職場でいじめに遭って退職した人がおこなうべきことは?いじめの原因や注意点を解説
残念ながら、職場でいじめや嫌がらせに遭い、退職に追い込まれるケースは度々見受けられます。
当事者にとっては、退職した後どのように生活すればよいか、次の仕事をどう探せばよいか戸惑う場合もあるでしょう。
本記事では、職場のいじめが原因で退職した後におこなうべき行動と、原因・再就職後に向けた対策方法について解説します。
あわせて読みたい⇒退職後にもらえる給付金にはどんな種類がある?給付金の一覧と受け取り条件を紹介
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いじめが原因で退職したその後におこなうべき5つのこと
職場によるいじめにより、退職して仕事を失った方は、本項で解説する5つの行動を早めに取りましょう。これから具体的に解説していきます。
- 会社都合であると主張する
- 失業保険に申請できるか相談する
- 体調に支障が出た場合は傷病手当を申請できるか相談する
- 労災保険に申請できるかを相談する
- 職場でいじめに遭う原因を追及する
会社都合であると主張する
もし、ひどい扱いを受けて退職に追い込まれたり、職場に居づらくなったりして辞めた方は「会社都合」の退職だと考えましょう。
いじめやパワハラなどの被害に遭い、また職場の上司がきちんとした対応を取らずに退職した場合、会社都合として処理できます。
離職者がもらえる失業保険を申請する際、会社都合で退職した人は「特定受給資格者」という扱いです。
ハローワークでは、特定受給資格者となる範囲として、不当な扱いについては以下のように言及しています。
特定受給資格者の範囲
2.「解雇」等により離職した者
(10) 上司、同僚等からの故意の排斥又は著しい冷遇若しくは嫌がらせを受けたことによって離職した者、事業主が職場におけるセクシュアルハラスメントの事実を把握していながら、雇用管理上の必要な措置を講じなかったことにより離職した者及び事業主が職場における妊娠、出産、育児休業、介護休業等に関する言動により労働者の就業環境が害されている事実を把握していながら、雇用管理上の必要な措置を講じなかったことにより離職した者
引用元:特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要|ハローワーク
つまり、ハラスメントや嫌がらせ・いじめなどの扱いがひどい場合、退職時に会社都合として処理できるわけです。
関連記事:会社都合退職とは?条件とデメリット・自己都合との違いや失業保険への影響
失業保険に申請できるか相談する
いじめにより退職した際は、失業保険を中心に給付金について調べてみましょう。
退職後、転職活動をおこなっていて、しばらく仕事先が見つからない方は失業保険を申請できます。
しかし、失業保険はすぐに働ける状態でなければ、もらうのは難しい給付金です。
しばらく休養しようと考えている方、いじめにより体調に影響が出ている方は、申請が通らない可能性があるため注意しましょう。
いじめが原因で、体調が悪化している方が申請できる給付については、次項により解説します。
関連記事:失業保険の相談を無料でできる窓口は?ハローワークでの手続きも解説
体調に支障が出た場合は傷病手当を申請できるか相談する
けがや病気、うつ病などの症状が出てしまい、働けなくなった際は傷病手当を申請できます。
いじめによるストレスで体調不良になったものの、退職せずに一度は休職しようと考えている方はとくに相談すべきです。
しかし、傷病手当は、体調不良を引き起こした理由が仕事以外でなければいけません。
完全に、職場のいじめが原因でうつ病などを発症した場合は、傷病手当に頼るのは難しいでしょう。
職場のいじめが原因で体調不良になった方は、次項で解説している労災保険についてチェックしてください。
労災保険に申請できるかを相談する
職場のいじめにより体調に支障をきたした方は、労災保険を利用できるか相談してみましょう。
労災保険は、傷病手当とは異なり、仕事が原因でけがや病気を患った際に利用できる制度です。
仕事ができない間、生活するための給付金が支払われ、社会復帰できるようサポートがおこなわれます。
無職期間の生活が困難になりそうな方は、労災保険に相談するのもひとつの方法です。
職場でいじめに遭った原因を追求する
職場でいじめに遭ったときは、なぜ自分がそのような扱いを受けたのか、原因を追求してみるのもよいでしょう。
原因がわかり次第、今後どのように働いていけばよいかの対策をするのに有効です。
もし、原因がわからないまま転職しても、転職先の職場で同様にいじめられる可能性があります。
原因に思い当たる節がない方は、次項で解説する「いじめられやすい人の特徴」をチェックしてみてください。
関連記事:職場いじめのよくあるパターン7選と被害時に役立つ対処法・相談窓口まとめ
