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逆セクハラとは|男のための事例と3つの対処法
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2019.3.26

逆セクハラとは|男のための事例と3つの対処法

弁護士法人グラディアトル法律事務所
原田 大 弁護士
監修記事
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逆セクハラとは、一般的に女性から男性に行われるセクハラのことです。セクハラは、本来男性から女性だけでなく、女性から男性や同性間でも成立するのですが、現実問題として男性側の立場が弱いことから『逆セクハラ』と呼ばれています。

 

逆セクハラは国会でも女性議員が身を盾にすることで、押しのけようとした男性議員に対し「セクハラだ!」と警告したことで権利の乱用ではないかと話題になりました。

 

「触るな! セクハラだ!」の警告に鴻池委員長、入室できない状態つづく 元近鉄の石井議員も“冤罪”被害か

 参院平和安全法制特別委員会は16日夜、安全保障関連法案の締めくくり総括質疑を行うための理事会を断続的に開いている。しかし野党側は女性議員を理事会室前のドアに多数配置し、排除しようとする与党議員に「触るな!セクハラだ!」などと抵抗。事実上、「女の壁」で鴻池祥肇委員長を室内に監禁し、質疑開始を妨害している状態だ。

引用元: 産経ニュース|「触るな! セクハラだ!」の警告に鴻池委員長、入室できない状態つづく 元近鉄の石井議員も“冤罪”被害か

 

最近では女性のファッションや振る舞いなどをめぐって、女性から男性に行われる逆セクハラが問題となっています。

 

この記事では、逆セクハラの概要や事例、対処法をご紹介します。

 

会社のセクハラに耐えられない方へ…

会社の上司や労務に報告してもセクハラ被害が改善しない場合、その会社を辞めることも選択肢の一つです。

自分自身を守るために最も大事なことは、より良い労働環境を自分で見つけることです。誰も助けてくれない会社には別れを告げて、自分の明るい未来のために、次の就職先を見つけることをおすすめします。

 

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 『逆セクハラ』とは|男性を困らせる女性の言動

逆セクハラとは、女性から男性へのセクハラのことです。

 

女性の言動や服装で、男性労働者が苦痛に感じて就業環境が害されたり、不利益な扱いを受けたりすることなどが挙げられます。

 

この項目では逆セクハラの概要と違法性についてご紹介します。

 

女性からの逆セクハラ発言

個人のプライベートに踏み込んだデリカシーのない発言は女性だけでなく、男性も傷ついたり苦痛に感じたりします。

 

  • 「彼女いないの?」
  • 「休日彼女と何してるの?」
  • 「なんで結婚しないの?」

 

結婚や休日の過ごし方などを執拗に尋ねるのは、セクハラやパワハラにあたります。

 

また本来、ライフイベントや休日の過ごし方は個人の自由なので、本人が答えるのを嫌がった時点で控えるのが社会人のマナーです。

 

服装による逆セクハラ

男性からの声が多いのは女性の服装です。最近では女性のオフィスファッションがどんどんカジュアルになっていますよね。

 

  • 肩の開いたブラウス(オフショルダーなど)
  • 胸元が大きく開いたブラウス(深Vネックなど)
  • 見せ下着などがトップスから透けている・見えている状態
  • 座ったら捲れ上がるような丈のスカート

 

上記のような服装は流行もありますが、男性側からすると「目のやり場に困るけど、指摘したらセクハラと言われるのでは…?」と困る服装でもあります。

 

逆セクハラは違法ではないのか

冒頭でもお伝えしたとおり、セクハラは女性から男性や同性間でも成立します。

 

そのため、いわゆる逆セクハラも男女雇用機会均等法に違反する可能性があります

 

第十一条 事業主は、職場において行われる性的な言動に対するその雇用する労働者の対応により当該労働者がその労働条件につき不利益を受け、又は当該性的な言動により当該労働者の就業環境が害されることのないよう、当該労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。

引用元: 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律

 

 

逆セクハラの事例

逆セクハラは男性労働者にとっては対応に困るものでしょう。この項目では、実際にあった逆セクハラの体験談やSNSで報告されている事例についてご紹介します。

 

実際にあった逆セクハラ体験談

逆セクハラで訴えることはできないのでしょうか?

