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仕事辞めたい新卒のあなたへ|すぐに会社を辞めるリスクと辞める判断基準

更新日
ベンナビ労働問題編集部
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仕事辞めたい新卒のあなたへ|すぐに会社を辞めるリスクと辞める判断基準
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新卒で入社したばかりなのにすでに「仕事辞めたい」と思っている方、多いのではないでしょうか?

 

参考:「厚生労働省|新規大卒就職者の事業所規模別就職後3年以内※の離職率の推移」

 

厚生労働省によると、大学を卒業した新入社員が入社後3年以内で離職する割合は下記のようになります。

 

 

就職者数(人)

規模別離職者数・離職率(%)

規模計

5人未満

5~29人

30~99人

100~499人

500~999人

1,000人以上

離職者数

離職率

離職者数

離職率

離職者数

離職率

離職者数

離職率

離職者数

離職率

離職者数

離職率

離職者数

離職率

平成28年3月卒

1年目まで

447,628

50,627

11.3

1,782

30.3

7,558

22.0

9,301

15.5

15,305

11.5

6,061

9.5

10,620

7.1

2年目まで

448,164

98,270

21.9

2,795

46.2

12,693

37.5

16,661

27.9

29,330

21.9

12,632

19.7

24,159

16.1

3年目まで

448,309

143,360

32.0

3,532

57.7

16,658

49.7

23,345

39.3

42,948

32.2

18,920

29.6

37,957

25.0

平成29年3月卒

1年目まで

457,956

52,642

11.5

1,693

27.9

7,534

22.5

9,382

15.5

15,620

11.4

6,296

9.5

12,117

7.8

2年目まで

458,500

104,844

22.9

2,835

45.6

12,802

38.8

17,258

28.6

31,231

22.8

13,371

20.3

27,347

17.5

3年目まで

                             

平成30年3月卒

1年目まで

461,041

53,326

11.6

1,664

30.4

7,178

23.4

9,242

16.1

16,039

11.7

6,599

9.5

12,604

7.9

2年目まで

                             

3年目まで

                             

横にスライドできます

 

つまり、新卒でも会社を辞める人はけっこういるということになります。

 

しかし、「新卒でせっかく入社した会社をすぐに辞めてしまったら、経歴に傷がついてしまうのでは…」そのような心配をしている方もいることでしょう。

 

今回は、

 

  1. 新卒で仕事を辞めたいと思っている人の辞めたい理由
  2. 新卒で辞めた場合のリスク
  3. 辞める・辞めないの判断基準

 

などをお伝えしていきたいと思います。
 

ぜひご自身の状況に当てはめてみて、今後の進退や仕事の取り組み方の参考にしていただければと思います。

 

 

新卒だけど...今の会社で働くことが辛いなら

『本当はやる気をもって明るく会社に行きたい』『楽しく仕事がしたい』と考えていたのに、今の会社にはどうしても行きたくないと追い詰められている場合、新卒でも職場環境を変えることは悪いことではありません。

 

とにかく内定が欲しい!親を安心させたい!という思いで企業を決めてしまったり、想像していた仕事・企業の雰囲気と違うというケースは往々にして発生しますので、決してあなたのせいではありません。

 

世の中にある企業の多さを初めて知って、そのなかで本当に自分にマッチする会社を選ぶことは、社会人経験が長い方でも転職の際に迷うものです。憂鬱な気持ちの中での転職活動は非常につらいかと思いますし、次の企業選びも慎重になってしまうかもしれませんが、そんな方ほど、転職エージェントに相談するのがおすすめです。

 

自分の気持ちを分かってもらいながら転職活動のサポートを受けることが出来ます。自分を守るため、自分を取り戻すため、以下の『転職エージェント診断ツール』を利用して親身なエージェントを探しながら転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事に記載の情報は2023年05月31日時点のものです

新卒が仕事を辞めたくなる理由

 

