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そんな方々を、いざという時に守るための保険が弁護士費用保険です。
労働トラブルに限らず、交通事故や離婚トラブル、子供のいじめなど様々な法律トラブルでも利用可能です。
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合わない会社で働き続けても、自分にとってためになる事例は決して多くありません。
現在、今の会社で働くことに精神的苦痛を感じている方は、さっさと辞めたいと思うときが多いでしょう。
実際に、合わないと感じている会社は、場合によってはさっさと辞めるべきなのです。
本記事では、なぜすぐに辞めるべきなのか、また辞めたほうがよいサインについて解説します。
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合わない会社について、さっさと辞めるべきかどうかは一概にはいえません。
ただ、会社の質によっては、すぐにでも辞めたほうがよい所もあるでしょう。以下で、なぜさっさと辞めるべきなのかを解説します。
合わない会社をさっさと辞めるべき理由としては、モチベーションが低下する可能性が挙げられます。
「合わないな…」と、心にモヤモヤを溜め込みながら働き続けていると、当然仕事に集中できなくなるでしょう。
仕事に集中できなくなると、思わぬミスを犯したり、周囲に大きな迷惑をかけてしまったりするリスクがあります。
ミスの多い社員や、集中力のない社員は、会社にとって不要だと判断されやすくなります。
役に立てない場所で働き続けるのであれば、さっさと辞めて次の仕事を始めるべきです。
合わない会社をさっさと辞めるべき理由として、仕事のスキルが身につかなくなる可能性も挙げられます。
仕事に集中できず、また会社が合わないと思いながら働いていても、当然ながらまともなスキルは身につかないでしょう。
仕事は、スキルが身につくからこそ価値があるといっても過言ではありません。
きちんとしたスキルが身につかないと、ずっと不慣れなままぎこちなく働き続ける羽目になってしまいます。
将来のキャリアプランを輝かしいものにするために、自分がこなしている仕事のスキルは身につけないと意味がないのです。
合わない会社をさっさと辞めるべきなのは、ストレス過多により体調に影響を及ぼすためです。
合わない会社や仕事は、やりがいが感じられず、苦手意識も高まるでしょう。
合わない会社や、苦手意識の強い仕事はストレスの原因になり得ます。
毎日合わない環境に身を置いていると、慢性的にストレスが溜まっていくため、心身ともに体調不良を引き起こすおそれがあります。
合わない仕事を早く辞めたほうがよい理由には、転職活動における自分の市場価値も関係しています。
苦手な仕事を続けていたことで、自分の得意分野が見出せず、役に立てられる仕事がわからないためです。
自分がどこで役に立つかがわからないために、転職活動でなにもアピールできず、また企業側からも注目されづらくなります。
転職活動は、退職した後はできるだけ早めにおこなうのがよいでしょう。
前項では、合わない会社をさっさと辞めるべき理由について解説しました。
本項では、会社に勤めていた社員が、合わない・辞めたいと感じる理由について解説します。
社員が、現在の勤め先が合わない・辞めたいと感じる理由として、人間関係の相性に問題があることが考えられます。
人間関係は、職場の環境を左右する大きな要因です。職場の人間関係が合わないと、会社そのものを合わないと感じるケースもあるのです。
一人でも相性の悪い社員が身近にいるだけで、会社全体の印象が下がってしまい、合わないと感じやすくなるでしょう。
関連記事:人間関係で会社を辞めたい!辞める前にすべきことや辞める際の注意点を解説
社員が、自身の勤める会社が合わないと感じる理由として、職場環境が合っていない可能性も挙げられます。
おもに、人間関係や労働時間などの要素が、職場環境を大きく左右する要因です。しかし、職場環境を変えるのは、このふたつだけではありません。
会社の立地場所や通勤時間、空調管理の良し悪しや十分に働けるスペースがあるかなどの要素も関係します。
悪い要素がひとつのみであれば、多少の環境の悪さに目をつむることもできるでしょう。
しかし、環境を悪くする些細な要因が重なっている会社ほど、働くのがしんどくなるのです。
また労働環境には、社風も含まれます。目指しているものや、重きを置いているものが自分と異なっている会社は、居づらさを感じることが増えてしまうでしょう。
会社が合わないと思う理由には、仕事が関係しているケースもあります。おもに、仕事内容そのものが自分に合わず、苦手意識が強くなる場合です。
苦手意識が強い仕事は、小さなミスが多くなる傾向にあります。ミスが増えれば増えるほど、周囲の足を引っ張ってしまうおそれがあるのです。
仕事を苦手だと感じている方は、罪悪感などの感情が相まって、仕事を辞めたいと感じやすくなるでしょう。
