労働問題が得意な弁護士を探している方には、『労働弁護士ナビ』がおすすめです。
『労働弁護士ナビ』には、労働問題が得意な弁護士のみ掲載しております。
地域や相談内容から絞り込むことができるので、あなたの悩みや条件に合った弁護士を探すことができます。
また相談料/着手金無料、夜間・休日対応可能な弁護士もいますので、まずは相談してみましょう。
弁護士は法律トラブルに巻き込まれて困っている人の味方になり、戦うのが仕事です。
相手方との交渉で、こちらの言い分をとおしたり裁判で勝ったりするためにも、特定の法律分野で実績をもった弁護士に依頼したいと思う人がほとんどでしょう。
しかし「労働問題に強い弁護士」とは、具体的にどんな弁護士なのでしょうか?
「〇〇に強い弁護士」という言葉の定義が曖昧であるため、弁護士探しの際に迷ってしまう方も多いでしょう。
本記事では、「労働問題に強い」と謳う弁護士が、具体的にどのような特徴をもっているのか、弁護士選びのポイントや注意点を解説していきます。
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まず始めに、必ずしも「勝訴率が高い弁護士=強い」ではありません。
「労働問題に強い弁護士」という紹介文は、実際には以下のような特徴を意味していることが多いです。
それぞれ説明していきます。
まずひとつ考えられるのは、未払い残業代請求や不当解雇など労働問題を多く扱っており、知識・経験が豊富であるということです。
当然ながら、労働問題の実務経験が少ない弁護士に比べると、頼りになる可能性は高いといえるでしょう。
しかし、労働問題の実績が多いからといって、必ずしも勝訴率が高くなるとはいえません。
労働トラブルの依頼ばかり受けているけれど連敗しているという弁護士も少なからずいます。
さらに、優秀で勝訴率が高い弁護士だからといって、必ずしも勝てるとはかぎりません。
ドラマや映画では黒も白に変えてどんな難しい依頼も解決してしまう敏腕弁護士が登場しますが、現実にはそのようなことはありません。
事案や証拠状況によっては、「強い」と評判の弁護士に依頼しても、最終的には裁判・交渉に負ける可能性があるということは考慮しておいたほうがよいでしょう。
労働問題の案件を積極的に受けているだけでなく、「解決してきた実績が多い」ということを意味するケースもあります。
労働問題の特徴のひとつに「違法性の判断が難しい」ということがあり、それゆえ実地の経験がものをいいます。
特にパワハラ・セクハラは、被害者の主観によっても大きく結果が左右される傾向があります。
つまり「Aさんはセクハラ・パワハラだと感じてひどく傷ついたけれど、Bさんは同じことをされてもパワハラ・セクハラだと感じなかった」ということがあるのです。
そのほか、就業規則や解雇条件についても業界・職種によって大きく事情が異なり、曖昧な部分も多いです。
このように、労働問題といっても多種多様なトラブルがあり、非常に複雑です。
そのため、過去に似た案件を解決したことがある弁護士なら頼りになる可能性が高いと考えてよいでしょう。
労働問題に力を入れている法律事務所では、弁護士・社会保険労務士などの専門家によるチーム体制が整っていることもあります。
チームなら、それぞれが持っている強みを活かし、お互いに足りない部分を補い合うことができます。
そういう意味では、ひとりだけに依頼するよりも心強いかもしれません。
労働問題の知識が豊富であるということも、弁護士にとってはアピールポイントです。
労働契約や関連法について深い知識を持つ弁護士は、労働関連の書籍を出版したりコラムを執筆したりしていることがあります。
依頼を検討している弁護士がどれほど知識を持っているのか気になったら、著書や連載コラムを書いていないかチェックしてみましょう。
パワハラ・セクハラなどの「ハラスメント案件」は、被害者の主観に左右される傾向が大きいため、弁護士から対応を断られることも多いです。
第三者から客観的にみて明確に「被害」といえるレベルの依頼は全体的に少なく、「ハラスメントの相談は基本的に受けない」という方針の弁護士もいます。
