パワハラ・セクハラ・未払い残業代・過重労働・リストラなどの労働トラブルが起こった際に、専門家に相談したくても費用がネックになり、相談が出来ず泣き寝入りしてしまう方が多くいらっしゃいます。
そんな方々を、いざという時に守るための保険が弁護士費用保険です。
労働トラブルに限らず、交通事故や離婚トラブル、子供のいじめなど様々な法律トラブルでも利用可能です。
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看護師として働いていると、ときには「辞めたい」と感じることもあるでしょう。体力が必要とされる現場であり、ドクターとのコミュニケーションや不倫に巻き込まれてしまったなど、トラブルの多い職場であることには違いがありませんので、やめたいと思った理由は下記の通り様々です。
「看護師の仕事を辞めたい」「今の職場で働くのが辛い」と感じる理由は、人によってさまざまです。連日の夜勤や人の命を預かる責任の重さに、体力的・精神的に疲弊してしまう方もいるかもしれません。
「看護師を辞めたい」という悩みは、実はあなただけではなく多くの方が抱えているようです。
看護師を辞めたい
— おぺかん (@u2y27rx) September 5, 2022
予想の何倍も看護師の仕事が大変で、辞めたいやりがいとかない
— おしごとの山 (@oshigotoyama) September 3, 2022
しかし、仕事を辞めるのは大きな決断なので、そう簡単に決められることではありません。辞める前に何かできる対策はないか、よく考えてみることも大事です。
しかし、たとえあなたが新人看護師の教育係を任されていたり、他の重要な役職に就いていたりしても、優先すべきはあなたの人生であって、病院のために辛いことを我慢する必要はありません。とはいえ、「決定的な理由もないのに、辛いだけで看護師を辞めるなんて許されるのだろうか?」と思う方もいるでしょう。
中には、以下のような理由で退職を躊躇している方もいるかもしれません。
看護師の仕事が辛いからといって、安易に辞めることはおすすめできません。
では、看護師の退職について迷うとき、一体どうすれば良いのでしょうか。
そこで本記事では、
など、看護師を辞めたい方が気になる点について解説します。看護師の退職を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
まず、看護師が今の職場を辞めたいと思う理由についてみていきましょう。
日本労働調査組合が2021年に公表した調査結果によると、看護師を辞めたい理由の第1位は「給与・待遇不満」、第2位は「精神的に辛い」、第3位は「職場の人間関係」でした。
引用元:【日労公式】看護師辞めたい。60%以上が退職を検討している結果に。「看護師の退職動機に関するアンケート」(2021年)|日本労働調査組合
4位以下は「ワークライフバランス」、「人手不足」、「自身の健康」と続いています。
この章では、看護師の退職時によく聞かれる7つの理由について解説します。具体的な口コミも交えて紹介するので、あなたにも思い当たる節がないかどうか、ぜひチェックしてみてください。
【関連記事】仕事を辞めたい方へ|辞めたい理由別の対処法と後悔しない退職/転職の手順
病院内の人間関係がうまくいかず、働き続けるのが嫌になる方もいるでしょう。
人間関係はどの職場においても働くうえでの重要な要素であるため、先輩看護師からの嫌がらせやパワハラに苦しんで、退職したくなるケースも考えられます。
入職して1ヶ月が経ちました。
この病院の体験に来た時は、みんな仲良く働いて離職率は非常に低く、働いてる看護師みんな満足していて、寮費も看護師は無料であり、月20万程度はお給料があり、残業も0で、5時になったらみんなで帰れるように働いてると聞いてました。
でも入職してみると、研修なしで受け持ちが始まり、現在16人受け持ち。毎日違うプリセプターさんで、人によってゆうことが違がうし、どういった新人なのかを病院中の看護師さんが噂していて、質問すると覚えが悪い、患者さんのこと理解する気がない。と言われ、毎日廊下中響き渡るほどの大きい声で名前を呼ばれ、駆けつけると怒られ、記録が終わらないため毎日3時間の残業。(後略)
引用元:入職して1ヶ月辞めたい。|看護師のお悩み掲示板|看護roo!
過酷な仕事に取り組む中で、「精神的に辛い」「辞めたい」と感じる看護師の方もいるでしょう。人の命に関わる重責や居心地が悪い人間関係などが影響して、身体的・精神的な体調不良を起こし、退職に至ることもあるようです。
実際、マイナビ看護師が2018年に公表した調査結果によると、体調不良を理由に退職した人の具体的な内訳は、精神的な病気の発症が22.2%、精神的な病気の再発が20.6%でした。全体でみると計42.8%の方が、メンタル面の体調不良に悩まされていたことがわかります。
引用元: 早期退職、入職前辞退の理由と傾向|マイナビ看護師調査|メディカルサポネット
二年目の内科病棟勤務の看護師です。もともと気弱な性格で職場の人間関係に慣れるのにかなり時間がかかりましたが、最近ようやく慣れてきました。が、去年の冬から部署移動でうちの病棟にきたベテランのAさんがとても苦手で勤務が重なる日は三週間前くらいから吐き気がして、とても辛いです。Aさんは誰が見てもわかりやすいくらいメンバーとその日の気分によって態度が変わる人で、そういうところがとても苦手です。辞めたい辞めたいと毎日思ってしまいます。情報が筒抜けの職場なので誰にも相談できません。こんな理由で辞めたいって思う私はおかしいでしょうか。(後略)
看護師は深夜勤務も多いため、ハードワークによる過労で辞めたいと考える人もいるようです。
看護師の夜勤形態には、比較的勤務時間が短いながらも、変則的で疲労感が残りやすい「三交替制」と、16時間前後もの長時間勤務で体力を要する「二交替制」があります。
2021年に日本看護協会が全国の病院を対象におこなった調査によると、約65%の病院で二交替制の勤務形態が採用されており、また、三交替制の勤務形態が2020年と比べて増加傾向にあることがわかります。
看護師が辞めたいと感じる背景には、夜勤形態の過酷な長時間労働が関係しているのかもしれません。
【夜勤・交替制勤務の勤務形態】
2020年調査 | 2021年調査 | |||
件数 | 割合 | 件数 | 割合 | |
三交代制(変則含む) | 1,205 | 31.7% | 888 | 33.3% |
二交代制(夜勤1回あたり16時間以上) | 2,447 | 64.4% | 1,721 | 64.5% |
二交代制(夜勤1回あたり16時間未満) | 845 | 22.3% | 710 | 26.6 |
その他 | 65 | 1.7% | 28 | 1.0 |
無回答・不明 | 60 | 1.6% | 22 | 0.8 |
(前略)3交代制では日中の勤務を終えた後、数時間の休憩しか取らずに次の深夜勤務に入るスタイルも常態化している。たとえば朝8時半から残業を含めて19時半まで働いた後、帰宅して3時間の仮眠をとり、また夜中0時から翌朝9時までの深夜勤務を行うといった具合だ。これでは実質的に24時間以上にわたって十分な休息なく活動していることになり、日本看護協会の資料によると看護師の6割がこのような勤務を行なっている 。引き継ぎはサービス残業とされる場合も多く、慢性的な疲労につながっている。先の調査では看護師の実に75%が、疲れが「翌日に残る」、「休日でも回復しない」と答えた。(後略)
看護師の仕事では、緊急患者や急な手術により、突然夜勤が入ることもあるでしょう。勤務時間の不規則さを辞めたい理由に挙げる看護師も多いようです。
すいません。愚痴をはかせてください。
老人ホームで働いています。
看護師二人+派遣。
オンコールは二人でやってて月15~16回。他の施設も、このくらいが普通ですか?