退職希望者が、合わない会社をさっさと辞めたい理由として、会社の給与や労働条件が見合っていないことも考えられます。
具体例として、業務量や労働時間・責任の大きさのわりに、給与が見合っていない場合などです。
誰もが、安い収入で大変な仕事をこなしたいとは思わないでしょう。
また、なかには福利厚生や手当などの条件に不満を感じる方もいるはずです。
とくに、妊娠により産休や育休が欲しいと考える方にとって、手当が希薄であった場合は不満に思いやすくなります。
結果的に、給与や条件が合わない会社は、誰もがさっさと辞めて別の職場を見つけたほうがよいと考えるのです。
次に、合わない会社をさっさと辞めるべきときに見られるサインについて解説します。
考えもせずに辞めるのはよくありませんが、仕事を辞めると判断するための基準として参考にしてください。
会社をさっさと辞めたほうがよいサインとして、直感で合わないと思うことが増えた場合が挙げられます。
上司や社員との連携のやりづらさや、会社における仕事の回し方などに違和感を覚えたときに、合わないと感じやすくなります。
意外にも、自身の直感は気のせいでは済まされず、的中するケースも頻繁に見られるのです。
少しでも違和感を覚えたときは、今後働いていくかどうかを考え直すのも賢明な判断でしょう。
我慢して働き続けていたために、憂うつな気持ちが強くなった方は、会社を早めに辞めたほうがよいかもしれません。
仕事には、誰しも憂うつに感じるときはあるでしょう。
しかし、嫌な感情が強くなるようであれば、会社または仕事が合わないことを警告しているサインの可能性があります。
ときに、憂うつな気分は時間が経てば過ぎ去る場合もあるでしょう。
ただ、なかなか気分がすぐれず、またストレスが大きくなっていくようであれば辞めるのも選択のひとつです。
合わないと思う会社を、さっさと辞めるべきサインとして、仕事のミスが多くなったケースも挙げられます。
とくに、簡単なミスを繰り返すようになった場合は、会社もしくは仕事が合わない可能性が高いでしょう。
仕事のミスが多くなる原因として、考えられることのひとつに、ストレスの蓄積が含まれています。
ストレスは、合わない環境にいたり、嫌だと思う仕事を続けていたりするときに溜まりやすくなるものです。
仕事のミスが増えた方は、ストレス度をチェックしつつ、会社が自分に合っているかを今一度考え直してみるのをおすすめします。
合わない会社を辞めなかった場合、起こり得るリスクについて解説します。
合わない会社に無理して勤めていると、過度なストレスにより精神疾患を引き起こす可能性が高まります。
心身の不調を無視しながら、合わない会社で働き続けると、過剰なストレスが蓄積したのち精神疾患となってあらわれるのです。
仕事で見られる精神疾患は、適応障害やパニック障害などがあり、一度発症すると治りにくくなってしまいます。
また、精神疾患は目に見えない症状で、発症しても気づきにくい病気です。
軽度のうちに療養すべきですが、気づかないため重症化するまで我慢してしまう社会人は少なくありません。
前項で、精神疾患は十分な療養をせずに放っておくと、重篤化すると述べました。
もし精神疾患が重症になれば、入院が必要な状態にもなり、長期間まともに働けなくなると考えておきましょう。
症状が軽くなっても、簡単に職場復帰はできません。再び症状があらわれるのも十分に考えられます。
精神疾患は、どのタイミングで復帰すればよいか、タイミングを見定めるのも難しい病気です。
合わない会社で我慢して働いていると、転職活動で不利になるおそれも考えられます。
自分にとって合わない環境では、まともに働ける可能性は決して高くありません。
結局、慣れないまま時だけが過ぎていき、仕事のスキルはまともに身につかなくなるのです。
スキルのない状態で転職活動を始めても、企業からは必要に思われないため採用されづらくなるでしょう。
転職市場においては、年齢が大きく関係します。
30代あたりまで我慢して働き続けた挙句、スキルも資格もないまま転職活動を始めても、注目してくれる企業があらわれる可能性は低くなってしまいます。
本項では、今の合わない会社をさっさと辞める予定の方におすすめの退職代行サービスについて解説します。
退職代行Jobsは、在籍している顧問弁護士により、スタッフ全員が適性指導を受けている退職代行サービスです。
弁護士の指導により、法律の知識にも長けているため、会社とのトラブルなども未然に防ぐことができます。
また、退職後の転職活動に関しても、無料でフォロー可能です。次の仕事に困っている方は、気軽に相談してください。
現在、仕事の都合で社宅や社員寮で暮らしており、退職しづらい方もいるでしょう。
退職代行Jobsは、会社の都合で引っ越しづらい方に向けて、無料で引っ越しもサポートをおこないます。少ない負担で退職が実現できるため、ストレスで疲弊している方にはおすすめです。
公式サイト:https://jobs1.jp/