そんな中でも「ハラスメントの相談も多数受けています」とプロフィールに記載している弁護士は「人権派」とも呼ばれ、労働者に寄り添った姿勢である弁護士も多いです。
弁護士に労働トラブルの解決を依頼すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
以下7つのメリットについて説明します。
トラブルの内容によっては、無料相談だけで解決する場合もあります。
法的なアドバイスがもらえれば自力で解決できるようなケースでは、無料相談を活用してみましょう。
「こういう場合は法律的にどうなるの?」などのちょっとした疑問も、無料相談で教えてもらえるかもしれません。
法律トラブルを抱えているときは、不安やストレスで冷静な判断ができなくなることがあります。
そんなときに弁護士から的確なアドバイスをもらえれば、安心感から冷静さを取り戻すことができ、トラブルの解決に向けて一歩前進することができるでしょう。
一般的に「労働問題に強い」と呼ばれる弁護士は、実は法律知識や実務経験が豊富なだけではありません。
どんな圧力や脅しにも屈しない度胸があり、交渉力が高いことも多いのです。
企業側と労働者側では、経済的には前者のほうが大きく強い力を持っています。
そのため、ひとりの労働者から責任を追求されたぐらいでは高圧的で強気な姿勢を崩さない企業も多いのです。
そんな状況でも、労働問題に自信がある弁護士なら依頼者を守りながら粘り強く交渉をしてくれます。
ひとりで悩んでいた労働者にとっては、非常に頼もしい存在といえるでしょう。
不当解雇されてしまった場合も、弁護士に依頼することでスムーズな解決につながる可能性があります。
「そもそも不当解雇に当たるのか?」という法律的な判断から、実際に企業側と交渉するところまで包括的に任せることができます。
労働者の泣き寝入りを狙っていた企業が、弁護士が登場した途端あっさりと非を認めるケースもあります。
弁護士名義の内容証明郵便を送っただけで解決するケースも少なくありませんので、困ったときは早めに相談してみましょう。
退職勧奨とは、実際には会社都合であるにもかかわらず、従業員に自己都合で退職させようとすることをいいます。
直接誘導やパワハラをして退職させようとするケースもあります。
従業員にはこのような退職勧奨を拒む権利があり、強要された場合には損害賠償を請求できることもあります。
退職勧奨についても弁護士に相談すれば、明確な対処法を教えてくれます。
パワハラ・セクハラなどを弁護士に依頼すれば、精神的苦痛について損害賠償を請求できる可能性があります。
パワハラの慰謝料は被害内容や加害者と被害者の役職・関係性などによって変動しますが、ハラスメント自体に対する補償額は30万円~50万円程度とそれほど高額にはなりません。
ただし、訴訟費用が50万円以上かかることもあるため、訴えを起こすことで金銭的負担が大きくなってしまう場合もあります。
つまり、訴訟を起こしても結果的に損をしてしまうこともあるため、何のために訴えるのかを十分に考えたうえで行動を起こす必要があります。
弁護士は訴訟(裁判)だけでなく、ハラスメント行為の中止を求めることもできるため、自分で対処しきれない場合は弁護士に相談することも検討してみてください。
労災認定を弁護士に依頼するメリットとしては、以下の3つが挙げられます。
労働災害と認定される種類はさまざまですが、うつ病や脳疾患といった病気を労災として認定してもらうためには、医師の診断書以外にも因果関係を証明する証拠を集める必要があります。
どのような証拠をどのように集めるべきか、弁護士であれば的確なアドバイスが期待できます。
また、正しい後遺障害等級認定が受けられることで、支給される慰謝料等の増額が見込める可能性が大きく、労災に関して会社が従業員の安全配慮義務に違反していた場合、損害賠償請求をすることもできます。
特に逸失利益(いっしつりえき)の具体的な金額を算出するのはプロでないと難しく、会社との交渉、裁判にあたっては法的な知識が必須となるため、損害賠償請求をする際は弁護士に依頼することをおすすめします。