ほんと辛い。ゆっくり寝れないし。疲れとれない。毎日眠い。仕事だからちゃんと責任持たなきゃって思ってるけど、でもやっぱ辛い。休みの日は疲れすぎて寝てばかり。どこにも行きたくないし、やりたくない。このまま、仕事続けたらどうなるんだろう…
オンコール出れなかったことあってすごく落ち込んだ。
なんかもう無理。からだ壊す前に辞めたいなー
看護師は、勤務時間どおりに退勤するのが難しい職種のひとつです。患者の対応や看護記録の作成などで、突発的な残業が発生することも多いでしょう。
しかし、「看護師の世界では残業が当たり前だから」「残業代は給与に含まれている」などと説明され、残業代を請求できず、泣き寝入りしてしまう人もいるかもしれません。
田舎の病院だからか、超勤申請を自分で行えないです。主任が今日は師長に超勤って言っておくね!と言わないと超勤がつきません(それも月1-2あるかないかです)
ずっとこの病院にいた経験年数が長い管理職ばかりで主任や師長、リーダーはそれを異常とも考えていません。
だったら定時に帰りたいですが他のチームが終わらないと帰れないため毎日1-2時間は残業。しんどいです。
給料の低さも、看護師を辞めたい理由のひとつとして挙がっています。給料が仕事量に見合った金額でないと、モチベーションが上がらず、辞めたくなる看護師もいるでしょう。
看護師は人の命を預かる仕事でもあり、一人ひとりが負う責任も重大です。しかし、負担に伴う報酬がもらえていないと感じる瞬間も多く、給与アップを目的に転職する看護師もいるようです。
新人の頃に比べると仕事量・責任ともに増えているにも関わらず、中堅といわれる立場になっても給与がそれほど上がっていないと、転職を決意するのも当然かもしれません。
看護師は『責任』が重すぎます。そもそもが命を扱う仕事。少しのミスで患者は死ぬ。そうでなくても人体に少なからず影響する。すぐ訴えられうるリスキーな職業。しかも夜勤や長時間労働、過酷な業務の中で。それでミスゼロでやれってのが無理ゲー。しかも給料はこのハイリスクに全く見合ってません。
— だいちゃん@看護師×FIRE (@kangonooujisama) November 8, 2022
看護師の仕事をするうえで、「幅広い分野に関わっていきたい」方と、「特定の分野でスキルを磨きたい」方がいるでしょう。特に深めたい分野がある場合、希望の部署に配置されなかったことが原因で、転職を考える人もいるようです。
人間関係や給料の低さや残業代の未払いの他にも、患者とのトラブルが原因で、今の職場を辞めたくなる看護師もいるようです。毎日大勢の患者やその家族と接していると、診察の対応について揉めることも起こり得ます。
また、医療トラブルが怖かったりミスしてしまったりして、今の職場を辞めたいと考える看護師もいるでしょう。
現在、小規模個人病院で勤めて2年になる30手前の看護師です。仕事を辞めたいから看護師を辞めたい気持ちの方が強くなりつつあります。自分のミスが始まりだとわかっているのですが、辛いです。皆様にアドバイスを頂けたらと思い、初めて投稿しました。事の始まりは私が仕事でミスをしてしまい、ストレスから不眠が出現。仕事に集中できず小さなミスが続き、人間関係が悪化。さらに不眠、ミスへ…の悪循環へと繋がり、看護師を続ける自信がなくなってしまいました…。師長さんとはすでに面接済みなのですが、「◯◯さんがキツく当たるなら、部署変わってもらうから。」「自信を持って。もう少しの間だけ頑張ろう」と辞職を引き止められ、◯◯さんは部署変更となりました。(後略)
また、医療トラブルが怖かったりミスしてしまったりして、今の職場を辞めたいと考える看護師もいるでしょう。
現在、小規模個人病院で勤めて2年になる30手前の看護師です。仕事を辞めたいから看護師を辞めたい気持ちの方が強くなりつつあります。自分のミスが始まりだとわかっているのですが、辛いです。皆様にアドバイスを頂けたらと思い、初めて投稿しました。事の始まりは私が仕事でミスをしてしまい、ストレスから不眠が出現。仕事に集中できず小さなミスが続き、人間関係が悪化。さらに不眠、ミスへ…の悪循環へと繋がり、看護師を続ける自信がなくなってしまいました…。師長さんとはすでに面接済みなのですが、「◯◯さんがキツく当たるなら、部署変わってもらうから。」「自信を持って。もう少しの間だけ頑張ろう」と辞職を引き止められ、◯◯さんは部署変更となりました。(後略)
「看護師に向いていなかった」と、自身の適正に自信をもてなくなることもあるでしょう。特に1年目の新人看護師に多いケースのようです。1年目や新人時代は医療用語を含めて覚えることが多いので、毎日緊張感にさらされ、心に余裕がうまれにくいことが原因として考えられます。
必死にやっているにも関わらず教育係の先輩から厳しく指摘されて、モチベーションが下がってしまう方もいるかもしれません。
ああああ看護師になったことを悔やむ、、もう私は病院の、病棟の雰囲気が無理なのだ!!一番看護師向いてないタイプ!!技術とか以前に性格が。実習で薄々やばいとは思ってたけど。。やめたい
— 宇宙一要領悪い歩く爆弾Ns→奨学金あるのに退職した名前だけの看護師 (@c5TT3SFx5AyszmX) September 27, 2022
看護師として仕事をするうちに、「結婚したいから辞めたい」と悩み始める方もいるようです。看護師の仕事は忙しく、交際相手と休日を一緒に過ごす時間もとりにくいので、「このままでは結婚できない」と退職を決意する人もいるでしょう。
看護師は命を預かる重い責任があり、他の仕事に比べて忙しい職種です。毎日が緊張の連続で、家と職場の往復のみというケースも多いため、一生をともにする伴侶と出会いにくいと感じるのかもしれません。
看護師を辞めたいと思っている人は、具体的にどのようなことに不満をもって、どのようなことに悩んでいるのでしょうか?
