妊娠を理由とした解雇対して、慰謝料請求したケース

【相談前】

ご相談者は、会社に勤めながら妊娠をし、産前・産後休暇を取りながら働き続けることを望んでいましたが、会社に妊娠を伝えたところ、妊娠を理由に解雇されてしまったということでした。

通常、妊娠や出産、そのための休みを請求したことを理由とする解雇は禁止されています。

そこで、今回のケースでは、妊娠を理由とした不当な解雇に対して、職場への復帰、そして解雇後得られたであろう賃金の支払いを請求する方向で話を進めました。

【相談後】

妊娠や出産にともなう体調不良や、そのための休みを理由とした解雇は認められておらず、不当な解雇であることを理由に、職場への復帰と解雇後に生じたであろう賃金を請求しました。

その後、会社が本件の解雇に正当な理由がなかったことを認め、職場の復帰、並びに解雇後生じたであろう賃金の支払いに応じ、決着となりました。

【弁護士からのコメント】

浅野総合法律事務所では不当解雇による問題に注力しています。

女性の多くが妊娠、出産を機に会社を辞めてしまいがちですが、これからの社会では取れる休暇を利用し、子育てと並行した仕事のあり方が重要となってきます。

マタハラによる不当解雇をされてしまったときは、ぜひ浅野総合法律事務所にご相談ください。