多くの場合、交渉からスタートしますが、それでも解決できないケースでは労働審判などの法的手続を検討せざるを得ません。
労働審判とは、労働審判委員会(裁判官と労働審判委員で構成)がおこなう非公開の紛争解決手続きです。
通常の裁判よりも短期間で済むケースが多いのが特徴です。
弁護士に依頼すれば、労働審判での難しい対応もサポートしてくれます。
弁護士の探し方としては主に以下の3つがあり、ここではそれぞれについて解説します。
弁護士のポータルサイトとは、全国の弁護士事務所が掲載されているサイトです。
当サイト「ベンナビ労働問題(旧:労働問題弁護士ナビ)」もそのひとつです。
それぞれの法律事務所の特徴がわかりやすくまとめられているので、弁護士を選びやすいというメリットがあるほか、当サイトでは「トラブル別」「地域別」「初回相談無料」「電話相談可能」などの条件を指定して一括検索できるのが大きな特徴です。
「労働問題 弁護士」などのキーワードでGoogle検索・Yahoo検索し、弁護士を探すという方法もあります。
時間も労力もかかりますが、膨大な情報にアクセスできるメリットがあります。
弁護士に依頼したことがある知人から弁護士を紹介してもらうのもひとつの方法です。
弁護士費用や依頼した感想など、実際の声が聞けることは大きなメリットです。
また、日本弁護士連合会には「ひまわりサーチ」という弁護士を探せるサービスがありますので、そちらを利用することも可能です。
ただし、その弁護士が労働問題を得意としているかまではわかりませんので、依頼する際は慎重に検討すべきです。
比較検討するのもなかなか大変だと思いますので、やはり「労働問題に注力している弁護士を多く掲載しているポータルサイト」を利用したほうが安心かもしれません。
依頼後は基本的に弁護士に任せておけば大丈夫ですが、進捗状況を確認しつつ、解決の方向性を決めていきましょう。
依頼することが決まったら、弁護士との間で委任契約書を締結します。
弁護士は委任契約を締結する際に、契約書の作成が義務付けられています。
委任契約書の作成
第三十条弁護士は、事件を受任するに当たり、弁護士報酬に関する事項を含む委任契約書を作成しなければならない。ただし、委任契約書を作成することに困難な事由があるときは、その事由がやんだ後、これを作成する。
弁護士に依頼する場合にかかる費用は大きく分けて以下の4つです。
着手金は、依頼内容の成功・失敗に関わらず支払うお金のことをいい、弁護士が業務に取り掛かる前に支払います。
一部事務所や案件では、着手金を取らずに成功報酬のみで対応している場合もあるため、依頼前に確認しておきましょう。
委任契約の締結や着手金の支払いが完了したら、弁護士があなたに代わってトラブルへの対処をしてくれます。
基本的には、まず相手方との和解や示談での解決を目指して交渉をおこないます。
交渉での解決が難しそうであれば、調停・訴訟などの法的な手段で対処していくことになるでしょう。
連絡頻度について気になることがあれば、依頼時に弁護士と話しておきましょう。
事件が解決したら、成功報酬や実費を支払います。
弁護士から精算する費用に関して連絡があると思いますので、それに応じた金額を振込等で支払います。
基本的には一括払いですが、もし難しい場合には分割払いに応じてもらえることもあるため、契約時に相談しておきましょう。
労働問題を弁護士に依頼すると、主に以下のような費用が発生します。
相談料の相場は30分5,000円程度ですが、最近では初回無料で相談に乗ってくれる弁護士事務所も多くあります。
初回法律相談 | 30分ごとに5,000円から1万円の範囲内の一定額 |
---|---|
一般法律相談 | 30分ごとに5,000円以上2万5,000円以下 |
【参考元】(旧)日本弁護士連合会報酬等基準
事件内容によっては着手金無料で受けてくれる事務所も多くなっています。
相場としては、10万円~30万円の間に設定している事務所が多いです。
旧弁護士報酬規定を採用している事務所の場合、下記のような費用になっていると思われます(着手金の最低額は10万円)。
事件の経済的な利益の額 | 着手金 |
---|---|