ここでは、Web上にあった口コミをもとに、看護師を辞めたいと思っている人の本音を紹介します。
いくら看護師の仕事に誇りをもっていても、業務内容以外が原因となって、退職を決意する方も多いようです。
一般的に看護師は、自分一人でできる仕事ではありません。患者を看護するためには、他の看護師や医療スタッフとの連携が求められます。夜勤や長時間労働も相まって、看護師同士の関係性が密になりやすく、人間関係がうまくいかないことも起こり得るでしょう。
また、夜勤は生活リズムが整いにくく、体力的・精神的に辛いと感じる人が多い勤務形態です。どうしても疲れがとれず、「辞めて健康的な生活を送りたい」と考える方もいるでしょう。
看護師3年目です。
今、働いている療養病院を辞めたいと、考えています。
何故、やめたいのかと言いますと、一つ目は、夜勤が辛いです。身体的にキツく、睡眠不足のためか、頭痛が頻回に起きるようになったためです。薬飲んで何とか、しのいでいます。
二つ目は、人間関係です。夜勤での愚痴大会が酷いです。誰かが日勤帯でミスしたものなら、ひたすら、日勤帯でのミスについて夜勤看護師が、グチグチ言っています。それを聞くようになってから、失敗を極度に恐れるようになり、確認行為(強迫性障害ぽいの?)が、増えました。そして、聞くのが嫌になり、休憩室で休憩できません。
加えて、優しい人たちが異動したり、退職してしまい、怖い人が増えました。
三つ目は、委員会です。委員会で、とある仕事を任され、頑張って残業して(ひどい時は、21時まで残っていました)書類の見直ししていたのにも関わらず、後々、上司から「その見直ししなくて、よくなったよ〜」と言われ、あの頑張って残っていた時間は何だったんだろう、家に帰ればよかったと思うことが何度かあり、委員会業務をやりたく無いと思いました。
以上のことから、毎日「辞めたい」と考える日々が続いています。(後略)
引用元:Yahoo!知恵袋
先輩看護師に責められるのが辛くて、辞めたいと考える方もいるようです。
看護師の仕事は、人の命を預かる仕事でもあります。仕事における責任は重く、必然的に指導に熱が入ることも考えられます。
とはいえ、毎日頭ごなしに責められるばかりで自身の成長を感じられないと、辛くなるのも無理はありません。「向いていないから辞めよう」と退職に至ってしまうのでしょう。
新卒看護師 辞めたいです
ある看護師はずっと私への態度や様子が違います
出来ていない所を見つけては注意と言うより責めながら言われます
改善点を注意して貰えることは有難いことです
でも辛いです
隠れて泣いてしまいましたが泣いているところがバレて再度怒られました
泣く新人は面倒くさいやつなんですよね
もう行きたくないです
引用元:Yahoo!知恵袋
看護師は忙しい仕事です。夜勤や突発的な残業があるうえ、座る暇もないほど仕事に追われるときもあり、いくら自宅で休んでも疲れがとれない方もいるでしょう。
また、看護師同士の関係性が深いからこそ、職場に馴染めないと辛くなってしまう方もいるようです。
看護師を辞めたいです。
看護師3年目です。急性期の総合病院で働いていましたが激務で体調をずっと崩しており退職。人材会社を経由して地元の小さい病院に就職し2ヶ月経ちました。人間関係は良く皆さん優しいのですが年齢層が高く(30代後半以上)全く馴染めません。また就職前に聞いていた内容と違う業務内容もあり、正直続けていく自信がないです。
そもそも看護師を辞めたいと日々思っていてツラいです。(後略)
引用元:Yahoo!知恵
ここまで、主に看護師を辞めたい理由について解説しました。しかし、中には辞めたくても辞められない方もいるでしょう。
この章では、看護師が退職を躊躇してしまう理由について紹介します。
看護師が受けられる奨学金には、病院から資金の貸与を受ける「病院奨学金制度」と、修学資金を各都道府県から貸与する「看護師等修学資金貸与制度」などがあります。
どちらも毎月一定の金額を受け取りながら看護学校に通え、卒業後は貸与を受けた病院、または都道府県から指定された病院で奨学金を借りた期間と同期間従事すると、返済が免除される制度です。
たとえば東京都の場合、卒業後直ちに都内の指定施設で5~7年間看護業務に従事すると、返還が免除となります。
【参考記事】看護師等修学資金貸与事業|東京都福祉保健局
看護師の奨学金制度には、以下のようなメリットがあります。
便利な制度でもあるのですが、病院を途中で退職する場合には、奨学金や修学資金の返還を求められるケースがあります。
もし、4年制の看護学校で月額3万円の貸与を受けていた場合、「3万円×12ヵ月×4年間=144万円」の返金を求められる可能性があります。一括で簡単に支払える金額ではないため、奨学金・修学資金の返還が難点となって辞められない看護師もいるでしょう。
病院奨学金制度や看護師等修学資金貸与制度を利用したからといって、「退職時に一括で返還できなければ辞められない」というわけではありません。労働基準法第16条では、契約期間を全うしなかったからといって、違約金や損害賠償を予定する契約を結んではいけないという規定があります。
(賠償予定の禁止)
第十六条 使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。
引用元:労働基準法第16条|e-Gov法令検索
つまり、病院は返還免除の条件となっていた期間内に退職の意思を示した看護師に対して、奨学金・修学資金の返還を理由に引き止めをおこなうことはできません。
もし違反した場合、「6ヵ月以下の懲役又は30万円以下の罰金」に科される可能性があります。
第百十九条 次の各号のいずれかに該当する者は、六箇月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。
引用元:労働基準法第119条|e-Gov法令検索
もし、奨学金・修学資金の全額返還を求められても、必ず応じなければいけないわけではありません。ただし、免除条件を満たしていないことには変わりないため、分割支払いにしてもらったり、転職先の病院に立て替えてもらったりなど、他の手段を講じる必要はあります。いずれにしても、奨学金の全額返還が不安だからといって、病院を辞められないということはありません。
病院側は、辞めたい看護師に対して正当な理由もなく損害賠償請求することも禁止されています。奨学金制度と同様に、労働者の退職に対して違約金や損害賠償を求める契約を締結することは、法律上禁止されています。
退職の意思表示をしたものの強引な引き止めにあい、退職させてもらえないケースも考えられます。
