動は相談者様に対して友人として取った行為でありハラスメントではないこと、さらに相談者様が会社にしている借金の返還を求めるといった内容で反論しました。しかし会社の反論は、法律に基づいた適切なものではないことから、担当弁護士はこのことを指摘したうえで、粘り強く交渉を行いました。その結果、最終的に相談者様に対する貸金と相殺した、慰謝料５０万円を支払う形で解決しました。

弁護士からのコメント

このケースでは、当事務所の弁護士が、専門知識から相手の反論に法的な根拠がないことを指摘できたことが解決に大きく影響しました。会社への請求も、個人では対応できない場合でも、弁護士が交渉することで、慰謝料の請求が可能になるケースがございますので、お困りの方はぜひ一度ご相談ください。