【残業代未払い】未払いの残業代として900万円が支払われたケース

▶︎労働問題に関する質問をする

▶︎あなたの弁護士必要性を診断スタート

【相談前】のご依頼者の状況

依頼者は市場で勤務し、毎日早朝から長時間の労働を続けていましたが、会社にはタイムカードなどの記録がなく、残業代が支払われていませんでした。

【相談後】のご依頼者の状況

私たちは依頼者から会社との交渉を任され、未払いの残業代を請求しました。

タイムカードが存在しない状況でしたが、依頼者のパソコンのログデータをもとに、毎日の勤務開始時刻と終了時刻を確認し、正確な残業時間を算出しました。

その後、会社と交渉を進め、約3か月の交渉の末、最終的に900万円の解決金を受け取ることができました。

弁護士からのコメント

残業代を請求する際には、労働時間を証明するための証拠が必要です。会社がタイムカード等で労働時間を管理している場合は、その資料の開示を求め、残業代を計算するのが通常の流れです。

しかし、こうした記録がない場合には、労働者自身で勤務時間を立証できる資料をできるだけ集めておくことが重要です（例：Googleマップのタイムライン機能を有効にしておく、出勤・退勤時にオフィスの時計を撮影する、パソコンのログデータを保存する等）。

勤務中から弁護士に相談しておくことで、証拠収集に関する助言も受けられるため、早めのご相談をお勧めします。