ベンナビ労働問題(旧:労働問題弁護士ナビ) > 労働問題コラム > 退職代行 > 失業保険の受給者でバイトがばれなかった人はいる?真相や申告しないリスクを徹底解説

失業保険の受給者でバイトがばれなかった人はいる?真相や申告しないリスクを徹底解説

更新日
失業保険の受給者でバイトがばれなかった人はいる?真相や申告しないリスクを徹底解説
本コンテンツには、紹介している商品(商材)の広告(リンク)を含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

失業保険を受け取っている期間にアルバイトをする場合、いくつかの条件を守らなくてはいけません。しかし、SNSやインターネットが普及している現在、条件を守らなくてもばれなかったという情報を目にする方は多いでしょう。

なかには友人や知人から、「バイトをしてもばれなかった」と聞いた人がいるケースもあります。本記事では、失業保険を受け取っている間におこなうバイトについて、詳細を解説します。

あわせて読みたい⇒退職後にもらえる給付金にはどんな種類がある?給付金の一覧と受け取り条件を紹介

『社会保険給付金サポート』って知ってる?

社会保険給付金サポート

社会保険給付金サポート』では、退職後にもらえる給付金を受け取るサポートをしてもらえます。

実際にもらえる給付金の額については以下の表の通りです。

平均月収 月間でもらえる金額
月収30万円 約20万円
月収40万円 約26万円
月収50万円 約33万円
月収60万円 約40万円
月収70万円 約46万円
月収80万円 約53万円
月収90万円 約60万円
月収100万円 約66万円


会社を辞めて給付金を申請するだけでこんなにもお金がもらえます。

ですが、「ほんとに仕事辞めたらこんなにお金もらえるの?」「さすがに退職してからお金もらえるわけなくない?」と疑問に思いますよね。

そんなあなたに向けて『社会保険給付金サポート』では給付金について詳しく分かる無料Web個別相談を実施しています。

会社を辞めたいけどお金が...」とお困りのあなた!

この機会に無料で給付金について知れる個別相談を一度試してみませんか。

公式サイト:https://roudou-pro.com/links/syakaihoken_sokyu/

失業保険を受給しながらバイトをしてもばれない?

本項では、失業保険をもらいながらアルバイトをしてもばれないのかについて解説します。

  • 高確率でハローワークにバレる
  • バレなかったという話は信用してはいけない
  • 不正受給として処理されるケースも

高確率でハローワークにバレる

無職者が、失業保険を受給している間にアルバイトをおこなうと、高確率でハローワークにバレます。店長などの使用者が、アルバイトや社員に給料を支払う際、確定申告や決算時に支払い額を税務署に申告するためです。

基本的に、企業は納税額を抑える目的で、従業員に支払った給料を経費として扱います。算出した経費は、確定申告書に記載したのち提出されるのです。

つまり、会社側がアルバイトに支払った金額は、ほとんどの確率で税務署に報告されます

税務署とハローワークは、いずれも国の機関であり、双方の間で情報が共有されます。税務署に届いた給与明細は、遅かれ早かれハローワークへ報告されるでしょう。

以上の流れから、手当を受給している人の労働状況はバレやすいといえます。

バレなかったという話は信用してはいけない

知人や友人からの話や、SNSの投稿内容からの情報で、バイトをしてもばれなかったという話を聞いた人はいるでしょう。しかし、失業保険の申請を考えている方は、それらの方法を決して鵜呑みにしてはいけません。

そもそも、他人からの話やSNSの投稿は、全て真実の情報かどうかわからないものです。また、バイトをおこなったことを申告しない行為は、不正受給につながります。リスクの大きいおこないは控えるべきです。

前項で述べたように、ハローワークは税務署やアルバイト先から労働情報を取得します。今一度、失業手当をもらいながらのアルバイトは確実にバレると考え、正しい対応を心がけましょう。

