【労災認定】長時間労働が原因でうつ病になったとして労災認定がおりた事例

【相談前】のご依頼者の状況

依頼者の方は、佐賀県内の会社でトラックドライバーとして働かれていました。月に１００～２００時間にもわたる極めて長時間の残業を行い続けた結果、うつ病となって働けなくなり、退職され、ご相談に来られました。

【相談後】のご依頼者の状況

私たちが労災申請の手続きを代行し、デジタルタコグラフの記録等をもとに、労働基準監督署に対し、労災認定の要件を満たしていることを主張しました。その結果、労災認定を得ることができました。労災認定がおりると、治療費等はもちろん、働けなくなった期間の休業補償も受けることができます。これにより、依頼者の方は、生活の不安が減り、治療に専念できることとなりました。

弁護士からのコメント

業務が原因でうつ病等の精神疾患を発症したといえる場合には、労災の申請が可能です。また、会社に対して損害賠償請求ができる場合もあります。その他、長時間労働を行っている場合には、未払いの残業代が発生していることもあります。「労災ではないか」と思われたときには、一度、弁護士までご相談されることをおすすめします。