職場でいじめに遭う原因は?いじめられやすい人の特徴
本項では、職場でいじめが起こってしまう原因について、いじめられやすい人の特徴をもとに解説します。
- 目立ちすぎる人
- 仕事があまりできない・向いていない人
- 複雑な人間関係に巻き込まれている人
- 傲慢な態度を取っている人
目立ちすぎる人
職場でいじめに遭いやすい人の特徴として、目立ちすぎるところが挙げられます。
残念ながら、悪目立ちだけでなく良い意味で目立つ場合も、いじめの対象に遭いやすい傾向にあります。
いじめをする人は、どんな理由でもいじめをおこなうものです。
たとえば、内向的なのに上司に気に入られている人や、普段から物静かなのに人望があるなどの理由が予測できます。
いじめをする人は、上記のように、理不尽極まりない理由で人を傷つけてしまうのです。
仕事があまりできない・向いていない人
いじめに遭う人の特徴には、現職で仕事があまりできず、周りの足を引っ張ってしまう人も挙げられます。
仕事の要領が悪く、なかなか進まない人や、無駄な仕事を増やしてしまう人がおもな例です。
ただ、自分自身が「仕事ができない人」というわけではなく、単に向いていないだけの可能性も十分にありえます。
今の職場で、仕事ができないからといって決して悲観的にならず、自分にできる職業を見つけましょう。
複雑な人間関係に巻き込まれている人
職場など、組織内でいじめの標的にされやすい人は、複雑な人間関係が関わっている可能性があります。
とくに多いのが、職場での恋愛や仕事の業績などで、ライバルと差をつけられるケースでしょう。
自分が、仕事や立場の面で優位に立った際、嫉妬した相手にいじめられる可能性もないとは言い切れません。
職場に限らず、学校や仕事など、組織に属している限りは複雑な人間関係が起こり得ます。
できるだけ、複雑な人間関係に巻き込まれないよう注意が必要です。
傲慢な態度を取っている人
職場内でいじめられやすい人は、普段から周囲に対して傲慢な態度を取っている可能性があります。
当然ながら、いつも態度が悪かったり不快感を与える接し方をしたりする人に、良い印象はもてません。
意見を否定したり、迷惑をかけても謝らなかったりなど、周りを逆撫でするような人はいじめの対象になってしまいます。
仕事をする際は、周囲に気を配る姿勢を忘れずに、思いやりの心をもち合わせつつ過ごしましょう。
職場でいじめられないための対策
転職活動により、新たな職場が決まった方は、同じ思いをしないように本項で解説する対策を念頭に置いておきましょう。
これから、転職先でいじめが起こらないための対処法を解説します。
- 不自然に目立たないようにする
- 仕事の前に万全な準備を整える
- 謙虚な気持ちを忘れない
- いじめる人への接し方を考える
不自然に目立たないようにする
職場でいじめに遭わないためには、不自然に目立たないよう過ごすのが得策です。いじめに遭いやすい人は、少なからずどこか目立ってしまう節があります。
人は、とくに忙しいときなど心に余裕がない場合、周囲からの一つひとつの言動や行動などが気になってしまうものです。
意外にも、細かな行動・言動が人を苛立たせる原因となってしまいます。
良い業績を出すことで目立つのは問題ありませんが、悪目立ちをしたり不自然な目立ち方をしたりするのは控えましょう。
仕事の前に万全な準備を整える
職場でいじめに遭わないためには、仕事における姿勢をあらためるのも大切です。
とくに、仕事が苦手な方や要領が良いとはいえない方は、新しい仕事先で迷惑をかけないよう万全な準備を整えましょう。
対処法は仕事により異なりますが、研修などで学んだ内容や、事前説明で聞いた内容をもとに対策すれば問題はありません。
また、仕事をする際に、なんでも一人で進めてしまうのは危険です。仕事を円滑に進めるためにも、ときには周囲を頼る姿勢を忘れないでください。
謙虚な気持ちを忘れない
職場でいじめに遭わないためには、常に謙虚な気持ちを忘れないよう過ごしましょう。
傲慢な態度や高圧的な態度は控え、周囲に対し謙虚に接することで、いじめられる事例は減少します。
注意すべき点として、謙虚は「遠慮することや気を遣いすぎること、お人好しを意味する言葉」ではありません。
仕事をする際は、本当の意味での謙虚さを今一度考えてみてください。
いじめる人への接し方を考える
社会に出ると、どうしても合う人と合わない人に分かれます。距離が取れればよいのですが、攻撃的な人は嫌がらせ行為に走るおそれもあるでしょう。
自分に対して攻撃的に接してくる人、否定的な態度を取るような人には、あまり距離を縮めないよう注意してください。
こちらが構えば構うほど、相手はつけ上がります。
同じ部署内では難しいかもしれませんが、極力距離を置くことと、自分から話しかけないことを徹底するよう意識しましょう。
転職先の職場でいじめられたときの対処法