不正受給として処理されるケースも

前項で軽く述べましたが、アルバイトの申告をしなかった場合、不正受給として処理されるケースもあるため要注意です。

不正受給と見なされれば、今まで受け取ってきた手当の返還と、返還した金額の2倍もの納付を言い渡されます

当然、今後の給付金は利用できなくなるため、経済的な救済が得られないところもデメリットのひとつです。

不正受給となる行為については後述しますが、重い罰則を課されてしまうので、バイトをおこなった事実はきちんと報告しましょう。

失業保険を受給しながらバイトをするとバレる理由

給付金を受け取っている人が、バイトをした事実を報告しなくてもばれるのには、いくつかの理由があります。本項では、ばれてしまう理由について解説します。

ハローワークによる調査

失業保険の受給者がバイトをしてもばれる理由について、ハローワークにより調査が入るためであると挙げられます。前項で述べたとおり、ハローワークは税務署と連携しているため、収入の状況もチェックできるのです。

税務署へ確認すれば、受給者に関するアルバイト情報をいつでも調査できます。近年では、国民の情報を一括管理できる、マイナンバーカードが普及しました。

収入や税金の支払い状況、失業手当の受給状況など、国民の経済情報を一括で調べられるようになっています。受給者の収入に、少しでも違和感があった際は、すぐに調査されると考えておきましょう。

失業認定の更新時による確認

失業手当を受け取っている人は、失業認定の更新がおこなわれるため、そのときにアルバイト情報をチェックされます。

失業認定の更新は、4週間に一度のペースでおこなわれるのが基本です。少しでも違和感があった際は、毎日の出費や収入についてを事細かに聞かれます。

事業所による調査や、通報されている受給者に対しては、現状を追及される場合があるためばれやすい傾向にあるでしょう。

同僚や上司による通報

失業手当の受給者が、無申告で働いている疑いがあった場合、上司がハローワークへ通告する可能性があります。また、上司にバレなかったとしても、同僚がなにかしらのきっかけで情報を得るケースもあるでしょう。

同僚に不正を見抜かれた場合、正義感から上司へ密告される可能性があります。結局、周囲の目からもばれないように過ごさなくてはいけないため、バイトをおこなった事実は申告したほうがよいのです。

自身で情報を漏洩してしまう

間違えて、自分で申告していない事実を伝えてしまう場合もあるでしょう。自身で口を滑らせて職場で話してしまったり、SNSに投稿してしまったりするケースです。

無申告のアルバイトは、前述のとおり大きな罰則を受けなくてはいけないため、必ずハローワークへ報告するよう心がけてください。

失業保険を受け取りながらバイトをするときの条件

失業保険を受給しながらバイトをする際は、いくつかの条件を満たさなくてはいけません。本項で、どのような条件があるのかを解説します。

1日の労働時間は4時間以上が望ましい

失業保険をできるだけ満額もらいたい方は、1日に4時間以上働くのが望ましいとされています。1日の労働時間が4時間未満の場合、働いて得た分の収入額から換算して、働いた日の手当分は減額されるためです。

4時間を超えると、バイトをおこなった日は支給対象外となりますが、支払いが繰り越されるためもらえないことはありません。

支給は遅れるとしても、必ず手当は受け取れるため、4時間以上の労働が望ましいといえます。ただ、手当の受給額よりもアルバイトをするのが優先な方は、4時間未満のシフトを入れてもよいでしょう。

1週間のうちに20時間を超える労働はしない

失業保険を受け取りながらバイトをする方は、1週間の労働時間に注意しましょう。基本的に、1週間につき20時間未満に抑えるのが条件とされています。

週の労働時間が20時間を超えると、ハローワークから就職したとみなされてしまい、手当の受給資格が喪失するおそれがあります。働く前に、あらかじめ労働に関するプランをきちんと決めておきましょう。