このような引き止めにあい、辞めたくても辞められない方もいるかもしれません。
正看護師など無期雇用の労働者は、「退職の意思を表明してから2週間の経過をもって、会社を当然に退職できる」と民法で定められています。この2週間の経過とは、実際に働いた日数ではなく暦日を指すため、出勤していても休暇を取得していても同様の日数です。
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元:民法627条|e-Gov法令検索
しかし、これはあくまでも無期雇用の労働者のみが該当する法律なので、契約社員やアルバイトなどの有期雇用の場合は、原則として契約期間途中での退職はできません。
ただし、有期雇用であっても、自身の病気や家族の介護などのやむを得ない事情があれば、契約を解除できます。なお、このケースでは損害賠償を請求される可能性があることに注意が必要です。
(やむを得ない事由による雇用の解除)
第六百二十八条 当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。
引用元:民法628条|e-Gov法令検索
また、契約期間が1年を超える雇用契約の場合、「1年を経過した後はいつでも退職の申し入れが可能」と労働基準法で定められています。
第百三十七条 期間の定めのある労働契約(一定の事業の完了に必要な期間を定めるものを除き、その期間が一年を超えるものに限る。)を締結した労働者(第十四条第一項各号に規定する労働者を除く。)は、労働基準法の一部を改正する法律(平成十五年法律第百四号)附則第三条に規定する措置が講じられるまでの間、民法第六百二十八条の規定にかかわらず、当該労働契約の期間の初日から一年を経過した日以後においては、その使用者に申し出ることにより、いつでも退職することができる。
看護師を辞めたい原因は「職場」または「人間関係」なのか、「部署異動」をすれば解決するのか、落ち着いて一旦考えてみることも大事です。
最終的に転職を選んだとしたら、次に働く病院に求める具体的な条件も考えておく必要があるでしょう。
「辞めたい」と強く感じていると、日増しに心が荒んでいってしまいます。有給休暇を取得できるのであれば、まずは休んで一旦仕事から離れてみましょう。
職場で悩んでいることや、辞めたいと思っている気持ちを友人に話すだけで、悩んでいた気持ちが晴れるかもしれません。
スポーツや趣味に没頭して、心をリフレッシュするのも有効です。一日自宅でリラックスして過ごしながら、ドラマや映画を観るのもいいでしょう。
仕事から精神的に離れることで一度冷静になって、今の職場で今後も働けるのか、または辞めて転職した方がいいのか、時間をかけて考えてみてください。
辞めたい理由が人間関係に限定されていて、人間関係が改善されれば続けられる場合、すぐにできる対処法は割り切ることです。苦手な相手の顔色を伺いながらではなく、目の前の患者に集中して働くと良いかもしれません。
また、苦手な相手ほど積極的に話をすれば、思いがけず打ち解けられる可能性もあるでしょう。
もし、いじめや嫌がらせに悩まされているのなら、師長やチームリーダーに相談することで解決できるかもしれません。部署異動を願い出て、環境を変えてみるのも有効でしょう。
上記の方法でも改善が見込めず、辞めたいと強く思うなら、潔く転職しましょう。
もっと人間関係の良い職場はあるはずです。
ただし、転職する前に病院の内情を知る方法はなかなかありません。別の病院に勤務する看護師の知人に職場を紹介してもらったり、転職エージェントを利用してキャリアアドバイザーから詳しい内部情報を聞いたりすれば、安心して転職を決意できるでしょう。
もし、どうしても苦手意識をもってしまう同僚がいる、または今の職場では頑張れない理由があるならば、部署異動も検討してみましょう。
異動はそう頻繁におこなわれるものではないので、タイミング次第にはなりますが、異動が叶えば気持ちも新たに前向きな状態で勤務できるかもしれません。
看護師四年目です。毎日お疲れさまです。私の意見としては、部署異動を提案します。今の場所で難しいようなら違う部署に行って、また一からになりますが、環境を変えることも一つだと思います。かなり部署によって、働きやすいところもあると思うので、異動を進めます。転職は、いろんな病棟知ってからのほうが無難かなと。私も療養をして、同じ部署で3ヶ月働き今年の春に異動になりました。環境が変わって最初は戸惑いありましたが今は体に負担なく働けています。
人間関係の改善を試みたり部署異動したりしても、「今の病院をやっぱり辞めたい」と思ったときは、前向きに転職を考えましょう。辛い職場で嫌々働き続ける必要はありません。
転職は「逃げ」ではないかと考えてしまう方もいるかもしれませんが、転職とは「より自分に合った職場を見つけること」です。つまり、転職は自身の人生にとってポジティブな行為なので、後ろめたく感じる必要はありません。
クリニックとは、病床数が19床以下の小規模な医療施設を指します。
クリニックに勤務するメリットは、日勤のため規則正しい生活が送れる、残業が少ない、長期休暇をとりやすいなどが挙げられます。一方、デメリットは、給与が下がる傾向にある、看護師の人数が少ないため人間関係が深くなりやすいなどが考えられます。特に深夜勤務がないクリニックの場合、深夜手当てがない分給与は下がるでしょう。
もし給与が下がることに抵抗があるのであれば、美容クリニックへの転職もひとつの方法です。一般的に美容クリニックは給与水準が高いことが多く、今の給料と同程度か、または今よりも高収入を目指せる可能性もあります。予約診療が中心のため残業が発生しにくく、規則正しい生活を送りやすくなるでしょう。
デメリットは、土日やお盆・ゴールデンウィークなど、一般的な休暇期間は出勤しなければいけないことと、クリニックによっては予約管理や営業行為をおこなう必要があることです。
今までとは全く違う環境で働きたい方は、選択肢のひとつとして検討してみるといいでしょう。
その他にも、病院以外の転職先としては、以下のような施設・仕事があります。
■病院以外の転職先一覧
どんなに今の職場のメリットを探してみても、このまま続けることが自身にとってマイナスにしかならないと感じるのであれば、無理矢理勤務し続ける必要はありません。
「看護師を辞めたい」と思ったときが辞めるタイミングです。
ただし、衝動的に動いてしまって後悔することもあり得るので、まずは今の職場を離れるのが最善の選択なのか、よく考えてみてください。