本項では、転職先の職場でいじめられたときの対処法について解説します。
- いじめに遭った事実を証拠として残す
- 信頼できる人に相談する
- ひどい場合は法的措置も考える
いじめに遭った事実を証拠として残す
仕事中、いじめに遭ったときは必ず現場を録画したり、録音したりして証拠を残しておきましょう。
まず、証拠がなければ上司などに相談した際、事実確認がとれないことで対応が難しくなります。
また労働環境を取り締まる行政機関や、法的に対応するための弁護士も、証拠がない限り行動に移せません。
ひどい行動・言動を受けたと感じた際は、同じ扱いを受けたときのために、証拠を残す対策に移りましょう。
信頼できる人に相談する
いじめの被害に遭い、その証拠を残せたときは、早めに信頼できる上司や同僚に相談しましょう。
誰かに相談することで、どのような対処をすればよいかを提案してくれるかもしれません。
注意点として、相談相手は必ず信頼できる人のみに絞ってください。人によっては、相談したことを周囲に話してしまうおそれがあります。
ひどい場合は法的措置も考える
職場によるいじめの内容が酷かったり、あまりにも悪質であったりした場合は、法的措置も考えましょう。
一応、法的に訴える前に、労働基準監督署に相談するという手もあります。
しかし、指導が入った後も会社側がなかなか対処してくれず、改善しないケースは少なくありません。
相談する人がいないときや、自分だけの力ではなにもできないときは、証拠を提示しつつ弁護士に相談するとよいでしょう。
ただ弁護士に相談し、訴えを起こすとなると、膨大な費用と時間がかかります。
決して簡単に進められる措置ではないため、弁護士に相談するときは慎重に考えてください。
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職場のいじめが原因で退職した人におすすめのサポートサービス
本項では、職場のいじめが原因で退職した人におすすめできるサポートサービスを紹介します。
失業保険サポート
- 4人に一人が失業保険を利用!抵抗がある方でも安心
- 会社都合とすることで給付期間を最大10ヵ月まで延長
- 再就職手当の一括給付のお手伝いも可能
失業保険サポートは、退職コンシェルジュにより運営されている、大手のサポートサービスです。
現在、退職者の4人に一人が失業保険を利用しています。まだ一度も申請したことがなく、抵抗がある方でも安心して相談してみてください。
また、いじめが原因の退職は、程度によっては会社都合として処理できます。会社都合になれば、手当の受給期間を最大10ヵ月にまで延長可能です。
再就職手当においても、最大120万円まで受け取れるお手伝いまでおこなえるので、気になる方はぜひ相談しましょう。
公式サイト:https://shitsugyouhoken-support.com/lp1/
社会保険給付金サポート
- 3,000人以上の方が相談している信頼のサポートサービス
- 無理して働く必要なし!退職後の生活をしっかりサポート
- 申請が不安な方のための無料個別相談も実施
社会保険給付金サポートは、3,000人以上の方に選ばれた、安心・安全の信頼できるサービスです。
パワハラやいじめにより、つらい思いをしている方に寄り添い、退職後の生活をしっかりとサポートします。
経済的な問題で、我慢して働き続けている方は、ストレスにより体調を崩す前にぜひ相談してください。
また、はじめての申請で不安が大きい方は、担当スタッフによる個別相談を利用するのがおすすめです。
完全無料で利用できるので、不安要素をまとめたのち、ぜひ気軽に相談してみましょう。
公式サイト:https://www.taishoku-concierge.jp/si-support/
まとめ|職場いじめで退職したときは今後の生活をどうするかが重要
職場でいじめに遭い、退職を余儀なくされた方は、今後の生活をどうしていくかを慎重に考えましょう。
退職した場合、無職となるため収入が途絶えます。失業保険を申請するのも対策として挙げられますが、期限が設けられているうえ、支給金額は決して高いとはいえません。
生活面において、余裕がなくなるリスクが大きくなってしまいます。
また、再就職活動をおこなう際も、次の仕事場で同じようないじめに遭わないための対策が必要です。
詳しい対策法については、本記事で解説した「職場でいじめられないための対策方法」を参考にしてください。
いじめられやすい人にならないよう、また何度もいじめられないためにも、常に人間性を磨くことが大切です。
失業保険(雇用保険の基本手当)は、退職後の生活を支える国の制度です。離職前6ヶ月の月収をもとに、月収の約50〜80%が、最大で約1年間にわたって支給されます。
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