31日以上の雇用契約が必要な所を選ばない

アルバイト先を決める際、加入する雇用契約の期間を確認しておきましょう。失業保険をもらう場合、支給期間中は31日以上の契約を結んではいけない決まりになっています。

31日に達すると、20時間を超える条件と同様にハローワークから就職したと判断され、手当の受給資格を喪失してしまいます。必ず、30日以内に抑えられているかを確認したうえで、働くかどうかを決めてください。

1日の収入額と手当の合計が前職の日給の8割を超えない

失業保険を受け取りながらのバイトには、1日のうちで得られた収入額にも条件が課されます。アルバイトをおこなう際は、日給と手当の日額を足した合計が、前職の日給の8割を超えないようにしなくてはいけません。

1日でも前職で受け取っていた日額の8割を超えると、超えた日数分だけ手当が減額されるため要注意です。この条件は、労働時間や日数は関係なく、収入のみで考慮されます。

ただ、自分の力でどれだけの収入が得られるかを確かめたい方は、条件を気にせず働くのも方法のひとつです。

アルバイトをおこなった際に不正受給と見なされるケース

本項では、不正受給と見なされるアルバイトの仕方を解説します。

  • アルバイトをおこなった事実を申告しない
  • 給与や労働時間について虚偽の申告をする
  • 内職や手伝いにより収入を得た事実を申告しない

アルバイトをおこなった事実を申告しない

本記事で、全体的にお話ししてきましたが、無申告のアルバイトは不正受給とみなされます。失業認定の更新時に、申告しないまま引き続き満額を受給した人は、不正受給の対象です。

アルバイトをおこなう際は、必ず失業手当に対して条件が課されます。受給期間中のアルバイトを考えている方は、前項の「失業保険を受け取りながらバイトをするときの条件」をチェックしましょう。

給与や労働時間について虚偽の申告をする

申告をしても、実際に受け取っていた給与よりも安い金額など虚偽の報告をすると、発覚した際に不正受給として処理されます。

また労働時間に関しても、前項の条件を超えた時間働いていたにも関わらず、少なく見積もった時間で申告した場合も同様です。

アルバイトについての申告をする際は、給与や労働時間などを間違えてしまわないよう、事前にしっかりとチェックしましょう。

内職や手伝いにより収入を得た事実を申告しない

アルバイトではなく、内職や手伝いにより収入を得た場合にも、必ず申告しなくてはいけません。無申告のまま認定を受けると、次の認定更新日の際に調査が入り、不正受給と見なされる可能性があります。

どれだけの時間働いたか、またどれだけの収入があったかなど、正しい報告をするよう心がけてください。

『社会保険給付金サポート』って知ってる?

社会保険給付金サポート

社会保険給付金サポート』では、退職後にもらえる給付金を受け取るサポートをしてもらえます。

実際にもらえる給付金の額については以下の表の通りです。

平均月収 月間でもらえる金額
月収30万円 約20万円
月収40万円 約26万円
月収50万円 約33万円
月収60万円 約40万円
月収70万円 約46万円
月収80万円 約53万円
月収90万円 約60万円
月収100万円 約66万円


会社を辞めて給付金を申請するだけでこんなにもお金がもらえます。

ですが、「ほんとに仕事辞めたらこんなにお金もらえるの?」「さすがに退職してからお金もらえるわけなくない?」と疑問に思いますよね。

そんなあなたに向けて『社会保険給付金サポート』では給付金について詳しく分かる無料Web個別相談を実施しています。

会社を辞めたいけどお金が...」とお困りのあなた!