それでは早速、新卒の方が仕事を辞めたくなる理由からまとめていきたいと思います。

 

“新卒”とは言っていますが、理由自体はすでに社会経験がある方と大きく変わるものではありません。

 

仕事が合わない

学生時代は社会経験もなく、あったとしてもアルバイトくらいがほとんどでしょうから、実際に会社勤めを始めてみたら色々と思ったこととは違ったなんて思う人も多いようです。

 

本来なら、内定が決まった時点で配属部署や職種などが分かって仕事のイメージが出来ていることが理想なのですが、入社して働いてみないと部署や仕事内容がはっきり分からないという企業も多いです。

 

特に会社の知名度や年収だけで会社を選んだ人が、このように仕事内容のギャップに悩まされることが多いようです。

 

人間関係が合わない

こちらも学生時代とは違って、様々な年代の人とコミュニケーションを取る機会が増えます。

 

学生時代は相性が合わない人がいれば避けても何とかなる部分があったかもしれませんが、会社に入ると難しくなります。

 

さらに、直属の上司や同僚ともなるとほぼ毎日顔を合わせることになりますので、一度溝ができると「辞めたい」と思う大きな要因になります。

 

労働条件が悪い

労働基準法での法定労働時間は、「1日8時間/週40時間以内」となっています。

 

これだけでさえ、初めのうちは長いと感じてしまうでしょうが、さらに会社によっては残業も多くあります。

 

気付いたら毎日が家と会社の往復で辞めたくなったと思う方も多いでしょう。

 

給料が安い

貰える給料は入社前からある程度分かっているようにも思えますが、入社してみて実は税金等が天引きされていて思った以上に貰えていないと感じることも少なくありません。

 

税金や社会保険料は会社を変えても納めるので変わりませんが、手取りがあまりにも低いと転職を考えるきっかけになるかもしれません。

 

将来性を感じない

入社してみて「この会社にずっといたらどうなるのだろう…」と、不安になることも多いでしょう。

 

例えば、先輩社員を見て、何年も勤めているのに給料もなかなか増えずに生活のために仕事して、愚痴をこぼすの繰り返し…。

 

自分もずっと続けていると先輩たちのようになるのかな…」と、不安を覚えることがあるかもしれません。

 

 

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新卒で仕事を辞めたいと思っている人のリアルな声

 

それでは、実際に辞めたいと思っている新卒の方や、新卒で辞めたことのある実際の声を上記の理由ごとにいくつかご紹介してみたいと思います。

 

仕事が合わなかった新卒の人達|配属先は運任せ

 

上でも触れたように、入社してみないと部署や配属先が分からないという会社は少なくありません。

 

そして、同じ会社でも配属先によってアタリ・ハズレがあります。本来であればそうあるべきではありませんが、まるでクジのように入社するまでどうなるか分からないのです…。

 

人間関係ばかりは入ってみないと分からない

 

職場での人間関係の悩みは新卒に限らず多い悩みです。こちらのツイートの返信にあるように、いくら就職活動で一生懸命企業研究をしたとしても人間関係ばかりは入ってみないと分からないことが多いです。

 

会社独自のルールに困惑

 

社会人には最低限のルールやマナーはありますが、会社に入るとそれとは別のルールが存在することも多いです。

 

入社したばかりの新卒の方には、その決まりに疑問を抱くことも多いでしょう。

 

ちょっとした違和感程度ならまだ良いかもしれませんが、謎のルールを強要されるうちにストレスが積もり積もって辞めたいと思う人も出てきます。

 

労働条件が悪い|慣れない仕事で帰って寝るだけ

 

特に仕事を始めたばかりの新卒の頃は、慣れない仕事に時間はかかり体力も使って、帰ったら家に帰って寝るだけで明日を迎える…なんてことも多くあります。

 

慣れてくれば仕事も早く片付けられるようになり、帰り道や休日に出かける余裕が出てくる人もいますが、慣れるまでの繰り返しが辛いと感じる人も多いでしょう。

 

