【相談前】
ご相談者は、20代後半の女性で、日頃から職場の上司によるセクハラに悩まされており、会社に相談したところまったく取り合ってくれないということでした。
言葉によるセクハラだけでなく、身体の一部を執拗に触られるなどして精神的に追い詰められているということで、会社に対して慰謝料請求を行う方向で進めていきました。
上司に悪気がなかったとしても、受けた側の意に反して行われた場合、セクハラに該当する場合があります。 セクハラをされたとなれば、慰謝料を請求できるケースも多いため軽く見てはいけません。
【相談後】
ご相談内容を聞くに、セクハラは一時的なものでなく、日常的に行われており、ご相談者の精神的なダメージも大きく、セクハラ問題の中でも重大なケースであることが分かりました。
そのため、会社に対して、労働環境の整備を求める内容証明郵便を出したところ、会社はセクハラを認め、社内でのセクハラも止まりました。 その後、会社はご相談者に120万円の慰謝料を支払い、セクハラを行なった当該上司を異動とするという形で決着しました。
【弁護士からのコメント】
浅野総合法律事務所では、セクハラ問題について積極的に取り組んでいます。 セクハラ問題の場合、する側は罪の意識がない場合が多く、会社も事を大きくさせないためにまともに取り合ってくれないケースも少なくありません。 最悪の場合、精神的に追い詰められたことで退職を余儀なくされる場合もあります。 セクハラにお困りの際は、お早めに浅野総合法律事務所にご相談ください。
会社はご相談者に120万円の慰謝料を支払い、セクハラを行なった当該上司を異動とするという形で決着しました。
得られたメリット