この機会に無料で給付金について知れる個別相談を一度試してみませんか。

公式サイト:https://roudou-pro.com/links/syakaihoken_sokyu/

失業保険の不正受給を防ぐためにおすすめのサポートサービス

本項では、失業保険を正確に受け取るのにおすすめのサポートサービスを紹介します。

失業保険サポート

  • 失業者の生活に寄り添うサポートサービス
  • 複雑な条件に外れてしまわないよう申請をおこなえる
  • 細かい手続きもプロのコンシェルジュがしっかりとサポート

失業保険サポートは、相談者が退職した後の生活を親身になって支える、大手の給付金サポートサービスです。失業保険を申請する際は、複雑な条件がたくさん求められます。アルバイトもまた例外ではありません。

しかし、全ての条件を確かめる手伝いと、問題にならないアルバイトの仕方も教えるため迷いそうな方でも安心できるサービスです。

細かく難しい手続きも、プロのコンシェルジュがしっかりサポートするので、自分で申請できそうにない方はぜひお任せください。

公式サイト:https://shitsugyouhoken-support.com/lp1/

社会保険給付金サポート

  • 相談者の受給期間と金額を増やすための手続きを実現
  • ルバイトの仕方についてもしっかりサポート
  • 3,000人を超えるサポート実績があるため安心して相談できる

社会保険給付金サポートは、退職者が受け取る失業保険の金額と受給期間を揃えるべく、正しい手続きを実現させるサービスです。アルバイトに課された条件も全てわかりやすく説明し、不正受給とみなされないようしっかりとサポートします。

また、担当のスタッフが全員、3,000人を超えるサポート実績を誇っているところも魅力です。失業保険の正しい手続き方法について、十分に知り尽くしているため、自分で申請できるかが不安な方はぜひ相談してください。

公式サイト:https://www.taishoku-concierge.jp/si-support/

まとめ|失業保険をもらいながらのバイトは必ず申告しよう

失業保険を受け取りながらアルバイトをするときは、失業認定の更新日に必ずハローワークへ申告しましょう。無申告のままバイトをおこなえば、不審に思われた際に調査が入り、必ずばれてしまいます。

SNSや友人の話から、ばれなかった人がいるなどという話が上がっているかもしれませんが、むやみに信じるのは割けてください。失業保険をもらいながらアルバイトをする方は、条件を全て把握しつつ正しいやり方で働きましょう。

『社会保険給付金サポート』って知ってる?

社会保険給付金サポート

社会保険給付金サポート』では、退職後にもらえる給付金を受け取るサポートをしてもらえます。

実際にもらえる給付金の額については以下の表の通りです。

平均月収 月間でもらえる金額
月収30万円 約20万円
月収40万円 約26万円
月収50万円 約33万円
月収60万円 約40万円
月収70万円 約46万円
月収80万円 約53万円
月収90万円 約60万円
月収100万円 約66万円


会社を辞めて給付金を申請するだけでこんなにもお金がもらえます。

ですが、「ほんとに仕事辞めたらこんなにお金もらえるの?」「さすがに退職してからお金もらえるわけなくない?」と疑問に思いますよね。

そんなあなたに向けて『社会保険給付金サポート』では給付金について詳しく分かる無料Web個別相談を実施しています。

会社を辞めたいけどお金が...」とお困りのあなた!

この機会に無料で給付金について知れる個別相談を一度試してみませんか。

公式サイト:https://roudou-pro.com/links/syakaihoken_sokyu/

この記事をシェアする

弁護士への相談で残業代請求などの解決が望めます

労働問題に関する専門知識を持つ弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

・未払い残業代を請求したい
・パワハラ問題をなんとかしたい
・給料未払い問題を解決したい

など、労働問題でお困りの事を、【労働問題を得意とする弁護士】に相談することで、あなたの望む結果となる可能性が高まります。

お一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたの相談に、必ず役立つことをお約束します。

弁護士を検索
弁護士費用保険のススメ

パワハラ・セクハラ・未払い残業代・過重労働・リストラなどの労働トラブルが起こった際に、専門家に相談したくても費用がネックになり、相談が出来ず泣き寝入りしてしまう方が多くいらっしゃいます。

