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働きすぎの原因5つと今からできる長時間労働の改善方法
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働きすぎの原因5つと今からできる長時間労働の改善方法

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
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「日本人は働きすぎ」という言葉を何処かで聞いたことがあるかと思います。自分で自分のことを働きすぎと感じている方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、働きすぎと感じられている方へ、働きすぎと感じる原因を説明し、その解決となるアドバイスをします。
 

 

長時間労働の多い職場から離れてワークライフバランを取り戻したい方へ

自分は働きすぎているのか?長時間労働や長い残業が日常化していると、自分でも働きすぎているのどうかわからなくなってきます。長時間労働は過労死やうつに繋がりやすく、人生の幸福度も下がっていき、良いことは少ないでしょう。

 

もしあなたが慢性的な長時間労働に晒されていて、仕事を辞めたい、もっといい環境で働きたいと少しでも感じているなら、転職のプロに相談することで、よりよい環境でストレスなく仕事をすることも可能でしょう。

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日本人は働きすぎ?残業時間の平均は47時間

日本人は働きすぎともチラホラ聞きますが、実際に日本人は、どのくらい働いているのでしょうか。

 

平均的な残業時間は月47時間

日本人の平均的な残業時間を調べたデータをまとめたものがありますので、そちらをご覧ください。「残業時間の平均は月47時間

 

この47時間という数字を見てどう思いましたか?

 

「うわ。やっぱり働きすぎ」と思った方もいるでしょうし、「こんなもんか」と思った方もいるのではないでしょうか。それは、あなたの現在の労働時間によって感じ方は違うでしょう。

 

一般的な年間休日数は120日

一方、平均的な年間休日の数は120日程度となりました。「年間休日の平均は120日

 

これは、おおよそカレンダー通り(土日祝)の休みを取った日数と同じです。年間休日の平均に関しても感じ方は人それぞれでしょう。

 

 

働きすぎと感じる5つの原因

それでは、あなたはなぜ働きすぎだと感じますか?上記の平均的な数字を見てみて「やっぱり」と思った長時間労働の方でも、「他の人はこんなに働いているの」と思った方でも、「働きすぎ」と思っていることには違いありません。

 

中には、毎日定時で帰っていても「働きすぎ」と感じる人もいれば、毎日終電近く働いていても特に何も思わない人もいます。働きすぎが良いとか悪いとか言うわけではありません。要はあなたが不満に思わなければ良いことです。

 

過重なタスク|残業時間が長すぎる

理由の一つとして、定時を超えて労働時間が長くなれば長くなるほど、働きすぎと感じる人が増えることは安易に想像できます。どんどん労働時間が伸びるに連れて、働きすぎになるのは確かです。

 

さきほど、残業時間の平均は47時間とお伝えしましたが、Vorkersが公表している『残業時間レポート』によれば、月40時間から100時間以上の人が全体の6割以上存在しています。

 

 

参考:VORKERS

 

「もっと労働時間を減らしたい」「毎日毎日遅くまで疲れた」と思う方は、まずは労働時間を減らす為の対処法を考えてみましょう。対処法のヒントは「働く時間を減らす方法」に記載しました。

 

残業があたりまえの風潮も原因のひとつ

定時で退勤し、早く帰るという習慣がそもそもないという人もいるでしょう。原因として、仕事効率が悪く残業をしないと追いつかない。確立された業務フローなくチーム内での連携も取れていないなど。


また、長く会社に残っている人の方が偉い、仕事をしていると思われるような評価体制では、社員も残って仕事をすることを強いられている可能性もあります。

 

労働時間と給料・残業代が見合わない

ただ単に労働時間が長いだけではなく、それに見合った賃金が支払われていないことが、働きすぎだと感じる理由とも考えられます。例えば、労働時間が変わらなくても、貰える賃金が数万円でも増えれば、「働きすぎ」といった不満が出てこない方も中には出てくるのではないでしょうか。

 

「労働時間と賃金が見合わない」「残業代がしっかりと払われていない」とどこかで思っている方は、労働時間に見合った賃金を支払ってもらえる為の対処法を考えてみましょう。対処法のヒントは「働きすぎならお金を貰う」をご覧ください。

 

嫌な仕事をやらされていると感じる

ただ単に労働時間や賃金だけが働きすぎと思わせる原因だとは言い切れません。中には、毎日ほぼ定時で働いていても、働きすぎと感じる人もいるでしょうし、仮に、今の労働環境が改善されても、しばらくしたら働きすぎと感じる人もいます。

 

そういう方たちに言えるのは、仕事が嫌でやっている・やらされ仕事をやっていることが考えられます。例えば、労働は会社に嫌なことをやらされて、賃金はそのための慰謝料のようなものになっていませんか?