「もう辞めたい!」と感情的になったとき、一度立ち止まって、看護師になったきっかけを思い出してみてください。
どんな思いをもって看護師になったのか、どんな看護師になりたかったのか、忙しさの中で目的を見失っていることもあります。本来の目的を再認識すると、仕事に対する姿勢も変わってくるかもしれません。
また、看護師を辞めた後の生活の見通しも立てておくべきでしょう。勢いで辞めてしまったものの、収入源がなくなり、翌月から生活できないようでは路頭に迷ってしまう可能性もあります。
退職して自分が困らないかどうかを冷静に考えると、最適なタイミングで離職を決心しやすくなるでしょう。
看護師は魅力ある職業ですが、他の病院や他業種への転職は珍しくありません。むしろ、手に職をもっている看護師だからこそ、前向きに転職を叶えているケースも多いようです。
看護師資格をもっているということは、それだけ多方面での活躍が見込める証になります。看護師であることに誇りをもって、転職を決断すると良いでしょう。
看護師の転職が多いのは、「看護師資格」という国家資格を保有しているため、再就職先の選択肢が多いからだと予想できます。一般的な会社員の中途採用とは違い、資格と一定の実務経験さえあれば、比較的再就職しやすい職業といえます。
看護師資格をもっていれば病院以外でも活躍が期待できるため、医療に関わる多種多様な選択肢が広がるでしょう。
人間関係や激務で悩んでいるならば、派遣の看護師としてスポットで働くという選択肢もあります。派遣看護師であれば、人間関係に固執せずに自分の時間を大切にしながら仕事を入れられるため、精神的にも肉体的にも無理のない働き方が期待できます。派遣先は病院に限らず、クリニック、老人ホーム、健診センターや保育園など、さまざまな施設から選べます。
また、看護に関わる色々な仕事を経験できるため、「ここで働きたい」「この仕事を続けたい」と思える職場に巡り合える可能性もあるでしょう。
「辞めたいけど辞められない」
無理をして仕事を続けたことで、精神的な傷を負ってしまっては本末転倒です。看護師は、傷ついた人を元気にする仕事です。看護師を続けたことで自分が病気になるくらいなら、勇気を出して辞める決断も必要です。
中には、無理に仕事を続けたことで、うつ病を発症してしまう看護師もいます。転職どころか社会復帰が難しい状態になってしまっては、これまでの頑張りが全て水の泡となってしまいます。
まずは、自分が元気で仕事に取り組めることが一番大事です。辞めるかどうか迷っている方は、自身の心の健康状態についても考えてみてください。
軽い不調でも慢性的に続くようであれば、早目に対処しましょう。無理をして重度のうつ病になってしまうと、日常生活にも支障が生じてしまいます。仕事を続けることで心身を壊しそうだと思ったら、早急に行動することをおすすめします。
まずは部署異動を願い出て職場環境を変えたり、有給を取得してリフレッシュしたりしてみましょう。それでも症状が回復しなければ、長期の休暇や退職を検討するのもひとつの方法です。病状が悪化しないうちに、早めに対策を講じましょう。
残業代の請求は、労働者の正当な権利です。「新人だから」「病院の方針だから」という理由で残業代を支払わないのは、違法行為に該当します。
(時間外、休日及び深夜の割増賃金)
第三十七条 使用者が、第三十三条又は前条第一項の規定により労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合においては、その時間又はその日の労働については、通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の二割五分以上五割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。ただし、当該延長して労働させた時間が一箇月について六十時間を超えた場合においては、その超えた時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の五割以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。
引用元:労働基準法第37条
残業代の未払いは、会社が従業員に対する義務を怠る行為であり、民事上の責任が生じます。また、悪質なケースでは、労働基準法第119条により、6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。
看護師も病院に雇用されている正当な労働者なので、「所定労働時間」を超えて働いた場合は割増賃金(残業代)が支払われて当然です。
下記のような方は残業代を請求できる可能性があるでしょう。
もし当てはまる項目がひとつでもあれば、残業代を請求できる可能性があるため、上司や事務管理関係の担当部門に相談してみましょう。
【関連記事】病院勤務の未払い残業代事情|残業代が出にくい理由と残業代請求の手順
病院と雇用契約を結んでいるならば、残業代の未払いは労働基準法違反になります。
「新人だから残業代はもらえないもの」と決めつけるのではなく、堂々と請求しましょう。看護師はイレギュラーな対応が求められる仕事だからこそ、残業は仕事ができない証ではなく、仕事に真摯に向き合っている証拠とも考えられます。
業務の都合上、自身の意思に関係なく残業になってしまった場合は、残業手当を申請する権利があります。請求できる残業代に月額上限を設けている病院もあるため、詳しくは管理部門に確認してください。
ちなみに、2017年に日本医療労働組合連合会が公表した調査結果によると、約65%の看護師が「前月に賃金不払いのサービス残業をした」と回答しています。「新人看護師には残業代がつかない」という先輩看護師からの自己理論が語られる場合もあるほど、看護師業界では残業代の未払いが発生しやすいのでしょう。
【参考記事】2017年看護職員の労働実態調査結果報告|日本医療労働組合連合会
自分の耳で管理部門からきちんと説明を聞き、働いた分は給与として還元してもらうべきです。過去の残業代については3年前までさかのぼれるため、早めに申請しましょう。
在職中に請求すると角が立つ可能性もあるので、請求自体は退職後にした方がいいかもしれません。
ただし、残業代請求では証拠の提示が重要になるため、在職中に証拠を集めておくことをおすすめします。
たとえば、タイムカードや勤怠表、パソコンのログイン・ログオフ時刻の記録、通勤用ICカードの利用履歴、自身がアプリを使って管理していた出退勤の記録などが証拠となり得ます。