イベントへの強制参加

 

新卒の時期は、研修やレクリエーションなどのイベントごとに強制参加させられることもよくあります。

 

仕事の一環として業務時間中に行われるのであれば良いのですが、休日に行われると最悪です。こちらの方のように「休ませてくれ」と思ってしまいますね…。

 

ちなみに強制参加の研修などは本来は労働時間になるので、給料や残業代が発生している必要があります。休日の強制参加は賃金未払いの可能性が考えられます。

 

参考:「労働時間の定義|参加強制の研修など

 

給料が安い新卒|お金の悩みは深刻

 

やはりお金の悩みは深刻です。新卒の時期は手取りも低いので、その日その日を暮らすための悩みも出てきます。

 

さらに、仕事に対する辛さも相まって「辞めたい」と思う引き金になってしまうでしょう。

 

会社の独自ルール|罰金

 

ただでさえ給料が低い新卒の時期に、罰金などの制度で給料天引きされていると辞めたい気持ちに拍車がかかりますね。

 

ちなみに従業員に対する罰金は労働基準法で禁止されていて、会社がルールを守っていないことになります。

 

(賠償予定の禁止)

第十六条 使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。

引用:「労働基準法第16条

 

将来性を感じない新卒の人達

将来がとても不安です。中小企業に勤める、入社1年目の20代前半の男です。

このまま働き続けるか、別の道を選択するか迷っています。

年収は200万程です。(年俸制)

年俸制なので、賞与はありません。

こんな給料では、将来がとても不安です。

マイホームどころか、結婚すら無理ですよね?

引用元:Yahoo!知恵袋

 

ここまででご説明してきた、給与面・労働環境面での不安が今後も続くと不安になれば、新卒でも早いうちから辞めたいと思うことがあるでしょう。

 

上のYahoo!知恵袋の返答でもあるように、昇給などによって将来良くなっていくかどうかの判断をする必要があります。

 

先輩社員を見てみて、何年も働いているのになかなか給料も上がらず不満ばかり言っているようであれば、早めに見切りを付けて転職をすることもアリだと言えます。

 

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新卒がすぐに仕事を辞めることのリスク

このように、新卒でも仕事を辞めたいと思っている人は多くいるのですが、新卒ですぐに仕事を辞めることにはそれなりのリスクがあることも理解しておかなくてはなりません。

 

すぐに辞めるリスクも分かった上で、それでも今の会社を辞めたい気持ちが強いのであれば、実際に辞めるという判断を下しても良いでしょう。

 

再就職時に「すぐ辞められるのでは?」と思われる

新卒の特に入社1年以内で会社を辞めてしまうと、次の就職に影響が出てくる可能性は高いと言えます。

 

採用にかけた費用や仕事を教える労力などを考えると、すぐに辞められてしまうと大きな損になってしまいます。

 

採用担当の立場になって考えてみれば、新卒ですぐに辞めた人を採用することに慎重になることは十分に理解できると思います。

 

『新卒採用』でも『中途採用』でもない微妙な立場になる

昔に比べると少なくはなったのでしょうが、今でも新卒者を優遇する考えがある企業もあります。

 

ある意味新卒というブランドのようなもので、他の企業で働いたことがないので、自社の考え方・やり方を教え込みやすいなどの理由があるのでしょう。

 

一度別の会社で働いたということで新卒ブランドは失われます。さらには上記のように、すぐに辞めてしまったら経緯もあるので、良い印象ではありませんね。

 

ならば、中途採用になるのかというとそうでもありません

 

中途採用では、その業界や職業である程度の経験がある即戦力が求められていますが、1年程度で辞めた元新卒は仮に同じような企業に転職したとしても実質未経験として考えられます。

 

新卒でも中途でもない、第二新卒という微妙な立場になってしますのです。

 

最近では第二新卒を受け入れる企業も増えては来ていますが、新卒や経験者と比べると見劣りしてしまうことは否めません。

 

同年代の社員に差が付けられる

仮に転職が成功して転職先に新卒社員がいたとすれば、同じ年でもその人がすでに数ヶ月の経験がありますし、同期というわけでもないので、なかなか和に入りにくいと感じることがあるかもしれません。

 

後から巻き返すことも十分に可能ではありますが、人によっては差を付けられたと感じられてしまい、それが新たな人間関係などの悩みになることも考えられます。

 

 

会社を辞める判断基準|新卒でも辞めるべき状況とは?