そんな方々を、いざという時に守るための保険が弁護士費用保険です。
労働トラブルに限らず、交通事故や離婚トラブル、子供のいじめなど様々な法律トラブルでも利用可能です。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
兵庫
埼玉
京都
福岡
千葉
神奈川
【残業代請求/相談料0円】ベリーベスト法律事務所

残業代を取り戻そう!残業代請求・不当解雇は相談料0円成功報酬制残業代が取り戻せなかったら後払い費用は原則なし!※詳しい料金は詳細ページへ※外出不要で相談可能【電話・オンライン相談(予約制)】

事務所詳細を見る
【残業代請求/相談料0円】ベリーベスト法律事務所

残業代を取り戻そう!残業代請求・不当解雇は相談料0円成功報酬制残業代が取り戻せなかったら後払い費用は原則なし!※詳しい料金は詳細ページへ※外出不要で相談可能【電話・オンライン相談(予約制)】

事務所詳細を見る
【全国対応】弁護士法人勝浦総合法律事務所

【残業代請求/初期費用0円の完全成功報酬制】残業代請求の実績多数。年間の残業代回収実績7.5億円。残業代請求交渉は回収額の19.8%~の完全成功報酬制でお受けします。回収できなければ報酬は0円【LINE相談可】

事務所詳細を見る
【残業代請求/相談料0円】ベリーベスト法律事務所

残業代を取り戻そう!残業代請求・不当解雇は相談料0円成功報酬制残業代が取り戻せなかったら後払い費用は原則なし!※詳しい料金は詳細ページへ※外出不要で相談可能【電話・オンライン相談(予約制)】

事務所詳細を見る
兵庫県の弁護士一覧はこちら
編集部

本記事はベンナビ労働問題(旧:労働問題弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ労働問題(旧:労働問題弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

退職代行に関する新着コラム

退職代行に関する人気コラム

退職代行の関連コラム

「 退職代行 」に関するQ&A
退職代行はどんな職業でも利用できますか?

可能です。企業に勤めており、雇用契約の中で働いている一般労働者から、自衛隊、警察等の期間で働いている方でも、弁護士の退職代行はご利用できます。

退職代行とは?ブラック企業から抜け出すための救世主サービス
弁護士による退職代行と業者による退職代行は何が違うのでしょうか?

退職代行業者と、弁護士による退職代行業務に大差はありません。いずれも、労働者の代わりに退職の意思を伝えるサービス概要において、両者に違いはないと言えます。ただ、退職代行業者が自社の持つ権限内で適切にサービスを運用しているとは限りません。退職代行業務の中には『弁護士資格』を持つ弁護士にしかできない業務も多分にございます。
その点、弁護士を通すことで上記違反(弁護士法違反・非弁行為)のリスクはありませんし、確実に適法範囲で対応できます。また、未払い残業代や不当解雇、万が一懲戒解雇等の扱いを受けたとしても、弁護士がおりますので、相談によって具体的な解決策の提示を受けられる可能性は高いと思います。

【弁護士に聞く】退職代行は違法?弁護士法違反・非弁行為の判断基準
退職代行によって損害賠償をされるなどのリスクはありませんか?

退職代行を利用したことが損害賠償の理由となることはありません。しかし、在職時の労働者の行いや退職の仕方によっては労働者側に損害賠償義務が認められる可能性もゼロではありません。退職にあたって、会社から損害賠償を請求されるのは、退職にあたって労働者側に何らかの義務(注意義務)違反があり、同違反により会社に具体的損害が生じている場合に限られます。
たとえば、労働者が退職に至るまでの間、長期間の無断・無連絡の欠勤を続けており、退職にあたっても何ら必要な引継ぎ・連絡をせず代行業者を通じて本人が一切出てこないという場合、労働者の会社に対する義務違反を構成することはあり得ます。

退職代行で損害賠償請求をされるリスクはある?リスクを極力軽減させる方法
退職代行に失敗するケースがあるというの聞きましたが、失敗するとどうなるのでしょうか?