 

俺はある女性に「痩せてんなー」と言われながらウデを触られたり、半パンのすそをめくられて太ももをペチペチ叩かれました。

ショックで言葉も言い返せませんでした。不快でした。

引用元: yahoo!知恵袋|逆セクハラで訴えることはできないんでしょうか?

 

 

逆セクハラ事案、訴えてもいいですか?

無礼講の飲み会で、女性の上司が酔っ払い、部下を腕を組んで拉致していき、お触りをしたそうです。

そのほか、いろいろといかがわしいことをしたそうです。

引用元: yahoo!知恵袋|逆セクハラ事案、訴えてもいいですか?

 

 

逆セクハラで悩んでいる男性は意外と多いようです。深刻な場合は、問題がこじれる前に相談窓口や上司など第三者を間に入れて中止交渉をするようにしましょう。

 

SNSの事例

 

 

異性同士だと職場でも恋愛に持ち込まれるケースもがありますが、本人が嫌がっている場合、それはアプローチではなくハラスメントになってしまうこともあります。

 

男性労働者必見! 逆セクハラへの対処法

逆セクハラは、セクハラと同じように会社側に対処する義務があります。

 

そのため、まずは会社側にハラスメント被害を報告する必要があります。ただし、逆セクハラの場合は相談しても取り合ってもらえないことも考えられるため、相談はあくまでも『会社に報告した事実を作る』ためのものと考えたほうがよいでしょう。

 

この項目では、逆セクハラの対処法についてご紹介します。

 

社内のコンプライアンス窓口に相談

逆セクハラは、女性の言動や服装によって業務にどのような支障が出たかなどをまとめ、社内のコンプライアンス窓口に報告しましょう。

 

報告する際は、単に目のやりどころに困っていると話しても一笑されてしまう可能性があるため、業務にどのような支障が出るかを中心に相談するとよいでしょう。

 

  • 男性の自分からは直接的に服装について指導できないので困っている
  • 女性の言動により職場で茶化されてしまうため、真面目なビジネスの話が進められない など

 

書面で逆セクハラの中止を求める

会社の相談窓口に相談したのに取り合ってもらえなかった場合は、以下の画像を参考に逆セクハラの被害内容を書面にして会社に送付しましょう。

 

自分からは近づかないようにする

逆セクハラは社内で解決を図ることが現実的です。しかし、男性側の立場が弱いのも事実。

 

相談窓口や書面での交渉を行っても逆セクハラが解決しない場合は、自分からその上司や同僚などに極力近づかないようにするしかありません。

 

加害者にならないために女性が気をつけたいこと

逆セクハラは女性労働者なら誰でも自分が加害者になる可能性のある問題です。

 

特に、服装指定のない会社の場合、カジュアルな服で会社に行くことができるため、異性の注目を集めるために服装が派手になってしまうこともあるかもしれません。これらは本来職場に必要のないものであり、業務の円滑な運用の妨げになる可能性があり、『逆セクハラ』にあたる可能性があります。

 

「男性の嗜好で女性の服装まで指定されるのはおかしい!」という意見もありますが、職場はあくまでも仕事をする場。ファッションは常識の範囲内で楽しみましょう

 

まとめ

セクハラは男女問わず起こる問題ですが、男性側からすると言いにくい問題ですよね。

 

ハラスメントは当事者同士がやりとりをすると、問題が複雑になってしまうこともあるため、上司や相談窓口など第三者を挟んで解決を図るのが望ましいとされています。

 

この記事で、逆セクハラに関する疑問が解消されれば幸いです。

 

 

出典元一覧

雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律

 

この記事の監修者
弁護士法人グラディアトル法律事務所
原田 大 弁護士 (大阪弁護士会)
労働問題全般について日々多くの相談を受けており、特に不当解雇や未払い残業代に多くの解決実績をもつ。初回の無料相談にて、ご相談者様の状況・要望を踏まえた最適な解決プランを提案。

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編集部

本記事は労働問題弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※労働問題弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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