関連記事:退職代行Jobsの評判・口コミはどう?サービスの特徴や利用時の注意点まとめ
退職代行ガーディアンは、東京都労働委員会に認証された、法適合の合同労働組合が代行業務をおこなうサービスです。
違法性のない、確実な退職を実現できるうえ、できる限り円満な退職に近づけるようサポートを実施します。
また、即日退職にも対応しているため、相談した当日から出社する必要がありません。スピード退社を実現したい方は、ぜひ気軽に相談してください。
退職代行ガーディアンの費用は、相談回数やトラブルへの対応、雇用形態などに限らず一律です。本メディアから登録すれば、通常2万4,800円のところを2万3,800円で利用できます。
公式サイト:https://taisyokudaiko.jp/
関連記事:退職代行ガーディアンの評判は?特徴・費用・依頼時の流れを解説
退職代行OITOMAは、自分で退職するのが難しく、会社とのトラブルを最小限に留めたい方におすすめの退職代行サービスです。
弁護士による監修が入っているため、スタッフはできるだけ円満に退職できるサポート方法を熟知しています。
また、費用は一律2万4,000円と、ほかのサービスと比較して低価格なところもポイントです。追加料金も一切かからないため、少ない出費で相談できます。
退職代行OITOMAは、引き継ぎ書や退職届の作成も、無料で代行可能です。手続きの進め方がわからない場合は、ぜひ相談してください。
公式サイト:https://o-itoma.jp/
関連記事:退職代行OITOMA(オイトマ)の評判は?サービスの特徴や利用時の流れを解説
現在、自分にとって合わないと思う会社は、基本さっさと辞めるべきです。
とくに長い間勤めており、合わない気持ちが拭えない方、少しずつストレスが溜まっている方は早めに判断しましょう。
ただ、少し合わない部分があるからといって、簡単に辞めてしまうのもよくありません。
会社を辞めるのにもリスクがあり、無職期間が長引く可能性や、自分の強みに気づけない可能性などが考えられるためです。
現在、合わない会社で悩まされている方は、自分のストレス度合いや今後の人生設計を加味して判断しましょう。
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その点、弁護士を通すことで上記違反(弁護士法違反・非弁行為)のリスクはありませんし、確実に適法範囲で対応できます。また、未払い残業代や不当解雇、万が一懲戒解雇等の扱いを受けたとしても、弁護士がおりますので、相談によって具体的な解決策の提示を受けられる可能性は高いと思います。
退職代行を利用したことが損害賠償の理由となることはありません。しかし、在職時の労働者の行いや退職の仕方によっては労働者側に損害賠償義務が認められる可能性もゼロではありません。退職にあたって、会社から損害賠償を請求されるのは、退職にあたって労働者側に何らかの義務(注意義務)違反があり、同違反により会社に具体的損害が生じている場合に限られます。
たとえば、労働者が退職に至るまでの間、長期間の無断・無連絡の欠勤を続けており、退職にあたっても何ら必要な引継ぎ・連絡をせず代行業者を通じて本人が一切出てこないという場合、労働者の会社に対する義務違反を構成することはあり得ます。
代行業者、弁護士のどちらに依頼した場合でも「退職できなかった」というトラブル報告はほとんどみられません。会社も退職代行会社が連絡してくると、退職に応じてはいるようです。つまり、よほどのことがない限り、退職した従業員に対して損害賠償ということは考えられません。(従業員1名が退職したとしても、直ちに損害が生じることは考えにくいです。)ただし、これも絶対ではありません。
過去、入社1週間で退職し、退職の効果が発生するまでの期間も出勤しなかった従業員が勤務先から損害賠償を受け、70万円の支払命令が出た事案があります。(ケイズインターナショナル事件)そのため、どのような辞め方でも絶対に労働者側に責任が問われないというわけでもない、という点は注意すべきです。
とはいえ、通常は退職したことで直ちに会社に損害が生じることはありませんので、過度の心配は不要かと思います。
状況にもよるかと思いますが、引き継ぎをせずに退職することは多くの場合は可能と思われます。例えば、引継ぎをしないことが会社に対する義務違反とならないような場合や、引継ぎをしないことで会社に具体的な実害が生じないような場合は、引継ぎは必須ではないといえそうです。ただし、『労働者が退職前から、長期間の無断・無連絡の欠勤を続けており、会社の出頭要請にも応じていない』『そのまま退職した結果、会社業務に具体的な支障が生じ、取引先を失うなどの実害が生じている』というケースであれば、労働者が退職代行を入れて引継ぎもなく退職したことについて、損害賠償を求められるリスクはまったくないとはいえないでしょう。
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