300万円以下の場合 | 経済的利益の8% |
300万円を超え3,000万円以下の場合 | 経済的利益の5%+9万円 |
3,000万円を超え3億円以下の場合 | 経済的利益の3%+69万円 |
3億円を超える場合 | 経済的利益の2%+369万円 |
成功報酬金とは、弁護士に依頼して事件が解決された場合に発生する費用です。
事件解決によって得られた「経済的利益」に応じて金額が変動する事務所が多数です。
たとえば、報酬金を10%に設定している弁護士に依頼して100万円を獲得できたら、10万円が経済的利益となります。
事件の経済的な利益の額 | 成功報酬金 |
---|---|
300万円以下の場合 | 経済的利益の16% |
300万円を超え3,000万円以下の場合 | 経済的利益の10%+18万円 |
3,000万円を超え3億円以下の場合 | 経済的利益の6%+138万円 |
3億円を超える場合 | 経済的利益の4%+738万円 |
弁護士に依頼したときには、以下のような費用が発生するケースもあります。
弁護士を探す際、評判が良い弁護士を知人から紹介してもらうというパターンもあります。
知人からの紹介であれば信頼性が高いですが、その弁護士が労働問題を得意としているとはかぎりません。
「良い弁護士を紹介してあげる!」と言われて会ってみたら、離婚問題が得意な弁護士だったということもありえますので、注意しましょう。
実は「裁判実績の多さ」を積極的にアピールしている事務所は要注意です。
裁判実績が多いと聞くと、とても頼もしく思えるかもしれません。
ただし「弁護士=裁判をする人」というイメージが強いかもしれませんが、あらゆる法律手続きの中で裁判は最終手段です。
裁判手続きに移行すると弁護士が得る報酬は高くなりますが、その分依頼者の精神的・金銭的負担も大きくなります。
やたらと裁判にもち込もうとする弁護士は、気をつけたほうがよいでしょう。
自分の家から近いという理由だけで選ばないということも重要です。
多少遠くて事務所に行くのが面倒でも、労働問題が得意な弁護士に依頼することをおすすめします。
大手の弁護士事務所にも、以下のようなメリット・デメリットといえる部分があります。
メリット | 知名度があり安心できる 支店が多い 労働問題に対応できる弁護士が多数在籍している |
---|---|
デメリット | 相談件数が多いため、相談者一人一人に細やかな対応ができない場合がある |
また、インターネットに広告を掲載していなくても、ひとつひとつの事件を丁寧に対応している事務所も多くあります。
弁護士事務所の知名度だけに左右されず、あなたが直接面談をして以下の点を確認してみてください。
弁護士費用は各事務所が自由に設定できるため、本質的には実力との関係はありません。
「高額な弁護士費用を支払ったから安心!」とはかぎらないのです。
弁護士を選ぶ際は、必ず料金を確認して納得したうえで、あなたの予算や条件に合った事務所から信頼できるところを選びましょう。
弁護士選びでは人間的な相性の良さも大切です。
弁護士との相性を判断するためにも、まずは無料相談を受けることをおすすめします。
実際に何人かの弁護士に相談してみて、信頼できそうだと感じたら依頼してみるとよいでしょう。
「ベンナビ労働問題」なら無料相談可能な事務所を多く掲載しているので、まずは一度利用してみることをおすすめします。
弁護士への相談で残業代請求などの解決が望めます
労働問題に関する専門知識を持つ弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。
・未払い残業代を請求したい
・パワハラ問題をなんとかしたい
・給料未払い問題を解決したい
など、労働問題でお困りの事を、【労働問題を得意とする弁護士】に相談することで、あなたの望む結果となる可能性が高まります。
お一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたの相談に、必ず役立つことをお約束します。
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