新卒で仕事を辞めるリスクはこのようにいくつも考えられるのですが、それでも今の仕事を続けたくないと思っている人は多いでしょう。

 

学生時代とのギャップで辛くなっている人もいて、もう少し頑張って続けることで徐々に慣れていったり、改善されることもあります。

 

しかし、中には続けても心身ともに疲弊していくだけで、これ以上改善も出来ずに若い時期を過ごしてしまう可能性もあります。

 

こちらでは、新卒でも会社を辞める選択肢を積極的に考えていって良いであろうケースをご紹介していきたいと思います。

 

労働環境が粗悪である

最初は慣れない仕事で時間もかかって疲れも多くみられることもありますが、慣れ以前の問題の粗悪な労働環境の職場に入社してしまうこともあります。いわゆるブラック企業です。

 

初めての社会人で見分けも付けづらいかと思いますが、

 

  • 長時間労働で残業が多い
  • 休日が少ない・有給が取れない
  • 残業代や給与が正しく支払われない
  • 従業員の入れ替わりが激しい
  • パワハラやセクハラが横行している

 

このような職場ではブラック企業の可能性が高いと考えられます。

 

ブラック企業では、それ以上の改善を期待することも難しいですし、頑張って続けたところで時間と体力を消耗していってしまいます。

 

早めに見切りを付けて他の会社で心機一転頑張るという選択を取っても良いかもしれません。

 

【関連記事】
ブラック企業とは|ブラック会社の特徴10個と見抜くポイント

 

改善されそうにない状況に直面している

上記の内容にも似ていますが、辞めたいと思う理由が分かっていて、その理由がこれ以上改善が見込まれないようであれば、こちらも転職を検討しても良いでしょう。

 

例えば、

 

  • 先輩社員の給料がいつまでも上がっていない
  • いつもみんな当たり前のように残業している
  • 人事課に改善要望を伝えたけど一向に改善されない

 

というような場合です。

 

心身ともに疲弊している

すでに辞めたい理由が強烈で、心身ともに疲弊している状態で頑張りすぎることは反対に逆効果になることも考えられます。

 

仕事に行こうとすると異常な緊張感が出てきてお腹が痛くなったり冷汗が出てきたり、休みの日にも体がだるくて何もせずに終わったり…

 

そのような状態が続くようであれば、一度周りの人に相談して、休職や退職も考えて良い段階であるとも考えられます。

 

少しでも当てはまりそうな方は、以下の記事も参考にしてみてください。

 

【関連記事】
仕事を辞めたい人がうつになる前に読む休職・退職の全知識

 

明確な目的意識がある

反対に何かしらの明確な目的が出来たのであれば、目的のために前向きに転職をすることも良いかもしれません。

 

社会人として実際に働いてみないと分からないことも多いでしょう。

 

ただ、この場合もお伝えしたような新卒で会社を辞めるリスクを分かった上で、すぐにでも行動を起こすのか、もう少し頑張って経験を積んだ上で次に進むのかは慎重に判断していただければと思います。

 

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第二新卒として転職に成功するためのポイント

最後に、新卒で今の会社を辞めて第二新卒として転職を成功させるためのポイントをお伝えしたいと思います。

 

上で第二新卒は、新卒や中途に比べると見劣りするともお伝えしましたが、

 

  • 最低限の社会人のルールを身に付けていて基本的な研修の必要がない
  • 若くてポテンシャルが見込める など

 