加えて、残業代の計算に必要となるため、会社の給料明細も請求期間分について用意しておくと良いでしょう。
【関連記事】未払い残業代を自分で請求/獲得する為の証拠と手順を徹底解説
記事冒頭で紹介した日本労働調査組合の調査結果によると、看護師を辞めたくなった理由として41.6%の方が「職場の人間関係」を挙げており、人間関係に悩んで辞めてしまう看護師が多いことが伺えます。
相手が上司や先輩だと泣き寝入りしてしまう方が多いかもしれませんが、悪意のあるいじめやパワハラには正当に対処すべきです。問題を解決することで、コミュニケーションが円滑になったり、チームワークの向上を図れたりして、仕事の効率アップにも繋がります。
看護師が働きにくい環境は、病院としてもマイナスです。その元凶になっている特定の看護師がいるのであれば、上司や管理部門に相談してみましょう。
既に退職を決意している場合でも、病院が現状に気づいていない可能性もあるため、いじめやパワハラが辞める理由であることを包み隠さず公表してください。
看護師はミスが許されない職業であるため、教育や指導に熱が入りやすい可能性があります。また、人によって指導方針が違って振り回されてしまったり、パワハラに当たるような強い言葉で叱咤されたりして、心が萎縮してしまい、辞めたい気持ちが膨らんでしまうこともあるでしょう。
いじめ・パワハラなどの人間関係で悩んだときは、証拠を集めたり、記録を残したりしておくと、後々パワハラの事実を証明するのに役立ちます。師長やチームリーダーへの相談も、事態の改善のために有効でしょう
(前略)私の経験上、
同じようパワハラ上司(師長)がいましたが、
その方はあるスタッフが堪忍のをがきれたのか、辞める覚悟のもと、パワハラ上司と話し合いをし、パワハラ発言を録音されたことがあります。その録音をもとに看護部長へ報告したそうです。これ以上なことがあると 労働基準監督へ報告しますと強気にでたことが幸いし、上司(師長)はパワハラはいったつもりはないと言ってましたが ご自身でも気をつけたのでしょう、以前よりも丸くなったという例もあります。(後略)
(前略)たまたま機嫌が悪かったのか、更年期か、旦那と喧嘩したのか、子どもの反抗期で困ってるか…かなーって思ってください 笑
そしてそれを隠すことができない、残念な大人なのだと。
反面教師になって、こんな人にはならないぞ!と思えばいいです。
そして同期に愚痴ること大事。
ただ、毎日顔を会わせることになると思うので、師長があまりにも怖くてミスを繰り返す、当たりがキツくて仕事に支障を来すなら、看護局に訴えてもいいと思います。
新人時代は慣れない&新しいことばかりで、しばらくは怒られるのがテンプレですが、心が折られる前にSOSをしてくださいね。(後略)
パワハラで相手を訴える、またパワハラを社内・社外に相談するという場合は、証拠が何よりも重要です。
まずは上司などに直接交渉するのが、もっとも望ましい方法です。それでも解決できないときは、通知書にてパワハラの中止を申し入れます。
通知書には、パワハラの中止の申し入れと、パワハラを中止しない場合には損害賠償を請求する旨を記載しましょう。
日常的に「役立たず」などの暴言を吐かれる通る度に椅子を蹴られるなどの暴力を受けている場合、その都度ノートなどに記録しておくという方法もあります。ノートなどに記録する際は必ず、「いつ(時刻)」「どこで(会議室で等)」「誰に(○○課長)」「どんなことを言われたか」また「(それに対して)どう思ったか」を明確に記録するようにしてください。
訴える際に有効になる証拠として、あなたがパワハラを受けているところを目撃している人に陳述書を描いてもらうという方法があります。人間関係の切り離し型のパワハラを受けていた場合は、かえってひとりにならないように行動して目撃者を増やすようにするのがいいでしょう。
前述した病院奨学金制度や看護師等修学資金貸与制度を利用して看護師になった方は、返還免除期間内に仕事を辞めることにためらいを感じるかもしれません。
しかし、この制度には法的な拘束力はなく、奨学金の一括返済ができないから辞められないわけではありません。労働基準法では、就労を強制する経済的な足止めは禁止されています。
もちろん奨学金の返還は必要ですが、退職時に全額を一括して支払う義務は基本的にありません。
退職を決意したら、一般的には直属の上司に退職の意思を伝え、上司の同意を得られたら看護部へ退職願を提出します。
まずは、直属の上司に退職理由を伝えましょう。引き止められる場合もあるかもしれませんが、悩んだ末に導き出した答えなので、自信をもって意思を伝えましょう。
退職したい旨は2~3ヵ月前までに伝えておくのがベターです。退職者が多い業界のため、病院のためにも、同僚と辞める時期が重なる事態は極力避けた方が無難です。また、早めに伝えておくことで、後任者の育成にも十分な時間を割けるでしょう。
退職の意思表示の時期については、院内規程に定められていることもあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
言いにくいことではありますが、残された同僚や病院に迷惑がかからないよう、早めに伝えましょう。
退職の意思表示をしたにも関わらず、強引な引き止めにあうと、円満退職はしづらくなるでしょう。もしそうなった場合、退職は自身の権利であると自分に言い聞かせ、ブレないように心を強くもちましょう。
もし、同僚が退職の引き止めにあっていたのであれば、辞めやすい口実を理由にすると良いかもしれません。
具体的には、以下のような理由だと引き止めにあいにくいようです。
できることなら、退職日は賞与を受け取った後に設定しましょう。
一般的に賞与には算定期間が設けられており、「7月支給分は10月~3月」「12月支給分は4月~9月」などと期間が区切られています。通常は、この算定期間の働きに対して上司が評価を下し、賞与額が決定します。
しかし、評価時期の前に退職の意思を伝えると、不当に低い評価が下されてしまい、賞与額が低くなってしまうことも想定されます。辞めることを伝える前に、賞与算定期間と賞与支給時期、人事評価のタイミングを確認してください。
退職すると収入源が断たれるため、ボーナスをしっかりもらえるように念には念を入れておきましょう。
退職前に次の勤務先が決まっていない場合は、失業保険が利用できるかどうか確認しましょう。失業保険では、前職の賃金の約45〜80%にあたる金額を受給できます。
利用条件は以下のとおりです。