 

何も「転職をしよう」といった、大掛かりなものではなく、少し考え方を変えるだけで、働かされている時間から自分の為の時間になったりします。少し労働に対する考え方を変えるヒントを記載しました。「働きすぎなら自分のために働く」をご覧ください。

 

幸福度を感じるために長時間労働をしている

仕事をしている時間が長くなるにつれ、幸福度が増していくという研究結果もあります。

 

 

経済学で標準的に用いられている効用関数に、仕事から得られる達成感や自己効力感、職場で必要とされているという自尊心など、「非金銭的な効用」を組み込んだモデルを提示した。次に、従業員を4年間追跡調査したパネルデータを用いて、労働時間の長さと、仕事満足度、メンタルヘルスとがどのような関係にあるかを検証した。

実証分析の結果、まず、労働時間が長くなるほど、労働者の仕事満足度が増していくような関係が見出されることが分かった。

 

引用元:REITEI|仕事満足度とメンタルヘルス、労働時間に関する検証

 

いやで仕事をさせられている場合はともかく、本人の意思で長時間労働をしている場合、メンタルヘルスが毀損することはない可能性もあるでしょう。精神的な苦痛やストレスはないのかもしれませんが、体を壊す可能性もありますし、月80時間以上の残業は「過労死」の原因にもなります。

 

 

働きすぎを無くして適切な労働時間に減らす方法

もっともな内容ですが、働き過ぎなら働く時間を減らしましょう。まずは、自分でできる労働時間の削減方法に取り組んでみましょう。

 

ちょっと仕事のやり方を変えるだけで、労働時間が少しずつ減っていくよう効率化を図りましょう。いきなりは変わりませんが、地道に続ける事で少しずつ改善されていくはずです。

 

米100ドル紙幣の肖像にもなっているベンジャミン・フランクリンはこう言っています。「仕事を追え。仕事に追われるな。」と。

 

出勤したらその日の時間割を作る

効率良く仕事を進めるには、計画を立てることが1番でしょう。特に労働は、毎日同じようなルーチンワークになりがちです。ルーチンワークになってしまうと、ただダラダラこなしてしまいがちです。

 

一度1日を細分化して、「何時までには何を終わらせる」といった時間ごとに目標を立て、時間割を作ってみましょう。最初は、なかなかうまく間に合わなくても、続けることで徐々に誤差が無くなって行くでしょう。

 

大事な仕事は先に終わらせる

その中で大事な仕事はなるべく先に終わらせるように計画を立てましょう。理由は2つあります。1つは、労働時間の前半の方が集中力もあり、仕事を終らせるための力も発揮出来ます。

 

もう一つは、意外に仕事から帰った後も仕事のことが頭にあり、「この手があったか」というような、アイディアが頭の奥底にあったりします。出勤したらすぐにそのことに取り組むことで、思わぬパフォーマンスが発揮できたりします。

 

空気を読んで会社に残らない

周りの人も残っているからといって、だらだらと残業をしていませんか?

 

その時間は非常に無駄です。そもそも頭のなかで残業することが当たり前になっているかもしれません。自分の仕事が終わっていれば、空気を読まず、すぐに帰る習慣をつけていきましょう。

 

「上司になんと思われるか分からない」と思う方もいるでしょうが、自分はやることを終わらせているのです。誰も文句は言えません。

 

それでも気になるのであれば、周りの人を助けるくらいの余裕を持ってみるのも良いかもしれません。今までの働きすぎとは幾分違ってくると思います。

 

会社の環境を改善する

それでも自分だけでは改善が難しい職場環境もあります。従業員が足りていなかったり、仕事量が多すぎたり、その場合は他の人の力を借りましょう。

 

会社に交渉する

労働時間が長い原因は何がありますか?人が足りないからでしょうか?仕事が多いからでしょうか?人が少ないのであれば、人員を補充できないか交渉してみましょう。仕事が多いのであれば、それ相応の報酬を貰うような交渉をしてみてもいいと思います。

 

社外に報告する

そんなことが通用しない粗悪な環境もあります。粗悪な環境が悪循環になり、人が足りなくなったり、残業代未払いや長時間労働を違法に行っている場合です。基準として、1ヶ月45時間以上の残業が続くようでしたら、働かせすぎと思って下さい。

 

法律でも働かせすぎを抑制するための制度があります、「36協定の仕組みと労働時間・残業代の問題」をご覧いただければ、労働時間がどのように定義されているかのおおよそは分かるかと思います。

 

 

労働時間と賃金が見合ってない場合|残業代請求・評価・転職

労働時間が長くても、それ相応の賃金が支払われているようであれば、働きすぎでも多少は我慢もできるでしょう。割りきって「今はお金のために働いている」という気持ちをエネルギーにできるでしょう。

 

正当な賃金を支払ってもらう

そもそも働いた分の賃金を正当にもらっていない方もいるのではないかと思います。

 

いわゆるサービス残業です。定食屋で1,000円の定食を食べたら、代わりに1,000円支払うように、労働者は賃金分の労働力(労働時間)を提供し、会社はそれの代金(給料)を払うことが当たり前です。