第二新卒採用に積極的な企業も増えてきています。

 

第二新卒では、第二新卒ならではの転職を行っていきましょう。

 

【関連記事】
第二新卒の定義とは|既卒との違いや転職成功ポイントを徹底解説

 

転職の理由ははっきりさせておく

ただ漠然と今の会社を辞めて漠然と転職をしたとしても、次の会社でも同じような悩みに直面する可能性は高いです。

 

どうして転職をするのかをしっかり把握しておくだけでも、同じ失敗の可能性を低くすることはできるでしょう。

 

  • 今の会社を辞める理由
  • 職場に求める条件
  • 最低限必要な条件と妥協できる条件の線引き
  • 自分の将来のキャリア

 

上のような内容を一度紙に書き出して、ご自身の考えを整理しておくことをおすすめします。

 

【関連記事】

第二新卒の転職理由はどう伝えるべき?面接官が採用したくなる回答とは

 

 

すぐに辞めないという根拠を用意しておく

新卒としてすぐに辞めてしまった方の一番のネックポイントが、前社をすぐに辞めたという事実です。

 

第二新卒の採用はポテンシャルや熱意を重視して採用する企業が多いのですが、「頑張ります!熱意だけはあります!」などと、口で言っただけでは「前の会社すぐに辞めているのに…」と思われても仕方ありません。

 

面接時に「すぐに辞めてしまうかも」と、思われないための根拠を用意しておくようにしましょう。

 

仕事への熱意をアピールする

もし、何かの仕事に熱意があるのであれば、事前に資格を取ったり知識を付けておくことで、熱意を根拠を持って伝えることができます。

 

今の仕事や転職活動と同時並行で行うとなると大変でしょうが、自分のやりたいことで転職が終わるまでの期間が決まっているようであれば、多少の努力はできると思います。

 

退職理由を明確にする

給与面や労働時間などの労働条件を求めての転職であれば、退職理由を明確に伝えることも1つの手です。

 

ただし、前の会社を悪く言い過ぎると印象も悪いので、退職理由と志望動機を関連付けると前向きに受け取られるでしょう。

 

例えば、

「前社は毎日数時間の残業をしており、休日出勤もたびたびありました。結果的に仕事に対するパフォーマンスも落ちていたので、業務効率化を推進している御社を志望しました。」

というような感じです。

 

一方で、辞めたい理由がただ単に「嫌だから」だけだと曖昧な場合、転職時にも苦労することが考えられますので、今の会社でもう少し頑張ってみるという判断もできますね。

 

退職前に準備を進めておく

今の辛い状況から抜け出すためだけに退職してしまうと、転職でも苦労してしまうことが考えられます。

 

結果的に妥協して辞めた会社と同じような会社に転職してしまったり、とりあえずの生活費を稼ぐためのアルバイトがいつまでも続いたり…という状況に陥ってしまうことも考えられます。

 

可能な限り、退職前に転職の準備を進めておくことをおすすめします。

 

お伝えしたように、辞める理由や希望の会社を明確にしていき、可能であれば資格取得や実際の転職活動まで在職中から行っておくと余裕を持って転職をすることができます

 

【関連記事】

第二新卒向け転職エージェントおすすめ12選|失敗しないエージェントの選び方

 

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第二新卒の転職支援に強いおすすめの転職エージェント3つ

 

マイナビエージェント|転職者に寄り添った親身なサポートが定評

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まとめ

新卒でも会社を辞めている人は少なくありません。新卒3年以内の退職は約30%、1年以内は約10%もいます。

 

新卒で今の仕事を辞めるということは、けっして悪いことではありませんので、どうしても今の状況が改善されないようであれば転職も考えてみても良いでしょう。

 

ただし、新卒すぐでの退職にはリスクもあります。リスクを十分に理解した上で、辞めるかどうかの判断をしましょう。

 

 

出典元一覧

労働基準法第16条

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