ハローワークで求職の申し込みをすると、失業保険受給の申請ができます。なお、自己都合による退職の場合、失業保険には7日間の待機期間と2ヵ月間の給付制限期間があります。この期間は失業保険を受給できないため、注意が必要です。
【参考記事】 基本手当について|ハローワークインターネットサービス
退職後は所定の手続きをしない限り、病院の健康保険の加入から外れることになります。そのため、国民健康保険に加入するか、または病院の健康保険を任意継続する手続きが必要です。
国民健康保険の加入手続きは、退職後14日以内に各市区町村の窓口でおこないます。退職後に病院から送付される資格喪失証明書または離職票を持参して、加入の手続きをしてください。
任意継続とは、退職した病院の健康保険組合に継続加入することです。退職後20日以内に手続きすれば、退職後2年間は継続して加入できます。詳しい手続き方法は、病院の管理部門でたずねてみてください。
新人だからこそ、まだ仕事に慣れておらず現場の厳しさに打ちひしがれることもあります。上司と反りが合わなかったり、患者とのコミュニケーションに悩んだりと、さまざまな不安を感じることもあるでしょう。
看護師は責任重大な仕事だからこそ、理想と現実の差にショックを受けることもあるはずです。しかし、新人の段階で辞める判断をするのは、少し早いかもしれません。
せっかく看護師になったのであれば、一度冷静になって判断を誤らないようにすべきでしょう。
看護師1年目として正式に配属が決まると、周りはほとんどが先輩ばかりで、弱音や愚痴を吐ける相手が近くにいません。一日に何度も怒られ、ときにはこれまで勉強してきたことが役に立たない悔しさも感じるでしょう。
職場環境自体に慣れていないこともあり、人間関係の構築から実際の現場に慣れるまで、全ての基礎作りに勤しむのが看護師1年目の動きです。
だからといって、「理不尽なことにまで耐え続けるべき」というわけではありません。どの職業でも慣れるまでは大変です。それを理解したうえでもう少し頑張ってみると、いつか「続けて良かった」と思える日が来るかもしれません。
せっかく看護学校に通って、これまで勉強してきたのです。「人の役に立てた」という実感を味わってから辞めても遅くはないでしょう。
転職したもののうまくいかず、同じ失敗を繰り返す人の特徴として、イメージしていた職場と現実との違いによるものが大半を占めます。転職を成功させるためには、応募先の情報をきちんと収集し、分析することが必要になります。
どのような場合に、せっかく転職したのに「失敗した」と感じるのでしょうか?
過去に転職した先輩看護師は、以下のようなケースで「転職に失敗した」と感じているようです。
二か月で辞めて後悔しています
人間関係は前の職場の方が良かった
希望休は全部取れたし、子持ちに融通もしてくれた
面倒見の良い人がいて、いつもフォローしてくれていたのに甘え過ぎてしまいました。
同年代の人も多く、楽しく働いてもいたのに。
今の職場はキツイ人や厳しい人ばかりで、感染対策も出来ていないし、衛生面でもかなり問題があるクリニック。
院長の機嫌取りがいて、派閥もあり、若い人は准看からいた人たちばかりで輪にも入れない。
お金だけの付き合いと割り切っていますがしんどさは今のほうが上で、しょーもないクリニックに就職しちゃったなとクヨクヨします。(後略)
求人情報を集める方法はいくつかありますが、知人から紹介を受けるのもひとつの手段です。
知人からの紹介では、一般の求人情報では知り得ないような職場の人間関係や労働環境の内情を教えてもらえる可能性があります。
また、知り合いを介してどのような人材を募集しているのか情報収集できるうえに、就職するための多少の融通を利かせてくれるかもしれません。
応募したい病院が3~5院に絞れているのであれば、応募前に病院に見学に行ってみるのもおすすめです。実際の職場環境や同僚、雰囲気を目にすることで、自分が働く姿をイメージしやすくなるでしょう。
もし見学を希望する場合は、まずは病院のホームページから採用情報を確認してください。見学情報や説明会の日程が掲載されていることがあります。見学に関する情報が見つからなければ、病院に連絡して、直接問い合わせてみるといいでしょう。
病院見学の際は、スーツを着用して訪問するのが一般的です。見学時には、以下のチェックポイントを確認します。
<チェックポイント> |
|
---|---|
看護師 |
・看護師の年齢や勤続年数 ・雰囲気 ・若手看護師とベテラン看護師のやり取り ・表情や看護師間の会話内容 ・看護方式 ・仕事量 |
患者 |
・看護師とのコミュニケーション ・患者の疾患・病状 ・ベッド周りの環境 ・看護師一人あたりの担当人数 ・一日あたりの入退院数と緊急入院受け入れの有無 ・患者からの病院に対する評価 |
設備 |
・病棟・トイレの清潔さ ・ナースステーション ・病院内の業務動線 ・医療機器 ・電子カルテ導入の有無 ・看護記録の形態 |
体制 |
・電話対応 ・教育体制 ・院内勉強会や研修の有無 |
子供がいる場合 |
・託児所の環境 ・子育て中の看護師の有無 |
トイレが汚れていたり、ナースステーションが整理整頓されていなかったりすると、手が回らないほど忙しい職場である可能性があります。看護師や患者の雰囲気とともに、忘れずにチェックしましょう。
見学後には、メールまたは郵送でお礼状を出すのがおすすめです。見学のお礼とともに、見学時に印象に残ったことや働きたい意思などを述べると、病院側に好印象を与えられるでしょう。
看護師自体を辞めるのではなく、別の職場に転職するのもひとつの手です。もしも辞めたい理由が人間関係であるのなら、転職すれば良い職場に巡り合え、看護師の仕事を続けられる可能性もあります。
反対に、辞めたい理由が命に向き合う重責やストレスであるならば、別の職種を検討してみるのもいいでしょう。
退職したいと感じている理由から、看護師の仕事そのものを辞めるかどうか考えてみてください。
中には、激務が理由で辞めたい方もいるでしょう。ハードな仕事に疲弊してしまった場合は、個人病院での勤務もおすすめです。
個人病院は、一般的には日勤中心で決まった日に休みがとれるため、生活リズムを整えやすいメリットがあります。患者との関わりが密になる傾向にあるので、総合病院とは違ったやりがいを見つけられる可能性もあるでしょう。
デメリットとしては、 スタッフの人数が少ない分、人間関係が深くなりやすいことが挙げられます。また、総合病院と比べると、給料は下がることが多いようです。
応募前に見学してみて、もし職場環境が気に入ったのであれば、選択肢のひとつとして検討してみるといいでしょう。