 

もしも、その構図が崩れているようでしたら、正当な賃金を請求する方法を取ってみてください。残業代を正当に払うとコストがかかるからということで、結果的に労働時間が短くなることも期待できます。詳しくは「残業代請求の全手順」をご覧ください。

 

成果を上げる

長期的な内容になりますが、成果を上げ続ければ、出世や昇給などの形で返ってくるでしょう。成果を上げる事に注力してみてください。「働きすぎ」という労働時間に目を向けるのではなく、「何をやった」という成果に目を向けるようにしてみましょう。

 

スキルアップ・転職のチャンスも出てくる

万が一、会社がそれを認めてくれなくても、確実にあなたのプラスになります。成果を求めて働くことは、必ずスキルアップに繋がり、もっと待遇の良い企業へ転職する自信がついてくると思います。

 

転職をする

長時間労働の改善や正当な評価を受けたい場合、いっそ別の会社に転職するという選択肢も考えましょう。ある意味最も簡単な方法で、職場環境を変えるだけでそれまで悩んでいたことが全て解決できる可能も高いと思われます。

 

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仕事が嫌で働きすぎていると感じる場合の考え方

働きすぎだと感じる人には、仕事が嫌な人も多いと思います。「きれいな女の子が隣りにいると1時間が1分に感じる。」とアインシュタインも相対性理論で言っています。ならば、仕事を嫌いから好きに変えていければ、働きすぎと感じることはまず無いでしょう。

 

仕事を好きになる

仕事が嫌いな人にとって仕事を好きになるということには抵抗があるかもしれません。しかし、最終的にそこで働くことを決めたのはあなたですよね。悪いところにばかり目を向けず、良いところがないかを探してみましょう。

 

自分の好きなモノとコトを知る

よく「あれは嫌い、やりたくない」と思っている人には、自分が何をやりたいのか分かっていない人が多いものです。あなたが小学校の頃から今までに好きだった・楽しかったモノとコトを書き出してみてください。

 

モノとは、旅行であったり、バスケであったり、ゲームであったり楽しさを感じる対象です。例えば、バスケが好きな人は、単純にバスケをすることだけが楽しいわけではありません。「見る」「応援する」「成績を残す」「みんなでワイワイする」それぞれのコト(行為)に楽しさを感じるのではないでしょうか。

 

職業で言うと、モノ=業種・業界のことで、コト=職種みたいなものです。業種はなかなか同じ会社内で変えられる可能性は低くても、職種は社内でも数種類あります。例えば、バスケで成績を残すコトが好きだった人は、成績が顕著に現れる営業職で成績を残すことも楽しいはずです。みんなでワイワイするコトが好き位だった人は、人事や教育係などにやりがいを感じるかもしれません。

 

自分のためだと思うようにする

ただ単に今を働いているだけではなくて、5年後10年後にどうなっていたいのかを考えてみるのも良いでしょう。もしも、あなたが「将来何かをしたい」と思ったら、何を考えますか?本で勉強したり、セミナー、学校に行くことを考えるのではないかと思います。

 

勉強するにも、セミナーに行くにも、学校行くにもお金がかかります。もし、今の仕事と将来やりたいことの関連性を見つけることができれば、リアルの場で、しかもお金をもらいながら勉強ができるのです。

 

クライアント目線を持つ

例えば、1日中工場内で製品を作っていると「何のために働いているんだ?」と、思う方もいるでしょう。でも、あなたが作った製品がお客さんに買われ、そのお金の一部があなたの給料になっているのです。

 

どのような業種・職種であれ必ずあなたの仕事を必要とする人がいます。だからこそ給料として返ってくるのです。全くお客さんがいなければ、その会社は潰れます。たまにはお客さんの姿を見に行ってもいいでしょう。

 

人間関係を改善する

いくら仕事を好きになっても、会社での人間関係がうまく行かなければ、職場が苦痛になるでしょう。こちらは普通に接しているつもりでも、「上司が厳しすぎる」「無視される」「殺伐としている」ようであれば、あなたの職場でパワハラが蔓延していることも考えられます。

 

職場での人間関係は、自分のストレスを減らすためにも、円滑にしたいものです。「上司のパワハラを止めさせる確実な手順と状況ごとの対処法」をご覧ください。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。

 

少し、ふわっとした内容でしたが、職場に不満を抱き、働きすぎと感じることを少しでも減らすには、自分自身の取り組みで改善できる部分も多数あります。

 

もちろん、それでも改善できないような違法な働かせ方をしている会社が出ないように、法律できっちり制限されています。

 

そのような内容にご興味がある方は、他のコラムを参考にされてみてください。

 

 

 

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労働時間の根本的な考え方|定義や労働時間の平均まで

本当の残業の定義|隠れた残業と残業を減らす方法

時間外手当(残業手当)の正しい計算方法とは|未払い時の請求方法も解説

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事は労働問題弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※労働問題弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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