不当解雇かどうかが疑わしい場合にはご相談ください
労働問題のご相談の中で多い内容は、解雇の妥当性(解雇が無効とされる可能性はないか)を確認するためのご相談です。
相談に来られる方は、憤りを感じており、「会社のために働いてきたのに裏切られた」といったような辛さを抱えていることが多いです。
「こういった理由・状況で解雇されたが、会社の言い分は正しいのだろうか?」など、少しでも疑問・不安に思ったのであれば、迷わず弁護士まで相談してください。
解雇問題の解決方法
結論から申し上げると、解雇トラブルがあった場合にご依頼者様が職場復帰するケースは稀です。
労働者も会社側も、トラブル以前の関係で働き続けることが難しい心理状況になるので、ご依頼者様自身も多くが職場復帰を望みませんし、会社から応じられないことも多いです。
解決金を受け取って和解するケースが多く、状況によりますが、半年~1年程度の給与相当で和解して、新たな職場を探すなどの次の行動を取っていただきます。なお,当然,復職希望が強い場合は,地位確認訴訟を提起し,復職を目指すこともできます。
不当解雇の可能性は十分に考えられます
法律を遵守するのであれば、会社から従業員を解雇するハードルは相当高いものになります。
- 刑事事件を起こした
- 社内での横領・強制わいせつなどの重大問題を起こした
- 懲戒処分を何度繰り返しても改善が認められない
上記のようなケースに当てはまらない場合、不当解雇の可能性が高く、解雇無効を主張できるケースが多いです。
- 何の予告もなく解雇された
- 社長や上司などに反対したから解雇された
- 業績が悪いからと解雇された
このような場合には解雇無効になる可能性が考えられるので、ぜひ一度ご相談ください。
解雇無効で訴訟になり1年分の給与で和解できたケース
「能力が低い」という理由で解雇され、解雇無効を主張し、結果的に1年分の給与に相当する金額で和解できた事例です。
相談時の状況
会社から「能力が低い」と一方的に解雇を受け、憤りを感じてご相談に来られた方でした。
解決へのアプローチ
会社側も反論を繰り返していたため、解雇無効を主張して訴訟を提起します。
相手方が主張する「能力が低い」の根拠は、通信簿のようなアンケートであり、主観的な証拠しかありませんでしたので、「客観的に能力が低いことには結びつかない」という反証を行いました。
結果
裁判所からの提案で相手方に和解が申し入れられ、給与1年分程度の解決金で和解になりました。
ご依頼者様も前向きに気持ちを切り替えて次に向かえるようになり、現在は違う会社で活躍されています。
地元で活躍する弁護士になりたかった
弁護士の仕事にはもともと興味があり、色々調べているうちに地元の志免町に長らく法律事務所がないことが分かりました。
地元が好きで、地域貢献したい気持ちも強かったため、地元志免町で弁護士事務所を設立することが夢になりました。
地域貢献できていることが活力になります
実際に弁護士になって活動し始めて、お客様や地域の方から感謝される機会が増えました。
感謝していただけることは、弁護士業務を続ける活力になりますし、ご相談をいただくこと自体が私自身にとっても、「お役に立てている」と感じられることですので、気軽に相談して欲しいと思っています。
志免町や商工会などの方からも、法律相談のご案内をいただくことも増えてきており、地域貢献に繋がる活動ができていることも嬉しく思っています。
ご本人にも理解してもらい一緒に解決していくことを心がけています
弁護士主導で「ああしましょう」「こうしましょう」と言うよりも、ご依頼者様にまずは状況を整理してもらって、しっかりアドバイスを理解していただき、その人に合わせたペースで一緒になって解決していくことを意識しています。
ご本人が理解していないと、その人判断で取った行動が誰かに揚げ足を取られてしまったり、本来取るべき行動が取れなかったり、マイナスに働いてしまうことも多々あります。
ご相談をいただいたからには、起こっている状況や対処できる方法などについて、しっかり理解してもらうことからスタートしています。
できる限り前向きに考えてもらえるように気を付けています
法律相談に来られる方は、不安や憤りを感じて来られる方など、マイナス感情で来られる方も多くいらっしゃいます。
そのような状況では、どうしても後ろ向きな感情が続きがちになるのですが、重い問題を抱えている方でも気持ちが楽になるように、私自身が明るい雰囲気を作り、前向きな姿勢を見せられるようにも気を付けています。
相談自体は気軽にしてください
弁護士相談に対して、少し敷居が高いなどと躊躇されている方も多いかもしれませんが、少なくとも私への相談は遠慮なくしていただいて問題ありません。
私自身、敷居の低さや相談のしやすさは他の弁護士に負けないと思っています。
弁護士に相談するほどのことなのか分からなくても、悩んでいれば気軽に相談してください。法律相談料は、1時間11000円です。
弁護士に気軽に相談できる関係が作れます
相談に来ていただいた結果、すぐに弁護士が必要ないことが分かる問題もあります。私自身、それで良いと考えており、「こういう状況になったらまた相談してくださいね」などと、相談しやすい関係を作ることもできます。
また、何より悩みが小さい段階での相談にこそ意義があり、素早い対応ができるきっかけになります。
ぜひ、遠慮することなく気軽にご相談ください。