【残業代請求】労働審判でほぼ満額回収を実現できた事例

【相談前】
私は、いわゆるラブホテルに勤務し、設備の管理を中心に接客などの業務に従事していました。ラブホテルという性格上、1日中、お客さんが来られるため、従業員もホテルに常に待機していなければならず、長時間労働が常態化していました。休憩時間であっても、従業員が少ない夜中の時間帯にはお客様に呼ばれたり緊急事態が発生すれば対応しなければならないなど、労働環境はとても過酷でした。それにもかかわらず、残業代は一切支払われていませんでした。

【相談後】
労働審判を申し立てた結果、請求額とほぼ同じ金額である520万円を回収することができました。

弁護士壇一也に依頼されて、約3カ月で520万円を回収することができました。結果のみならずスピードという意味でも非常にうまくいきました。

【弁護士からのコメント】
ホテルに勤務されている方は、休憩も挟みながら丸1日ホテルに待機しなければならないことも少なくありません。ご依頼者様も同じでした。特に、従業員が少なく、1日中稼働しているホテルでもあったため、休憩もなかなかとることができていないようでした。 幸い、お客様自身が毎日作成していた日報を準備して、私に相談されましたので、残業代を請求する証拠は十分に存在しました。 最初は、ホテルに対し、直接、内容証明郵便を送付して、残業代の支払を求めましたが、ホテル側からは満足いく回答がありませんでした。そのため、お客様とも協議した結果、労働審判を申し立てることになりました。 労働審判を行った結果、裁判所には当方の言い分を全面的に認めてもらうことができ、請求額のほぼ満額である520万円を回収することができました。労働審判では満額回答を得ることは難しいので、それができた本件は非常にうまく解決できた事例と言えます。