看護師以外の職種には、看護師資格を活かせる仕事や、コミュニケーション能力・ホスピタリティーなどのサービス面を発揮できる職業など、さまざまな選択肢があります。
しかし、どんな職業に転職するとしても、全く新しい分野で経験やスキルを一から培っていくことになるでしょう。
事前に明確な目標を立てると、進むべき道が自ずと見えてくるはずです。看護師以外の職業でどんな自分になりたいのか、明確な目標を定めてから再スタートを切るといいでしょう。
もし看護師の転職活動で迷っているのであれば、看護師向けの転職サイトや転職エージェントの利用がおすすめです。
看護師向けの転職サイトは扱っている求人数が多いうえに、短期・派遣・非常勤などさまざまな雇用形態からも選択できます。さらに、非公開求人や独占求人などの好条件の求人に出合えるのも、転職エージェント利用のメリットです。
また、転職エージェントのキャリアアドバイザーは、転職に関するあらゆることを相談できる「転職のプロ」です。転職エージェントによっては、病院側に対して転職希望者が求める条件の交渉をおこなってくれたり、求人先の詳しい内部情報まで教えてくれたりと、きめ細やかなサービスを提供しています。
自身に合った仕事を見つけるうえで、看護師向け転職サイトの利用は効率的な方法といえるでしょう。
以下に当てはまるような方には、看護師向け転職サイトの利用をおすすめします。
今の職場に不満があるなら、その不満点を解消できる職場に転職したいと願うのは当然です。良い職場に出合うためには、数多くの求人情報に触れることと、入念な事前リサーチが欠かせません。
「豊富で質の高い求人」と「信頼できるキャリアアドバイザー」を両立している転職サイトを利用すれば、納得感のある転職を叶えられる可能性が高くなるでしょう。
「今の職場を離れたいけど、看護師の仕事は続けたい」という場合、思い切って転職を選択すると悩みが解決するかもしれません。しかし、中には「どの求人に応募したらいいかわからない」「また同じ失敗をしてしまうのではないか」と転職に自信をもてない方もいるでしょう。
ここでは、求人数が豊富で、キャリアアドバイザーに相談可能なおすすめの看護師転職サイトを3つ紹介します。頼れる転職エージェントに相談して、理想の転職を叶えてください。
「レバウェル看護」は、13万9,500件以上(2022年11月時点)もの求人数を誇る看護師向けの転職サイトです。
2022年のオリコン顧客満足度調査 看護師転職において、担当者の対応と紹介案件の質において第1位を獲得しています。
「次の転職で失敗したくない」と転職に不安を抱える方は、対応の良いアドバイザーがいると安心して相談できるでしょう。
各求人情報には「職場の雰囲気」や「休みの取りやすさ」などの細かい情報まで掲載されており、実際に訪問したキャリアアドバイザーのおすすめポイントや職場への取材記事からも、病院の雰囲気を事前に把握しやすいのが特徴です。
入職後のミスマッチを防ぐためにも、詳しい情報を応募前に入手できるのは嬉しいポイントでしょう。
▼「レバウェル看護」について詳しくはこちら
サイト名 |
レバウェル看護 |
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求人数 |
13万9,751件(2022年11月時点) |
非公開求人 |
あり |
掲載職種 |
正看護師/准看護師/助産師/保健師 |
勤務形態 |
常勤(夜勤あり)/日勤常勤/夜勤専従常勤/夜勤専従パート/非常勤 |
対応エリア |
全国 |
キャリアアドバイザーへの相談方法 |
電話 ※求人紹介はメールまたはLINE |
運営会社 |
|
公式サイト |
「マイナビ看護師」は、公開求人4万6,000件以上(2022年11月時点)、非公開求人を合わせると8万件以上もの求人を保有する、看護師向けの転職サイトです。豊富な求人情報の中から、あなたの要望に合った転職先をキャリアアドバイザーが提案してくれます。
もし現在の職場に不満や悩みがあって、転職を悩んでいるのなら、マイナビ看護師のキャリアアドバイザーに相談してみましょう。転職のプロの意見を聞けば、一人で悩んで答えを出すよりも、より良い答えが見つかるはずです。
その他にも、面接対策や書類添削サービス、職場との条件交渉などの嬉しいサービスが充実しているため、希望の転職を実現する可能性を高められるでしょう。
▼「マイナビ看護師」について詳しくはこちら
サイト名 |
マイナビ看護師 |
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求人数 |
4万6,486 件(2022年11月時点) |
非公開求人 |
あり |
掲載職種 |
看護師/准看護師/助産師/保健師/ケアマネージャー |
勤務形態 |
常勤(二交替制)/常勤(三交替制)/夜勤なし/夜勤専従 |
対応エリア |
全国 |
キャリアアドバイザーへの相談方法 |
対面面談またはWeb面談 |
運営会社 |
|
公式サイト |
「看護roo!転職サポート」は、6万1,000件(2022年11月時点)以上の求人を保有する看護師専用の転職サイトです。実際の利用者からの満足度の高さが特徴で、その満足度は96.3%にも及ぶようです。
経験豊富なキャリアパートナーからは、転職活動だけでなく、現在の職場を円満に退職するためのサポートや入職の各種手続きまで、転職活動全体をとおして幅広いサポートを受けられます。求人を探すだけなら登録の必要がないため、まずは気軽に利用してみるといいでしょう。
サイト名 |
看護roo!転職サポート |
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求人数 |
6万1,785件(2022年11月時点) |
非公開求人 |
不明 |
掲載職種 |
正看護師/准看護師/保健師/助産師 |
雇用形態 |
常勤/パート(非常勤)/契約社員 |
対応エリア |
全国 |
キャリアアドバイザーへの相談方法 |
電話 ※初回相談以降はメールまたはLINE |
運営会社 |
|
公式サイト |
「看護師を辞めたい」という悩みは、看護師であれば誰もが一度は経験したことがあるでしょう。
看護師を辞めたい理由は、人間関係や精神的な疲弊など、人によってさまざまです。
まずは有給を取得して一旦仕事から離れてみたり、部署異動を願い出たりして、現在の職場で働きながら辞めたい気持ちを解決できる方法がないか試してみましょう。
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