代行業者、弁護士のどちらに依頼した場合でも「退職できなかった」というトラブル報告はほとんどみられません。会社も退職代行会社が連絡してくると、退職に応じてはいるようです。つまり、よほどのことがない限り、退職した従業員に対して損害賠償ということは考えられません。(従業員1名が退職したとしても、直ちに損害が生じることは考えにくいです。)ただし、これも絶対ではありません。
過去、入社1週間で退職し、退職の効果が発生するまでの期間も出勤しなかった従業員が勤務先から損害賠償を受け、70万円の支払命令が出た事案があります。(ケイズインターナショナル事件)そのため、どのような辞め方でも絶対に労働者側に責任が問われないというわけでもない、という点は注意すべきです。
とはいえ、通常は退職したことで直ちに会社に損害が生じることはありませんので、過度の心配は不要かと思います。

退職代行が失敗するケースとは?リスクを抑える3つの方法
引き継ぎもせずに退職代行を絵利用して辞めることは可能でしょうか?

状況にもよるかと思いますが、引き継ぎをせずに退職することは多くの場合は可能と思われます。例えば、引継ぎをしないことが会社に対する義務違反とならないような場合や、引継ぎをしないことで会社に具体的な実害が生じないような場合は、引継ぎは必須ではないといえそうです。ただし、『労働者が退職前から、長期間の無断・無連絡の欠勤を続けており、会社の出頭要請にも応じていない』『そのまま退職した結果、会社業務に具体的な支障が生じ、取引先を失うなどの実害が生じている』というケースであれば、労働者が退職代行を入れて引継ぎもなく退職したことについて、損害賠償を求められるリスクはまったくないとはいえないでしょう。

退職代行で引き継ぎ放棄しトラブルに?リスク回避が可能な方法と注意点
キーワードからコラムを探す
労災トラブル解決事例集
全国の労働問題の解決が得意な弁護士
  • 関東
  • 北海道・東北
  • 中部
  • 関西
  • 四国・中国
  • 九州・沖縄
  • 弁護士一覧
  • 東京
  • 神奈川
  • 埼玉
  • 千葉
  • 茨城
  • 群馬
  • 栃木
  • 北海道
  • 青森
  • 岩手
  • 宮城
  • 秋田
  • 山形
  • 福島
  • 山梨
  • 新潟
  • 長野
  • 富山
  • 石川
  • 福井
  • 愛知
  • 岐阜
  • 静岡
  • 三重
  • 大阪
  • 兵庫
  • 京都
  • 滋賀
  • 奈良
  • 和歌山
  • 鳥取
  • 島根
  • 岡山
  • 広島
  • 山口
  • 徳島
  • 香川
  • 愛媛
  • 高知
  • 福岡
  • 佐賀
  • 長崎
  • 熊本
  • 大分
  • 宮崎
  • 鹿児島
  • 沖縄
【残業代請求/相談料0円】ベリーベスト法律事務所
初回面談相談無料
電話相談可能
休日の相談可能
残業代請求
不当解雇
労働災害
【残業代請求/相談料0円】ベリーベスト法律事務所
初回面談相談無料
電話相談可能
休日の相談可能
残業代請求
不当解雇
労働災害
【残業代請求/相談料0円】ベリーベスト法律事務所
初回面談相談無料
電話相談可能
休日の相談可能
残業代請求
不当解雇
労働災害
【残業代請求/相談料0円】ベリーベスト法律事務所
初回面談相談無料
電話相談可能
休日の相談可能
残業代請求
不当解雇
労働災害

あなたの場合、
ご退職後3年以上経過されているため、
残念ながら残業代請求をするのは難しいと思われます。

残業代請求の時効は 3 です。

今後、残業代の請求をされたい場合には、
お早めに請求手続きを始めることをおすすめいたします。

弁護士・司法書士の方はこちら